松実ブログ

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人は見た目が100パーセント?

2017年05月18日 09時00分10秒 | Weblog

みなさんおはようございます。

今日の天気も昨日に引き続き曇り空ですが、午後からは晴れるそうですね。

さて、今日は課題研究についてお話ししたいと思います。

この松実ブログでもたびたび取り上げられる課題研究という松実独自の授業

5月3日、5月11日の記事でもマリオ先生、tats先生が

「私にとって働くとは?」という回を取り上げていました。

前年度まで松実の教員が中心となって行われていた課題研究。

なんと今年度からはS先生が担当をすることになったので

さらにパワーアップし、大学の先生や企業で働く社会人の方といった

外部の方をお招きしての授業が展開されています。

今週の15日にも感動プロジェクトの方がいらして

「就活力を身に付ける」というテーマでお話をしてくださいました。

その中で私自身が一番面白い!と感じた話題が

「面接は第一印象で決まる」というお話しです。

極論を言うと“人は見た目がすべて”という意味なのだそうです。

捉え方によっては「そんなことは…」と言いたくなるような言葉ですが

実際に生徒の中にも

「人では見た目では判断できない!」「それは失礼なんじゃないか?」

といった言葉も多く挙がっていました。

私もそのストレートな言葉にとても驚かされましたが

内容を聞いてみると、なるほど…と納得してしまうような理由がたくさん含まれていました。

何も情報のない初対面の人と出会った時

一番初めに見るところは、表情や服装、言動などです。

その感動プロジェクトの人の話では、

第一印象が「だめだ」と思ってしまえば

その人のだめなところばかりが目に付く、というのです。

例えば、大きな声で話をする人に対して

第一印象が良ければ、会話をしたときにも

「はきはきと話し、はつらつとした元気な人」という印象になりますが、

第一印象が悪ければ、会話をしたときには

「声が大きくてうるさい、空気が読めない人」という印象になる可能性があるということです。

実際に話していただいた

第一印象が「怖い」と感じていた人が、ドンっと大きな音を立てて物を置いた時に

「怒っているのかな?」「何かしたかな」と感じてしまう、という心理には

生徒たちも思わず納得してしまったようです。

そして、さらに第一印象の怖いところが

一度その印象を与えてしまうと、拭うことがなかなか難しいという点です。

一度ついた印象は、何度も関わりを持っていく中でしか変わらないようです。

第一印象で納得のできない印象を与えてしまった人が

「本当はこんな人だったんだ」「思っていた性格とは全然違った」と

相手に分かってもらうには、それなりの時間をかける必要があるということです。

ということは、面接のような一瞬の出会いでは

第一印象というものがどれだけ大切な物かが分かりますね。

今からできることは、礼儀、マナー、モラルなどといった習慣であり

それらは時間をかけなければ身につかない物であり、

意識的に実践していかなければいけない、というお話しでした。

「人は見た目が100パーセント」というドラマも放送されていますが

一概に「そんなことはない!」とは言い切れないなあ…と感じた貴重な時間となりました。

みなさんの第一印象はどうでしょうか。

また、それに見合った行動に移すことが出来ているでしょうか。

主観的に考え、行動することも大切ですが

時には自分の言動が“周りの目にはどう映っているのか”

そう考えることが、客観的に自分を見つめることにつながるのかもしれません。

学校という公共の場で、周りとどのように関わっていくのか

今一度考えたいものですね。

私自身も「怖い」「話しかけにくそう」という第一印象だった、と

のちのち生徒から言われることが多くあります。

「人は見た目がすべてだ」とまでは思いませんが

見た目が与える影響については、心しておかなければと思った今日この頃です。

ふう


毎年母の日には、決まったお店でカーネーションの鉢植えを買うことを決めています。

子供の頃はお金がないので、折り紙で作ったカーネーションをわたしたり、手紙を書いたりと

思ったような物をあげられなくて、悔しい思いをしていたことを毎年思い出します。

そして大人になった今「1番大きいのをください」と言えるようになり、とても爽快です(笑)

昔も今も形は問わず、身近な人に感謝の気持ちを伝えることは大切ですね♪

その後、母はそのカーネーションの鉢植えを撮影し、LINEの画像に設定しています(笑)