神代植物公園の早春の花々 （２） 名前のとおり雪の中に咲く雪割一華

去年、ユキワリイチゲ（雪割一華）がグリーンギャラリーで咲く場所をお友達から教えてもらった
場所に行ってみました。遠くから雪の残る中に葉が多く見えましたが花が見つかりませんでした。
でもそばに近づくと蕾が沢山あり、花も少しですけれどあちらこちらで雪の中から咲き出していました。
今にも咲きそうな花や陽射しを受けてキラキラ光る花もあり、名前が示すように雪を割って
咲き出すユキワリソウを夢中で撮りました。









撮影日　２月１６日

昨年２月初めに行った時にはやはりこんな感じで残雪の中で数輪咲いていましたが
『２月２４日』に再度訪れた時は沢山の花が咲いていてとても素敵でした。
今年ももう一度、去年のように一面に咲くユキワリイチゲを見に行けたらと思っています。

キンポウゲ科の花でスプリングエフェメラル、「早春の妖精」とも呼ばれてます。
「スプリングエフェメラル」（ spring ephemeral ）エフェメラルの意味は＜はかない命＞早春に、
林内の地表にあらわれ、他の植物に先駆けていち早く花を咲かせた後、わずか２ヶ月位で
姿を消してしまい、あとは地下深くで過ごすような生活をする植物をさし、「早春の妖精」ともいわれています。
他にセツブンソウ、フクジュソウ、ミスミソウ、ニリンソウ、カタクリ等が同じ仲間です。