mairiの趣味日記

バレエ鑑賞記、フィギュアスケート観戦記、その他趣味の記録など

Absent Spring

2020年05月05日 | 徒然日記
1980年生まれのmairiにとって、0が付く年の春は、自分の来し方を振り返り、未来に向かってわくわくする節目の季節です。40歳になる今年の春は、何を思うことになるんだろう?と言うのが、去年くらいからぼんやりと楽しみにしていたことでした。
…が、まさかの新型コロナウィルスによる世界パンデミック。これまで経験したことがないような社会の状況と、先の見えない閉塞感の中、それでも1歳児をなんとか守って生活しなければという緊張感で、時が過ぎるのが早いような遅いような、不思議な感覚の毎日です。

3月に予定されていたTオケ演奏会は、2週間前にキャンセル決定。もちろん、新シーズンを始める目途も立っていません。
細々と続けてきたバレエレッスンも、スタジオ閉鎖中。
楽しみにしていた国内のバレエ公演やアイスショーも次々と中止に。
フィギュアスケートの大会も世界選手権から中止となり、来シーズンへの影響も出始めています。
今後、海外旅行や海外出張(どちらも、私はしばらく予定していませんが…)のルールや前提も、大きく変わるのでしょうね。

2011年の東日本大震災も、それまでの価値観を大きく変えるような出来事でしたが、東京圏においては今回の方が影響が大きいと感じますし、何よりも、世界中で同時進行していると言うのが恐ろしい。
今はただ、家族で家にこもり、最低限のルーティーンをこなし、事態の収束に取り組んでいる方々を応援するしかありません。

30代を振り返るようなブログ企画も、少し考えてはいたのですが、なんとなく、今はそこまでの気持ちの余裕がない状態です。
ため込んでいる鑑賞メモを5月中にUPすることを目標に、ステイホーム&ステイヘルシーの精神で過ごしていきたいと思います。

どうか、このブログを読んでくださっている皆様、世界中のダンサー・音楽家・スケーターの方達に、1日も早く日常が戻ってきますように。

『mairiの趣味日記』スタート

2019年05月12日 | 徒然日記
2005年1月に、旅行記ブログとしてスタートした『mairiの旅行記』。開設から10数年を経て、私の趣味の広がりと共に、バレエ鑑賞や楽器演奏、フィギュアスケート観戦など、様々な趣味について記す場となっていきました。
ただ、私のライフスタイルや考え方が変化するにつれ、昔の記事を読み返すと、懐かしい反面、「今ならこうは書かないかな…」と思う記事もあったりして、ここ数年「いつか整理をしたい」と言う思いがありました。

そんな中、2018年夏、出産にあたって趣味関係を大幅に整理・縮小することとなりました。そこで、これを機に、これまでの記事を非公開とし、新たに『mairiの趣味日記』としてリニューアルすることを決めました。
当初は、年度初め、もしくは新元号開始からのリニューアルを目標にしていましたが、なんだかんだでずれ込み(…)、このタイミングでの始動となった次第です(^ ^;

<新カテゴリ分類>
徒然日記 … 日々のことなど
音楽&舞踊日記 … オーケストラ&大人バレエ関連
舞台観賞日記 … 舞台観賞メモ
 ※このカテゴリについては、以前のものも継続公開しています。
氷上観戦日記 … フィギュアスケート観戦メモ
イベント参加記録 … お出かけの記録など
旅行日記 … 旅行記(って、次に旅行に行けるのはいつ…(涙))

各カテゴリ(「イベント参加記録」以外)に、これまでの趣味遍歴メモをアップしていますので、よろしければご覧ください。

★ オーケストラ遍歴
★ バレエレッスン遍歴
★ 舞台観賞遍歴(毎年末にUPしているもの)
★ フィギュアスケート観戦遍歴
★ 海外旅行遍歴

慣れない育児に加えて、この4月から復職した為、趣味の時間を持つこと自体が難しい日々ですが、マイペースに更新していければと思いますので、今後とも、ゆるりとお付き合いいただければ幸いです。

旧姓併記パスポート取得

2013年11月17日 | 徒然日記
以前にも書いたことがありますが(こちら)、もともとmairiは、結婚改姓と言う制度に違和感を持っていました。そして、結婚から3年経った今も、その考えは変わっていません。

※以下、便宜上mairiの通称(旧姓)フルネームをシェンmairi、戸籍フルネームをツァオmairiとします。

職場などでは通称(=旧姓)使用が一般的になった昨今ですが、戸籍上の名字がツァオである以上、mairiの身分証明書は基本的に「ツァオmairi」となります。ただ、そうは言っても、パスポートなどは、改姓時に自動的に名義変更がされる訳ではないので、そのまま旧姓のものを持ち続けることもできます。もちろん、厳密にはダメなのですが、婚姻届提出後、すぐに新婚旅行にいくようなカップルの場合、改姓表記の手続きが間に合わないこともあり、実際の改姓から手続きまでの間のタイムラグ(&その間の渡航)は、容認されている状態になっています。
でもって、周りの既婚改姓者(女性率100%…)に訊いてみると、結婚改姓を心情的に受け入れているかどうかに拘らず、「手続きが面倒くさいので、有効期限までは旧姓のまま使っている」と言う人が結構います(^ ^;なので、mairiもそうしていました。
ただ、これは有効期限までの話で、期限が来たら、更新手続きは戸籍名でするしかありません。通称の住民票(or戸籍抄本)なんて出してもらえませんからね。

