■ 昨日受講した妻から要点を教わろうとしたが、講師が虫や症状について映像で説明していたので、教えることはむずかしいと言われてしまった。
それでも、若干の話と、いただいたテキストコピーから、今までの菜園作業でおろそかだった点が見えてきた。
野菜の病気や害虫を防ぐ、基本的な知識が身についていないまま続けてきたようです。
それでも、それなりに野菜づくりは楽しめてきました。
でも、本物ではなかったですね。
気温、土壌条件、空気、湿度、天候などでいろいろ変わったり、病気や害虫の種類も多い。
これを機会に、
病気と害虫の見分け方は、その都度きちんと対応しながら覚えていくとして、今すぐにできることをまとめてみた。
<農薬にたよらないで病気や害虫を防ぐ>
「健全な種、苗」と「土づくり」に加え、病気を引き起こす原因は、「畑の管理」にもある。
発病しやすい条件を取り除くことが大切
① 土づりは念入りに…
水はけ、水もち、肥えた土。堆肥など有機物の施用、土のpH調整、耕盤の改善、施肥量の改善
② 畑は清潔に保つ…
収穫終了後、前作の古葉や残り株・根をぬきとり処分する。次の発生源を除去。太陽熱で消毒するのが安全(1ヶ月くらい)
③ 連作はしない…
最低3年。安全を考えると5~7年必要
④ 厚まき、密植を避ける…
間をとりじゅうぶんにとり、日あたり、風通しをよくする
⑤ 多肥栽培、特にし窒素肥料のやりすぎは木ボケになる…
⑥ 抵抗性の品種を選ぶ・接木苗を使う…
⑦ 排水が悪いと根の活性が落ちる。排水をよくする…
⑧ 病害虫の被害を最小限に抑えるには、早期発見早期防除が肝心…
病気の場合、小さな病班ならその部分だけむしりとる
⑨ 害虫はテデトール(手で取る)が一番。ネットなどを使ってトンネル被覆をして寄せつけないようにする。様々な資材を使いこなす…
寒冷さ、サンネットなど
⑩ 雨よけ栽培が病気を減らす…
⑪ 農薬の使用は最小限に…
基本は予防、早期発見・早期防除
でした。