ちょっと高松

うどん県&マグマシティの探訪記と日々の暮らし。

尾道・倉敷・瀬戸内の島々めぐり~その9

2011-09-15 | 観光

13:25豊島・家浦港到着なんていい天気なんでしょうしかし…暑い

まず先に荷物を預けて、次に自転車を借りて行動

ところが…私の前に並んでいた人、実は6人の団体で…自転車、全部貸し出されてしまいました

そして「只今、貸し出せる自転車はありません」の札

先に自転車借りればよかった…。島の路線バスの出発は30分後。ちょっと時間がもったいない。

自転車貸出のおじさんいわく、この先のガソリンスタンドでも貸出をしている、とのこと。

ただし…電動じゃなくママチャリなんだそう。

 

ママチャリでもいいか、と思ったんですが、おじさんに「脚力に自信あるならいいけど、ここの坂は結構キツイよ~」とのこと。

土曜に稽古してないから、ママチャリでトレーニングとも思ったのですが、この暑さの中ではやめた方がいいよなぁ…。

結局30分待合室でバスを待つことにし、おじさんに「待合室にいるので、バスまでに自転車返却されたら教えて下さい」と伝えました。

犬島の暑さにかなり体力を奪われていたので、少し休憩タイム

5分もしないうちに、あのおじさんがやってきて「自転車返却されたよ~」とのこと。

こんなに早くやった~

おじさんもあまりのタイミングの良さに驚いてました。「なかなかないんだよ~こんなに早く返ってくるの。よかったね~」

 

おじさんに電動自転車の使い方と島の道を教えていただき、出発(島の地図はこちら

走ってしばらく、おじさんの「坂はキツイよ~」という意味がわかりました。

電動自転車に乗ったのは初めてなのですが、こんなに便利なものがあるのか~と感心しましたよ。

さて、豊島最初のアートは森の中にある「トムナフーリ」という作品。

入口で長靴を借りて(タダで借りられます)

こんな道を通って

農業用のため池に作品がありました。

作品の説明ではニュートリノやスーパーカミオカンデと結ばれていて光を放つ、とのことですが…

こんなに明るいと、光ってるかどうかもわかりません。ここはお天気がちょっと悪いぐらいの方がいいんでしょうかね。

帰り道では、沢ガニを発見。案内係のおじさんいわく、共食いするんだそうです。。。

続いて、自転車貸出のおじさんに勧められた「唐櫃の清水」へ。

ここのお水はおいしいから、絶対飲んでと言われたので、飲んできました。

冷たくておいしいお水。自転車で坂を登ってきた私にとっては、本当にありがたいお水でした

そして次の目的地、島キッチンへ。

本当はここでお昼を食べたかったんですが、そこまでお腹が持ちませんでした…。

ちょっと早めのおやつとして「和三盆のプリンと庭でとれたいちじくのソーダ」をいただきました

エネルギー補給も終わったところで、いよいよ豊島美術館へ。

(※美術館内は撮影禁止です。美術館の概要はこちらよりご覧下さい。)

この美術館、中はからっぽなんですよ。巨大な白い壁の空間が広がっているだけで、壁などに展示物は一切なし。

天井には大きな2つの丸い穴。いったいこれって…。

足元を見ると、いくつもの小さな水たまり。しかも、生き物みたいに動いている~

水たまりをめがけて動いていき、一緒になって、また動いて…を繰り返す。天井からの陽の光で、水がキラキラと光る

水滴がつくるアート、とでもいうのでしょうか。面白かったですよ~見てて飽きない。しばらく床に座って見続けていました。

ミュージアムのショップはこんな感じ。美術館と建物の感じが少し似ていますので、雰囲気はお伝えできるでしょうか。

美術館周辺には、すばらしい棚田が広がっています。

さて、もうひとつ行きたかったのが「心臓音のアーカイブ」。

世界中の人々から集めた心臓音。その音の鼓動に連動して、真っ暗闇の部屋のど真ん中にある電球が明滅する、という作品。

この建物の中に作品はありました。(※館内は撮影禁止です。概要はこちらよりご覧下さい。)

この作品、ちょっとこわいですよ~。真っ暗闇にぽつ~ん驚くほど大きな音とともに電球がついたり消えたり。

私の前にいた女の子は「だってこわいんだもん」と言って、部屋のドアを開けっ放しにしてました(それもどうかと思うけど)。

 

見たかった作品を見ることができたので、あとは港までサイクリング

自転車貸出のおじさんに「高松から来たんだったら、屋島見ていけば?島の南側のルートを行くときれいに見えるよ」と言われたんです。

他の島から高松(それも屋島)を見るなんてステキ~

地図の等高線を見ると、結構激しい上り坂なんだけど…電動自転車だし、気合いで行こう

おじさんには「1時間見ておけば大丈夫かな」と言われていたそのルート。

結構な坂だったんですが、ここはトレーニングと全速力でこぎ、また電動自転車のサポートもあり、30分で完走

真ん中に見えるのが屋島です。普段毎日見てる屋島をこんな風に見るなんて、不思議な感覚。

それにしても、坂を頑張って登った後の、下り坂の気持ちいいこと

家浦港に戻り、おじさんに自転車を返却して、高速船の桟橋へ。

おやつ用にとっておいた「蒜山牛乳クリームパン」を海を見ながら食べ、船の出発を待ちました。


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2 コメント

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あれー (あっこりんご)
2011-09-15 20:59:54
この豊島、私のおばあちゃんの家の島かな~。
豊島っていう大きい島と小さい島があるみたいだから
ちょっと自信ないんだけど(笑)
だんだん畑にミカン畑の島かしらん^ー^
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>あっこりんごちゃん (こまり)
2011-09-15 23:02:24
私が行った豊島のすぐそばに、小豊島(おでしま)というのがあるんだよね~もしかしたらそうかもしれないね。
ただ「豊島」という名前の島は、瀬戸内海に3つあって、広島県、愛媛県、香川県の豊島があるのね。
私が今回行った豊島(香川県)が他の豊島と違う点は「豊島と書いて「てしま」と読む」ことなの(他は「とよしま」と読む)。
なので、もしりんごちゃんのお祖母様の家の島が「てしま」と呼ばれているならば、間違いなくこの島ですよ
ちなみにこの棚田では、お米を作ってます。あと1月もすれば、島のカフェで新米が食べられるそうです新米の季節にまた行きたいですわ
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