前回の続きです。
細切りのざるうどんを注文しました。
細麺なのですが、とても弾力があって美味しいこの麺、気に入りました
次は是非この麺で「釜玉」を食べてみたいですね~。
前のうどんから2時間近く経っている(しかも朝ごはんはビスケットのみ)とは言え、2食目なのでお腹いっぱいでした
この後は例のラテを飲みながら(食後のコーヒーですね)、金丸座を目指しつつ、ちょっとお散歩
とにかく風が強かったんですよね~この季節ってそういうものなんでしょうか。
そう言えば電車から窓の外を見ていたら、明らかに黄色ぽい砂埃が舞っていました(たぶん黄砂ですね)。
さて、目指す金丸座が近づいてきました。
この坂を登っていくと・・・
旧金毘羅大芝居(金丸座)に到着ですここは現存する国内最古の芝居小屋なんですよ。
開演1時間前の様子。初日ということもあり、報道関係者の方々もいらっしゃいましたね。
こちらは金丸座の左側に掲げられている、本日の演目紹介(第二部)の絵看板。
戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)
三代目中村又五郎 四代目中村歌昇 襲名披露口上
義経千本桜 川連法眼館(かわつらほうげんやかた)の場
まずはチケットの引き換え。
今回は「観劇セット券」を購入したので、お土産付き。でも枡席は狭いはずなので、後程交換することにしました。
席表はこんな感じです↓
私の席は西桟敷の真ん中あたり。
まだ時間があったので、プログラムや記念切手を買ったり・・・
売店でチョコレートなんぞを買ってみたり・・・
売店(デパート)の包装紙もこんぴら仕様(このデパートにはよく行っていますが、初めて見ました)。
開場時間は14時半頃と聞いていたのですが、実際には14時20分頃から始まっていたようです。
私はベンチに座ってのんびりラテを飲みながらプログラムを読んでいたんですけどね。
多くの方は、開場時間のだいぶ前から列に並んでおられました。
枡席(5~6人掛け)でベストポジションを取りたい!ということなんでしょうね。
このように、木戸をくぐって中に入ります(頭をぶつけないように気をつけないといけません)。
入ってすぐのところで、封筒をもらいました。
中には木製の通り札とうちわが入っていました。
このビニール袋に履物を入れて、お茶子さんに席まで案内してもらいます。
金丸座の内部の撮影は禁止です(チケットにもそう書かれています)。
公演中でなければ一応目をつぶってくれるのか、撮っておられる方も結構いましたね。
(これから行かれる方は、大人の対応で…)
内部の様子はこちらのサイト(琴平町役場のサイト)を見て下さいね。
ちなみに公演がない日は内部の見学もできます(撮影もOKみたい)。改めて見学に行こうと思います
私が着席したのは開演の15分前。桟敷席って、実は「柱が邪魔」なんですよね~。
私の席から見て、舞台の方向(柱の斜め前の出孫席)には和服を着たステキなご婦人がいらっしゃいました
和服で観劇なんて、ステキですよね~金丸座の雰囲気ともよく合っていらっしゃいました
でも…和服なので、正座(座高が高い)、髪を結っている…他の方と比べて、頭ひとつ分座高が高いんですよ
とても姿勢のよい方だったので、柱にもたれることもなく・・・残念ながら、舞台右側3分の1がとても見づらい状況に
まぁこれも芝居小屋での観劇、ということなんでしょうね。柱を境に時折右に左にずれながらの観劇でした。
私の席からは、花道がとてもよく見えました(たぶん一番よく見える席のひとつなのでは。)
(それにしても、公演中ずっと正座できるなんて、さすがです和服のご婦人方、本当にすごいですわ。)
公演の内容は言うまでもなく素晴らしく、いいものを見せていただいたまた観たい
と思いましたね。
役者さんとの距離が近いので、かなり迫力があります。
今回特に印象に残ったのは「義経千本桜」の「川連法眼館の場」。
人間に化けたキツネの親子の情愛を描いたお芝居なんですけどね。
三代目中村又五郎さんの佐藤忠信(源九郎狐)の熱演はすごかった涙ものでしたよ、本当に。
それにしても歌舞伎役者さんの立ち居振る舞いは素晴らしいですね(空手と絡めたお話を少々…)。
足運びや重心のバランスなんかも見てたんですが、すごいものです。
しなやかな動きだったり、場面によってはとても力強い動きだったり。
特に片足立ちの足運び(重心の置き方とか体軸とか)なんて、とても参考になりましたよ。
(きっと「半月」とか「燕飛」とか演武したらすごいんだろうな~。平安五段の最後も、きっとかっこよく決めちゃうんだろうな~。)
色々な見方をしながら、金丸座での約3時間をたっぷりと楽しんできました
外に出たら、こんぴーくんがお出迎えしてくれました。
空を見ると、なんだか怪しい天気
ゆっくり駅に向かおうと思ったんですが、なんだか雨も降りそうな様子だったので、早足で駅へ。
途中、突風も吹いたりして、いよいよ「これは来るぞ~」という感じに。
琴電琴平駅まであともう少し、というところで、ざーっと降り始めたので走って駅に行きました。
先日の暴風雨を思い出させるかのようで、本当に驚きました。
傘は持っていなかったんですが、なんとか電車に乗り込み、予定より早い電車で瓦町まで戻りました。 (つづく)
きっと素晴らしい舞台だったんでしょうね!
のぼり、お土産、芝居小屋。
舞台に向けて気持ちは高まるばかり、、、よねっ。
しかし、、和服姿のおねえさま。立居振舞素晴らしいけど、一応、まわりに配慮してくれるのも良いかと。。。
そして、こんぴー君が、なんとも強烈!
今日は夢に出てきちゃうかも~。
お天気も高揚しちゃったのかしら(^0^)
この時期四国にいらっしゃる方には、是非とも足を運んでいただきたいです
こんぴーくんは、四国こんぴら歌舞伎大芝居のPRゆるキャラなんです。今が1年で一番の活躍時!
誕生日は金丸座ができた天保6(1835)年10月9日。坂本龍馬より1ヶ月程お兄さんのようですね。