mairiの趣味日記

バレエ鑑賞記、フィギュアスケート観戦記、その他趣味の記録など

全日本選手権(2021年12月25日ダンスFD&女子FS)

2022年04月27日 | 氷上観戦日記
五輪代表選考のかかる全日本、そして恐らくはさっとんの最後の全日本。と言うことで、家族に協力してもらってさいたまスーパーアリーナへ。

<アイスダンス結果>
1 小松原 美 里/小松原 尊 (倉敷FSC/倉敷FSC) SD1/FD 2 178.17
2 村 元 哉 中/髙 橋 大 輔 (関西大学KFSC/関西大学KFSC)2 1 176.31
3 高 浪 歩 未 /西 山 真 瑚 (早稲田大学/早稲田大学) 4 3 148.29
4 平 山 姫里有 /立 野 在(倉敷FSC/倉敷FSC) 3 4 147.39

⇒かなだい、ヒヤッとする場面はちょこちょこありましたが、素敵な王道バレエプロでした。2人とも、作品をまとめる力がありますよね。
でも、今日はKOKOが本当に素晴らしかった!すごく心に染み入るFDで、ちょっと涙ぐんでしまいました。たけちゃんよろけた?みたいな場面もありましたが、最後までスピード感もあったと思います。優勝&五輪選出おめでとう^_^

<女子結果>
1. 坂 本 花 織 シスメックス SP1/FS1 234.06
2. 樋 口 新 葉 明治大学/ノエビア 2 2 221.78
3. 河 辺 愛 菜 木下アカデミー 3 3 209.65
4. 三 原 舞 依 シスメックス 5 5 206.86
5. 宮 原 知 子 木下グループ 4 6 206.51
6. 渡 辺 倫 果 法政大学 8 4 199.15
7. 松 生 理 乃 中京大中京高校 6 7 198.77
8. 住 吉 りをん 駒場学園高校 7 11 189.16
9. 吉 田 陽 菜 木下アカデミー 13 8 187.44
10. 柴 山 歩 木下アカデミー 11 10 186.12
11. 千 葉 百 音 東北高校 9 12 184.30
12. 横 井 ゆは菜 中京大学 14 9 183.84
13. 山 下 真 瑚 中京大学 12 13 179.61
14. 荒 木 菜 那 中京大学 20 14 174.25
15. 佐 藤 伊 吹 明治大学 15 15 171.86
16. 松 原 星 明治大学 17 16 170.73
17. 竹 野 比 奈 福岡大学 16 17 169.57
18. 田 中 梓 沙 木下アカデミー 10 19 168.45
19. 大 庭 雅 東海東京FH 24 18 164.96
20. 籠 谷 歩 未 同志社大学 22 20 158.39
21. 本 田 真 凜 JAL 23 21 156.53
22. 浦 松 千 聖 中京大学 18 22 152.86
23. 白 岩 優 奈 関西大学 21 23 145.89
24. 竹 野 仁 奈 筑紫女学園大学 19 24 141.84

⇒わかばちゃんの渾身の演技に泣きました。そして、かおちゃんの盤石の演技に笑いました(後半の3-3の質えぐい!)
河辺さん、大技持ち&若いって強い。まいちゃんは、飛び損ねた連続ジャンプが全てでしたね。。。あれがなければ…(はスポーツではご法度ですが(涙))
さっとん、美しかったです。最近精度が落ちていた3Lz転倒はともかく、ステップでのよろけは残念。これが最後かも知れないと思い、演技を目に焼き付けました。
ダークホースの渡辺さん、壮大な曲に負けていなくて、ジャンプもバシバシ決まって、すごくカッコよかったです。四大陸選出でもよかった気がするけどなー。(ミニマムとる機会あるよね?)

因みに、私は五輪とワールドの選考には納得してます。(きっぱり)

全日本選手権2019~女子FS

2020年05月24日 | 氷上観戦日記
自分は結構、全日本チケットの抽選運がいい方かもしれない(さすがに、話題満載の男子FSは取れなかったけど)、と思いながら向かった代々木全日本。
SPを観て、上位は順当に決まるのかなあと思いきや、結構な波乱となりました(+_+)

<結果>
1. 紀 平 梨 花 関西大学KFSC SP1/FS1 229.20
2. 樋 口 新 葉 明治大学/ノエビア 4/2 206.61
3. 川 畑 和 愛 N高東京 7/3 193.96
4. 宮 原 知 子 関西大学・木下グループ 2/6 191.43
5. 横 井 ゆは菜  中京大学 9/4 190.92
6. 坂 本 花 織 シスメックス 3/7 188.26
7. 新田谷 凜 中京大学 10/5 184.26
8. 本 田 真 凜 JAL 6/8 181.34
9. 永 井 優 香 早稲田大学 8/12 173.88
10. 吉 岡 詩 果 植草学園大学附属高校 11/11 171.44
11. 山 下 真 瑚 中京大中京高校 5/16 170.75
12. 三 宅 咲 綺 岡山理大附高校 16/9 169.51
13. 河 辺 愛 菜 関西大学KFSC 14/10 169.28
14. 竹 野 比 奈 福岡大学 12/13 168.57
15. 浦 松 千 聖 中京大中京高校 13/14 167.21
16. 松 原 星 明治大学 23/15 155.31
17. 磯 邉 ひな乃  中京大学 19/17 152.59
18. 千 葉 百 音 仙台FSC 17/19 150.50
19. 吉 田 陽 菜 名東FSC 21/18 149.72
20. 佐 藤 伊 吹 明治大学 24/20 146.14
21. 松 田 悠 良 中京大学 18/21 146.05
22. 廣 谷 帆 香 岩手大学 15/22 143.63
23. 山 田 さくら  立命館大学 20/23 138.92
24. 津 内 胡 菜 近畿大学FSC 22/24 136.42