就職するときにちょうど更新したmairiのパスポートの有効期限は、2014年3月まで。残存期間が半年を切ると、入国できない国も増えてくるので、そろそろ更新しなくては、と思いつつ、「SHEN MAIRI」と記載された身分証と別れ難くてぐずぐずしていました。でも、今担当している案件の都合で出張が入る可能性もあるし、何よりもソチ五輪に行くには残存半年以上のパスポートが必要。と言うことで、夏休みが終わって少ししたころ、ようやく手続きに取り掛かりました。

パスポートに「旧姓併記」と言う制度があることは、結婚する時に調べたので知っていました。東京都のHPにも、以下の記載とフォーマットがあります。

東京都/パスポートHP(FAQコーナー)より
Q21 結婚してからも旧姓を使用しています。旧姓をパスポートに記載することはできますか。
外国において旧姓で仕事をしその活動や実績が書面(招聘状、論文等)で確認できる方、又は職場で旧姓を使用し業務で渡航する方については、旧姓を別名併記(カッコ書き)することができます。


事情説明書(旧姓併記)(PDF)
外国において旧姓で活動(研究者、通訳、記者等)している等の理由によりパスポートに旧姓併記を希望する場合に提出してください。
旧姓使用証明書(PDF)
勤務先で旧姓を使用し、かつ、業務渡航によりパスポートに旧姓併記が必要であることを雇用主等が証明する場合に提出してください。


ただ、この措置は、もともとは海外で通称で活動している研究者やジャーナリスト、芸術家などの、いわゆる「名前で勝負している」人たちのためのもの。会社員にも拡大されたと言っても、基本的に「海外で通称で活躍している」ことが前提なのだとか。実際、検索すると、海外から名指しで送られてきた英文レターを並べて申請窓口で延々談判した、と言うような体験談が結構出てくるんですよね。と言うことは、たまーに出張に行くだけの下っ端会社員だと、適用してもらえないのかしら…?
それに、旧姓使用証明書にしても、会社の代表者(=社長?)の印をもらうって言うのは、mairiの会社では結構大変。そもそも、決裁文書のない書類に、代表者印の押印なんてもらえません(+_+)
…うーん、これって実は結構ハードル高い手続きなのか???

まあでも、考えていても答えなんて出てこないし、職場の出入りの旅行会社に訊いても「今までお手伝いした実績はございません」とのことだったので、パスポートセンターに問い合わせてしまうことにしました。
回答は
・↑の旧姓使用証明書
・旧姓名義の社員証
の2点を持ってきてください、と言うあっさりしたもの。証明書の代表社印についても、「社長が難しかったら、直属の上司の職印で大丈夫です」とのこと。えー、そんなんでいいの(@_@)


早速上司に事情を説明し、職印を押してもらって書類完成(渡航予定はダミーで記入)。社員証を持って、パスポートセンターに向かいました。
パスポートセンターでは、申請書の記入後、相談窓口で旧姓併記を希望する旨を伝え、旧姓使用証明書を申請書と共に提出。社員証も見せたところ、係員がコピーを取っていました。
質問は、サインについて(mairiは、通称の時でも戸籍名の時でも使えるように、一般的な漢字サインではなく、「シェンツァオmairi」と複合姓フルネームをデザイン化したサインを使用しています)だけで、普段からこのサインを使用しているということを証明するためにクレジットカードを見せました。

以上で、手続きは終わり。後日、ZHAO(SHEN) MAIRIと記載されたパスポートが交付されました!
旧姓の併記はカッコ書きの補足情報扱いなので、ICチップには情報として搭載されません。航空券の予約名も、SHEN MAIRIではなく、ZHAO MAIRIですることになります。でも、公的な書類できちんと「私の名前」が記載されているというのは、やっぱり嬉しいものです。今まで、戸籍名に変更された保険証やらを見る度に、寂しい思いをしていたのですが、このパスポートはちゃんと気に入って大事にできそうです^^

それにしても、パスポートでできるこういった措置が、他の身分証でできないのはなぜなんでしょうね?夫婦別姓の導入がすぐには無理だったとしても(なぜ無理なのか、個人的には理解できませんが…)、こういう対応はもう少し広げてほしいなあと思います。

(ところで、氷上プロポーズで話題になったペアのシェン&ツァオは、最近お子さんが産まれたそうです。おめでとうございます♪)