常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

大晦日

2018年12月31日 | 日記

大晦日、新年へのカウントダウンが始ま

った。思えば、病気もせず、この一年を

過ごせたことに感謝しなければならない。

雪化粧をした千歳山が、来る年を象徴し

ているように感じる。ビアスは『悪魔の

辞典』で一年を「365回の失望から成る

一期間」と定義しているが、もうこんな

見方は若い世代にしか受け入れられない

であろう。いろいろ困難なことも乗り越

えて安堵を覚えるのが正直なところだ。

本を見ていると、NHKの「行く年来る

年」の由来が書いてあった。昭和4年の

晦日、JOAKの局が浅草寺の境内にマ

イクを2本据え、参詣人の足音、鈴の音、

賽銭の音、柏手の音、百八の鐘の音を収

録して年越しの雰囲気を放送したのが始

まりであるとのことである。紅白歌合戦

も途中で切り上げ、除夜の鐘も聞くこと

なく就寝してしまうのが最近の越年の習

慣である。

とし積むや年々に年の美しき 井上士朗

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東黒森山

2018年12月29日 | 登山

 アンコール登山というべきか、番外とな

る登山を年末の29日に設定した。しかも

折からの寒波。剣岳では、吹雪かれて下

山できない人が、雪洞でビバークしなが

ら天候の回復と救援ヘリを待っていると

いう悪条件だ。しかし、この山は里山、

登山道にもさほどの危険はない。メンバー

から中止という声も聞こえてこない。未

明には、雪が降りしきっていたが、出発

の8時半頃には明るさが増し、風も凪いで

小康状態となった。

東黒森山は、白鷹丘陵の一郭、畑谷大沼の

上の山だ。標高766m、雪のない季節は、

市民の憩いの場として、人が集まる。登山

口から頂上まで、約1.5㌔、歩行時間一時

間弱の散策コースである。積雪は50㌢強、

ラッセルをしながらの登頂は、約倍の時間

を要した。今シーズン初めてのカンジキを

履いてのラッセル。雪の上が既に懐かしい。

寒気のなかで、天候も目まぐるしく変わる。

小やみになった雪だが、風通りのよい場所

では強風が吹き抜け、木に着いた雪を勢い

よく飛ばす。一瞬ホワイトアウトのような

状態になる。ほどなくして青空が見え、山

頂では大沼など見晴らしも堪能できた。一

年のしめくくりの登山としては、参加メン

バーにとっても記念すべきものとなった。

白さもて魅惑す朝の雪嶺は 相馬 遷子

 

 Bill Evans, 'Round Midnight

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年12月28日 | 日記

今日、テレビを見ていると、寒気と寒波

の違いを問うクイズがあった。答えを言

うと寒波は、寒気が上空に滞在している

期間が3日以上になると寒波と言う、と

のことであった。雪国に生れているので

年末に雪がないと落ち着かない。雪で地

上が被われると、何かほっとするような

気がする。

降る雪や明治は遠くなりにけり

中村草田男

昭和6年、草田男が卒業した小学校を母校

を訪ねたときに詠んだ句だ。雪景色は、

人を回想の世界へ引き込む力があるらしい。

しかし、雪に降られる豪雪地帯で生きてい

る人には厳しい季節である。豪雪の地区は

過疎になっていて、除雪も屋根の雪おろし

も大変である。無事にこの冬が過ぎること

を祈らずにはいられない。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒波第二波

2018年12月27日 | 日記

この冬二度目になる寒波。年末から新年

かけて居座るらしい。ベランダから外を

撮ったが画面に雪の粒が見えている。

今日のBGMは辻井伸行のピアノ、ショ

ンの12のエチュード。力強いピアノの

響きが耳に心地よい。

きのう、尾花沢の親せきに行ってきた。

お土産にお正月に食べる銀杏、搗きたて

の持ちをいただいてきた。こちらは積雪

のない年の瀬だが、尾花沢は田んぼに30

㌢ほどの雪が積もっていた。民謡に「紅

葉の天童、雪を眺むる尾花沢」というの

があるが歌の通りの景色を見たような気

がする。

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の日常

2018年12月26日 | 日記

活脳クラシック モーツァルト 心と体を整える 愛の周波数528hz(DNA Repair 睡眠 作業用BGM)

冬は外出の機会が少なくなる。写真の材

料も少ない。この年になると新しく始め

ることも次第に少なくなる。そんな時、

大きな助けになるのは、デジタル生活だ。

スマホやパソコンを活用して新しい習慣

を身につけることが多い。

最近始めたルーティンは朝聴くクラシ

だ。こうして、モーツアルトを聴きな

ら書くブログも悪くない。一日30分の

筋トレ。山登りを続けるための筋肉維持

には欠かすこのできない習慣である。私

の場合は特に足の筋肉を意識している。

このやり方も教えてくれるのもユーチュ

ーブである。

朝の味噌汁には1個の牡蠣と3粒の銀杏。

牡蠣は鉄分やミネラルの補給に必須。銀

は記憶力維持を期待している。そして

本を読む習慣。本を読み、写真を撮り、

山を歩きを続けながら書き続けるブログ。

心とと身体に新しい血と酸素を補給する

私の方法だ。こうして、今年も無事に過

ぎようとしている。

一日をくらくあかるく冬の雨 軽部烏頭子

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする