ウォッチメン最高！

今年初めて映画観に行きました。
それも、待ちに待ったアミコミの「ウォッチメン」を。

昨年2008年は、自分の中でバトマンイヤーでした。
そう、「ダークナイト」が夏に公開され、震えがとまらなかったなぁ。

そして、一昨年2007年は、「スパイダーマン３」。

そして同じく2007年の「ゴーストライダー」。

どれも面白かったし、相当入れ込んでますが、今回の「ウォッチメン」も相当入れ込みそう
です。

★公開中映画につき、観に行こうと思っている方、ここから先はネタバレ要注意です。
この映画、賛否両論ですが自分は面白かった。
（また観に行きたい！）

　　　
原作は、、「フロム・ヘル」、「リーグ・オブ・レジェンド／時空を超えた戦い」、
そして最近記憶に新しい「Ｖフォー・ヴェンデッタ」等で全世界に知名度の高いアラン・ムーア。

ストーリーが、はっきりいって難しいし、性的描写もあるのでR15指定。
暴力的な描写もあるので、今までのアメコミとは違います。

　　　
まず、ウォッチメンというのは単体ヒーローの名前ではないのです。
自らを自警団と名乗り、街の犯罪者達をことごとく倒していく。
ただし、決してきれいなヒーローでは無く、自分たちの為に戦ってきた。
なので、中にはとても残忍な奴もいたりする。
パンフの右下がそんな人物。
そいつの名前は「コメディアン」。
コメディアンは、ベトナム戦争に参戦し、政治的な力も裏に見え隠れする。
そのコメディアンが誰かに殺されるところから、このストーリーは始まります。

　　　
時代設定は1985年のアメリカ。
この時代はソ連との睨み合いが続いた時代。
この時代、ウォッチメン達は、活動を禁止され一部のメンバー以外は自警団を
引退しているのです。

　　　
写真は「ロールシャッハ」。
こいつだけは、仲間が誰に殺されたのかをひたすら調査します。
ところが、このロールシャッハも警察に逮捕され監獄に入れられる。
その監獄には、昔自らが捕まえた犯罪者やギャング、マフィアが蠢いています。

　　　
ナイトムーア。
昔はロールシャッハとコンビを組んで、活躍したヒーロー。
引退後は、ひっそりと目立たずに生活を続けていたのですが、ロールシャッハが
監獄に入れられたのを知り、助けに行く覚悟を。
葛藤の中、自分の生きる道はこれしかないと。

　　　
紫のスーツに身を包むのは、オジマンディアス。
正義の為なら何でもする。
ソ連とアメリカとの戦いを防ぐために立ち上がるのですが、目的を遂行するために
手段を選ばない人間。
オジマンディアスは、昔仲間だったロールシャッハ、ナイトムーアとは、考え方が
違います。
最後は、真実を伝えることが正義と考え、昔かたぎな（ある意味人情？）、ロールシャッハ、
ナイトムーアと一線を交える事に。

　　　
時代背景や難し目のストーリーはさておき、どことなく可愛らしさや優しさを各キャラクター
が持っている印象を受けました。
自分だけかな？

　　　
ナイトウォールが少しバットマンもどきにも見えました。

BGMで「サウンドオブサイレンス」などその時代にヒットした曲をたくさん使ってました。
怖さと難しさで考えさせられる内容でもあり、どこか懐かしさ、せつなさも感じさせてくれる。

もう一回は観たい。
そうすれば、なるほど感が出てくるかも。。。

ウォッチメン　予告編