リアブコ渾身の『ニジンスキー』。出演人数と音楽に圧倒された半面、何度も観たい作品かと訊かれると、…うーん。。。
主要キャスト:
ニジンスキー … アレクサンドル・リアブコ
ロモラ … エレーヌ・ブシェ
ブロニスラヴァ・ニジンスカ、妹 … パトリシア・フリッツァ
スタニスラフ・ニジンスキー、兄 … アレイズ・マルティネス
ディアギレフ … イヴァン・ウルバン
エレオノーラ・ベレダ、母 … アンナ・ラウデール
トーマス・ニジンスキー、父 … カーステン・ユング
タマラ・カルサーヴィナ … シルヴィア・アッツォーニ
レオニード・マシーン … ヤコポ・ベルーシ
【ダンサーとして役を演じるニジンスキー】
『謝肉祭』のアルルカン … アレクサンドル・トルーシュ
『ばらの精』 … アレクサンドル・トルーシュ
『シェエラザード』の金の奴隷 … マルク・フベーテ
『遊戯』の若い男 … ヤコポ・ベルーシ
『牧神の午後』の牧神 … マルク・フベーテ
ペトルーシュカ … ロイド・リギンズ
内なる世界でのニジンスキーの象徴、ニジンスキーの影 … アレイズ・マルティネス、アレクサンドル・トルーシュ
幕開き前からピアニストさんが演奏していると言う、お洒落な演出で開演。
1幕は、バレエリュスの色々な踊りが観られて、純粋に楽しかったです。(登場人物が多すぎて、ちょっと置いて行かれ気味にもなりましたが;)特に、金の奴隷のフベーテが素敵でした。
ロモラにプロポーズするの時の、花束を持ったニジンスキーが最高に幸せそうで、あたたかい気持ちになりました。
ただ、続く2幕は、ひたすら重くて暗くて怖くて…。正直、途中でちょっと疲れてしまいました(^ ^;まあ、ショスタコの音楽を使って戦争と狂気を描いたら、そうなるのも仕方ないのですが。各場面が表現するものを、もう少ししっかり予習していれば、雰囲気にのまれ過ぎずに楽しめたのかな?
そんな中、ディアギレフのウルバンはさすがの存在感。ディアギレフが亡くなった後に、ニジンスキーの心を覆う「無」が、見ていて辛かったです。
唯一の救いは、全編を通して、ブシェ演じるロモラの愛が感じられたことでしょうか。ラスト、赤と黒の大きな布が出てくるのですが、その赤がロモラのドレス(デザイン可愛い♪)と同じ色だったのが印象的でした。
主役のリアブコは、「すごい」の一言。もはや命を削って踊っているのでは、と感じるほどで、インタビューで「精神的に辛い役」と言っていた意味がわかる気がしました。体力的にも、とにかく大変そうで;とりあえず、ドイツに帰る前に美味しいものをいっぱい食べて帰ってほしいな、と思いました。
と言うことで、作品としては素晴らしく、消化しきれないシーンも多かったので、もう一度映像で復習したいなあとは思っているのですが。気力体力がよほどある時でないと無理と言う理由で、復習はしばらく先になりそうです。。。
主要キャスト:
ニジンスキー … アレクサンドル・リアブコ
ロモラ … エレーヌ・ブシェ
ブロニスラヴァ・ニジンスカ、妹 … パトリシア・フリッツァ
スタニスラフ・ニジンスキー、兄 … アレイズ・マルティネス
ディアギレフ … イヴァン・ウルバン
エレオノーラ・ベレダ、母 … アンナ・ラウデール
トーマス・ニジンスキー、父 … カーステン・ユング
タマラ・カルサーヴィナ … シルヴィア・アッツォーニ
レオニード・マシーン … ヤコポ・ベルーシ
【ダンサーとして役を演じるニジンスキー】
『謝肉祭』のアルルカン … アレクサンドル・トルーシュ
『ばらの精』 … アレクサンドル・トルーシュ
『シェエラザード』の金の奴隷 … マルク・フベーテ
『遊戯』の若い男 … ヤコポ・ベルーシ
『牧神の午後』の牧神 … マルク・フベーテ
ペトルーシュカ … ロイド・リギンズ
内なる世界でのニジンスキーの象徴、ニジンスキーの影 … アレイズ・マルティネス、アレクサンドル・トルーシュ
幕開き前からピアニストさんが演奏していると言う、お洒落な演出で開演。
1幕は、バレエリュスの色々な踊りが観られて、純粋に楽しかったです。(登場人物が多すぎて、ちょっと置いて行かれ気味にもなりましたが;)特に、金の奴隷のフベーテが素敵でした。
ロモラにプロポーズするの時の、花束を持ったニジンスキーが最高に幸せそうで、あたたかい気持ちになりました。
ただ、続く2幕は、ひたすら重くて暗くて怖くて…。正直、途中でちょっと疲れてしまいました(^ ^;まあ、ショスタコの音楽を使って戦争と狂気を描いたら、そうなるのも仕方ないのですが。各場面が表現するものを、もう少ししっかり予習していれば、雰囲気にのまれ過ぎずに楽しめたのかな?
そんな中、ディアギレフのウルバンはさすがの存在感。ディアギレフが亡くなった後に、ニジンスキーの心を覆う「無」が、見ていて辛かったです。
唯一の救いは、全編を通して、ブシェ演じるロモラの愛が感じられたことでしょうか。ラスト、赤と黒の大きな布が出てくるのですが、その赤がロモラのドレス(デザイン可愛い♪)と同じ色だったのが印象的でした。
主役のリアブコは、「すごい」の一言。もはや命を削って踊っているのでは、と感じるほどで、インタビューで「精神的に辛い役」と言っていた意味がわかる気がしました。体力的にも、とにかく大変そうで;とりあえず、ドイツに帰る前に美味しいものをいっぱい食べて帰ってほしいな、と思いました。
と言うことで、作品としては素晴らしく、消化しきれないシーンも多かったので、もう一度映像で復習したいなあとは思っているのですが。気力体力がよほどある時でないと無理と言う理由で、復習はしばらく先になりそうです。。。