mairiの趣味日記

バレエ鑑賞記、フィギュアスケート観戦記、その他趣味の記録など

ミュージカル『エリザベート』(2019/8/12マチネ)~鑑賞メモ

2020年05月16日 | 舞台鑑賞日記
4月にやっていた帝国劇場『レ・ミゼラブル』を観たかったのだけれど、慣らし保育(+その間の子供発熱)やら職場復帰準備やらで、結局実現せず。リベンジ?に『エリザベート』を買ったのでした。

<主要キャスト>
エリザベート(オーストリア皇后):愛希れいか
トート(黄泉の帝王):井上芳雄
フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝):平方元基
ルドルフ(オーストリア皇太子):木村達成
マダム・ヴォルフ(娼館の女主人)/ルドヴィカ(エリザベートの母):未来優希
ゾフィー(オーストリア皇太后、フランツの母):剣幸
ルイジ・ルキーニ(エリザベート暗殺者):成河
少年ルドルフ(子役):大橋冬惟

お馴染み、井上さんのトートは、さすがの空間支配力。ただ、この日はちょっと不調でしたかね。もともと私、井上さんの高音の出し方が、ちょっと癖があるというかキツくて苦手なんですが(演技力諸々も総合して彼のトートのファンではありますが)、この日は一際その特徴が気になりました。でも、全体的には盤石の安定感。
愛希さんのエリザベートは、素直な歌い方ですが、ドラマ性もしっかりあって、今まで観たシシイの中で一番好きかも^^「私だけに」のドラマティックさや、トートと対峙する時の戦闘モードなど、結構「アツい」シシイです。メイクがちょっとたぬきメイクなのはなぜ?ラストシーンはポワントを履いているように見えました。

フランツの平方さん、前に別舞台で観た時に、ちょっと音程が微妙だったので心配していたのですが、この日はまずまず安定していました。演技はだいぶあっさりですけどね。まあ、私は田代さんのフランツ(舞台の中でちゃんと歳をとっていく様とか、トートと対等にシシイを獲り合うところとか)のファンなので、その辺は仕方ないかな。
成河さんのルキーニ、初めて観ましたがいいですね!良い意味で、存在感無く語り部として溶け込んでいるのに、要所要所でふと不気味さもある。出るところと引くところのバランスが上手いんでしょうね。
ゾフィーの剣さんも、ちょっと調子悪そうでした。逆に、もっと聴きたかったのは、ルドヴィカ/マダム・ヴォルフの未来さん。
青年ルドルフの木村さんは、頑張れ。。。

演出では、夜のボートの2重唱が鏡に映るところが良かったです。フランツ・ヨーゼフ贔屓としては、毎回じーんとしてしまうシーンです。



2020年も、山崎さんのトートデビュー(たれ目トートってどうなのかしら;)を引っ提げて再演の予定だった『エリザベート』ですが、こちらもコロナ騒ぎで中止に。舞台関係は、しばらくつらい時期が続きますね。。。

最新の画像もっと見る

post a comment