まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

男を持続させる食べ物、生き方

2010-04-02 12:35:31 | 性愛の倫理学
この話題を心待ちにしている方が約1名いらっしゃいますので、
ご報告させていただきます。
『男を持続させる食べ物、生き方』(石原結實著、ベスト新書、2009年)
という本のことを、先日は 「がんばらないダイエット」 の一環として取り上げましたが、
今回はタイトル通りの内容としてご報告させていただきます。
ざっくり全体像をご紹介いたしますが、
なぜいいのかとか、具体的にどうすればいいのかとかも詳しく書いてある本なので、
詳細はぜひ原著にあたってみるようにしてください。

【男を持続させる食べ物】
・植物の根
  山芋、人参、ゴボウ
・ユリ科の植物
  ニンニク、タマネギ、らっきょう、ニラ、ネギ
・ヌルヌルねばねば食品
  納豆、うなぎ、どじょう
・卵関係
  鶏卵、タラコ、白子、ウニ、カラスミ
・亜鉛含有食材
  カキ、牛肉、レバー、ゴマ、生姜、エビ、カニ、イカ、タコ、タラ

【男を持続させる生き方】
・食べ過ぎない
  朝だけ断食
・下半身を鍛える
  脚、腰、腹筋
・女性に選ばれる男になる
  甲斐性、誠実、共感、コミュニケーション、協力、外見への気遣い…
・血行をよくする
  陽性食品の摂取、運動、入浴、睡眠、マッサージ…
・ストレスの軽減
  早寝早起き、趣味、感謝の気持ち…

とまあ、こんな感じです。
著者は漢方にも詳しい方のようで、
「相似の理論」(体の悪い部分をそれに似た形の食品で補う=男根が弱ったら根を食べる)
とかも紹介されていて、近代合理主義者の私はつい眉にツバをしてしまいそうになりますが、
西洋医学における最新のデータなども織り交ぜて説明されているので、
なんとなく納得もできてしまいます。

上記の中でも食べ物に関しては生姜、
生き方に関しては断食が特にフィーチャーされていました。
イタリア・サレルノ大学の医学校では、
「老人はもっと生姜を食べよ。
 そうすれば若いときと同様に愛し愛され、幸せな生活を送れるだろう」
と奨励されているそうです。
また、一般に服用される約200種類の漢方薬のうち70%に生姜が生薬として含まれていて、
「生姜は百邪を防御する」 のだそうですが、
上記の生き方にも関わって、血行をよくし体温を上げる効能や、
さらには抗うつ効果もあり、ストレスを抑えてくれるので、
何重の意味においても生姜は男を持続させるのにとって重要な食材なんだそうです。

また、「空腹こそ、最強の強精剤」 とのことで、
発情期のオットセイは繁殖期間中ほとんどエサを食べずに数十頭のメスと交尾し続けるそうだし、
ミドリムシも牛も、エサを過剰に与えると交尾をしなくなり、
飢餓状態にすると交尾を始めるそうです。
日本のベビーブーム (団塊の世代の誕生) も、戦後の食料不足の時代に起こりましたし、
食料の不足しがちな発展途上国においてたくさんの子どもが生まれ、
逆に食べ物の溢れている先進国では男性の生殖機能が落ちるのだそうです。

というわけで、前回ご紹介した 「石原式基本食」=「朝だけ断食」 を、
ダイエットのためにも、男を持続させるためにも実践していきたいと思うのですが、
この時期なかなか誘惑が多くて…。
けっきょく、どんなにがんばらないですむダイエットや健康法でも、
最低限、誘惑に打ち克ってそれを続けるだけの意志の力をもっていないと、
まったく機能してくれないということなのでしょう。
うーん、がんばらねば

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2 コメント

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まってました〓 (しん)
2010-04-03 11:39:26
いつブログに載るのかと、心待ちにしておりました。
早速、参考にさせていただきます

まずは、腹筋を鍛えるべく、お腹ブルブルの機械を買おうかなぁ
返信する
お待たせいたしました (まさおさま)
2010-04-03 19:49:32
反応が素早いですね。
いつもご覧頂き誠にありがとうございます。
コースメニューに 「絶倫」 とかいうのを追加して、
生姜の天ぷら、山芋の天ぷら、人参の天ぷら、ニンニクの天ぷら、タコの天ぷら、タラコの天ぷら
等々を盛り込むというのはいかがでしょう。
すでにエビ、イカ、ウニ、白子などはメニューに入っているわけですし。
「天ぷら ひわい」 にはうってつけのコースだと思うのですが。
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