まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

一万歩散歩

2011-02-20 23:09:12 | がんばらないダイエット
昨日はけっきょくあのあとカップラーメンを食べてしまいました。
カップラーメンといっても現在うちに買い置きしてあるのは、
昼食用の天ぷらそば (「緑のたぬき」 とか) だけですので、
以前に朝から食べていたような、こってりしていたり、
スーパーサイズのものだったりではないのですが、
しかし、大盛りパスタを食べたあとのダメ押しですから、
ダイエットにも健康にもよくないにちがいありません。

そして、昨晩そんなに食べたにもかかわらず、やはり朝にはまた空腹感がやってきていました。
今日はのんびり起きたので、ちょっとがんばればすぐにお昼になりそうな時間で、
朝食はなんとか抜くことができましたが、
お昼になったらもう空腹で空腹で、とてもそばで耐えられるような感じではありません。
しかも、どういうわけだか本格的インドカレーが食べたい気分です。
そこで昼のそばはあきらめてカレーを食べる代わりに、
たくさん歩くことにしようと計画しました。
いつもの万歩計をもって一万歩の散歩を目指します。
そこで、昨年末に見つけて一度だけ行ったことのある
「本格インド料理 スルタン」 に行ってみることにしました。
「スルタン」 は13号線を飯坂方面に向かって進み、信夫山トンネルを抜けた先にあります。
うちあたりから行くとけっこうな距離があります。
しかも、食後はそこから引き返さずにさらに遠くまで足を伸ばそうという無謀な企てです。
一度、「スルタン」 よりも先にある 「ヤマダ電機」 まで歩いていったことがあるので、
「スルタン」 に行ったぐらいではとうてい一万歩には届かないことはわかっていました。

というわけで昼前くらいに自宅を出発しました。
「スルタン」 までは大した距離でないとはいっても、歩くとやはりきついです。
特に信夫山トンネルってクルマだとすぐに通過できてしまうのですが、
歩いてみるとけっこうあるのです。
標示によると全長760mだそうです。
ちょうど真ん中あたりで写真を撮ってみるとこんな感じでした。



まだまだあるという感じですね。
振り返って入り口のほうも撮っておきました。



この760mのトンネルを抜けるのに約8分ほど、歩数にして930歩ぐらいでした。
「スルタン」 までは全部で2700歩くらい。
やはり 「スルタン」 往復では一万歩は稼げませんね。
とにかく、朝からお腹が空いてしょうがなかったので、
「スルタン」 でエコノミーセット1,200円也をいただきました。
2種類のカレーと大きめのナンとサフランライスで満腹になりました。

さて、お腹いっぱいになったところで13号線から4号線に向かいます。
信夫山の北側の麓ぞいの道を東に向かって歩いていきます。
以前の行きつけの蕎麦屋 「一膳」 (残念ながら昨年閉店) の前を通る道なので、
クルマでは何度も通ったことがあるのですが、
やはり歩いてみるとけっこうな距離があります。
相当な時間をかけてやっと4号線に出ることができました。
4号線をほんのちょっと南下してから115号線 (相馬に向かう道) に入りました。
「BOOK OFF信夫ヶ丘店」 に寄っていこうという計画です。
ここもよくクルマでは行ったことがあるのですが、
4号線と115号線の交差点 (岩谷下) からBOOK OFFまで、
こんなに遠いとは思っていませんでした。
足やら腰やらが少し痛くなりながらなんとか到着することができました。

マンガ (『KATSU』) をしばし立ち読みし、何冊か文庫本を買い、
わりと長い時間ここで休息してから帰途につきます。
115号からまっすぐ4号を突っ切って、芸術文化クラスの卒業コンサートが行われる音楽堂や、
同じく卒業制作展の開催される県文化センターなどを通り過ぎていきます。
福島テレビのあたりまでやってきたところで、やっと一万歩を超えました。
いやあ、それにしてもこんなに歩かないと一万歩にならないんですか?
食事時間や立ち読みの時間を含めてですが、
もうかれこれ家を出てから3時間以上経っています。
今日はたまたまヒマだったからこんなに歩いていられましたが、
ふだん仕事がある日にこんなに延々と歩いてはいられないでしょう。
うーん、一万歩おそるべしっ!
毎日一万歩歩くなんてゼッタイにムリです。
T先生はどうやってそんなに歩数を稼いでいらっしゃるのでしょうか?

そのまま一気に帰宅してもよかったのですが、
疲れたしノドも乾いてきたので、喫茶店に寄ることにしました。
最初に通った信夫山トンネルの入り口付近にある 「Cafe Carrera」 というお店です。



お店の中にスポーツカーが置いてあるのを見たことがありましたが、
実際に入店したのは今日が初めてです。
「Clipper」 という美容院が併設されていて、
そこの美容師さんが知り合いなので噂はかねがね聞いていたのですが、
本物のポルシェが店の中にある姿は圧巻です。



今は車検が切れてしまっていて走らせられないのだそうですが、
いつもはオーナーがこれに乗っかって出かけていったりもしていたそうです。
カフェラテを飲んでいたら、知り合いが喫茶店のほうに顔を出してくれたので、
いろいろ話しているうちに、ちょっと乗せてもらうことができました。



外見はカッコいいですが、ドアの取っ手すら付いていなくて、
乗り降りするのも一苦労、必要最小限の装備しか付いていないので、
まるで遊園地のゴーカートのようです。
快適性は何一つ求めず、ただひたすら走ることを楽しむクルマなのでしょう。
たぶん私だったらすぐにエンストして、
店からクルマを出すことすらできないのではないでしょうか?
今日の散歩も、カレーを食べたり、
マンガを読んだりという目的があったからあんなに頑張れたものの、
ただ歩くことだけを楽しむとか、とにかく一万歩歩くことだけを目的としていたら、
とっくの昔に挫折してタクシーを呼んでしまっていたことでしょう。
どうやら私は純粋に何かを楽しんだり、
ひたすら目的達成に勤しんだりということには向いていないようです。
もう二度とこんな散歩をすることはないかもしれませんが、
一人でこんな散歩をしたこともあったのだということは、
こうして記録に留めておきたいと思います。
けっきょく家に帰り着いたら1万3000歩に達していました。
万が一次の機会があるとしたならば、今度は 「大黒屋」 まで歩いて行ってみようかな。


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