中等部は、卒業式から1週間経った17日に修了式を迎えました。
天気にも恵まれて、とても清々しい日になったことを嬉しく思います。
ところで、少し私ゴトを書かせてください。
修了式の前日、暖かい日であったにも関わらず悪寒がしていました。
薄着をしすぎたのかな?と楽観的に捉えながら次の日の準備をしていたのですが、
イスに座っているのがやっとだったので、普段よりも少し早く寝ることにしました。
念のため熱を測ってみると、38度。
「どうしよう、明日学園に行けなかったら。」と急に不安になりました。
最後のホームルームに担任がいない教室を想像しただけで悲しい気持ちになりました。
残りたった1日、でもこの1日でしか伝えられない想いや言葉があるのです。
私は自分を信じて、「絶対熱を下げる!明日のクラスホームルームでみんなにお別れを伝える!」と決意して、
バナナ2本を勢いよく食べて、布団に潜り込みました。
寝ている間にどんどん体が熱くなっていくことを感じながらも、奇跡を信じて瞼を閉じました。
朝、普段よりも少し早く目がさめると、とても体が楽になっていました。
熱を測ってみると、なんと35度まで下がっている!!と驚き交じりに喜びました。
そこからはものすごい速さで準備し、学園に急いで向かいやり残していた仕事を終えて電車に乗り込みました。
修了式を終えて、ホームルームの時間になったときに、少し前から考えていたメッセージを生徒に伝えました。
最後まで気丈に振舞おうと思っていたはずが、開始30秒で泣いていました。
最後の日にみんなの顔をみて、自分の言葉で気持ちを伝えられてよかった。
「2Bでよかった」という言葉が、お世辞だったとしても聞けてよかった。
十分にみんなの力になれなかった私の言葉に、涙を流してくれる生徒がいて嬉しかった。
何より、生徒として出会ってくれたみんなに感謝です。ありがとう。
長い春休みの間にゆっくりと休養を取ってください。
新年度最高のスタートが切れますように!
タナスヅ