<代表選考>
世界選手権: 紀平梨花、樋口新葉、宮原知子
四大陸選手権: 紀平梨花、樋口新葉、坂本花織
世界ジュニア選手権: 河辺愛菜、川畑和愛

紀平さんが順当に優勝。このFSは、少し印象が薄いというかまとまりがないような気がしてたのですが、生で観たら、ストーリー性も緩急もあってすごく良かったです。
そして、嬉しかったのが2位のわかばっちょの元気さ^^シーズン初めは少し大変そうでしたが、ここに照準をしっかり合わせてきましたね。身体がキレキレだったし、笑顔も、ちゃんと目が笑っていました。後ろの滑走にかおちゃん・さっとんが控えている中でのSP4位だったので、安全策で行くことにしたのだと思いますが、滑走順が違えば3Aも見れたかもしれません。
3位はびっくりの川畑さん。FS第3Gが、新田谷さん永井さんゆは菜ちゃんと、自分の中での注目スケーターが多かったので、彼女の演技はなんとなくほわんと緩く見てしまい、あまり覚えていないんですよね。もっと集中して見ればよかった…と激しく後悔。(だって、あそこから台乗り展開くると思わんよー、、、)

SP2位のさっとんと、3位のかおちゃん。2人ともジャンプがかなり怖くて…。これは点数下がっちゃうだろうなとは思っていたのですが、ぼんやりイメージしてた以上の厳しさにショックを受けました。特にかおちゃんの点数には、観客から悲鳴が上がっていました。。。
そして、そんな大御所2人の間に食い込んだゆは菜ちゃん。生で観ると、想像以上にスケールの大きさや迫力が感じられる滑りでした。彼女のジュニア時代は、世界の舞台で大活躍と言う程ではなかったので、全日本ジュニア女王としてのシニア参戦も、決して派手なものではなかったと思うんです。でも、自分ができることを着実に頑張ってステップアップしている様は、とても応援したくなりますね。世界ランキングが考慮要件に入っていたとは言え、四大陸派遣がなかったのは残念でした。

新田谷さんはジャンプノーミスで7位!ラストと決めた全日本(その後続行することにしたようですが)でこんな演技ができるなんて、本当に強いですね。
SPはよい演技だった真凜ちゃんが8位。彼女の伸びやかさは、やはり生で観ると随一ですね。本当に、唯一無二の才能なんだと思います。それだけに、現在の立ち位置は本人も辛いでしょうし、見ている方も歯痒い、、、これだけの才能があるのだから、と期待する半面、今の女子の高難度化スピードを考えると、追いつくのは厳しいところまで来てしまっているのかな、とも思います。今後、大学生スケーターとして、どのような方向に進むのでしょうか。
すっかり落ち着いた「大学生スケーター」となった永井さんが、久々の一ケタ順位。楽しそうに滑っている様子が嬉しかったです。彼女は4年生での引退を決めているようなので、2020年が最後の全日本になるのかな。気が早いですが、素敵な花道になると良いですね。






Fantasy on Ice in Makuhari 2019 (2019/5/26)

2020年05月09日 | 氷上観戦日記
毎年恒例のFaOI♪

<出演者>
※プログラムはネットで検索したものなので、もしかしたら正確ではないかもしれません;
エリザベータ・トゥクタミシェワ: Infinity(コラボ)/ Something's Got a Hold on Me
エフゲニア・メドベージェワ: 7 Rings/ Million Red Roses
アリーナ・ザギトワ: カルメン・ファンタジー(コラボ)/ Survivor
エフゲニー・プルシェンコ: Adagio
ステファン・ランビエール: シューベルト即興曲第4番/ I Love You(コラボ)
ジェフリー・バトル: Both Sides Now
ジョニー・ウィアー: Fuego/ 赤いスイートピー(コラボ)
ハビエル・フェルナンデス(&アントニオ・ナハロ): Flamenco
エラジ・バルデ: Movin' Up/ Ne Me Quitte Pas
荒川静香: 永遠~マリッジバージョン(コラボ)/ 夕顔~源氏物語
安藤美姫: Rooots of the Trone
宮原知子: Tabia & Percussion Solo (2019 SP)
紀平梨花: Breakfast in Baghdad (2019 SP)
織田信成: Ghost/ Mission Impossible(コラボ)
羽生結弦: マスカレイド(コラボ)
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ: 瞳を閉じて(コラボ)/ Dream a Little Dream of Me
ウラジミール・ベセディン&オレクセイ・ポリシュク: Sumo
メリー・アセベド&アルフォンソ・キャンバ: Come What May

・やっぱりすごいなあと感心したのはトリノのメダリスト組。皆30代半ばを過ぎているのに(静香さんに至っては出産も2回経験しているのに)、今もがっつり動けることが、まず素晴らしい。静香さんの源氏物語は本当に美しくて、心に沁みました。バトルの動きは相変わらず端正だし、ランビエールの動きは洗練されていて個性的(Toshiとの謎コラボにも負けない!)。そして、プルシェンコのキレとオーラは、今でも別格です。
・ジョニーは1曲目は蛍光ピンク×蛍光オレンジのキラキラで登場。さすがファッショナブルスケーター(笑)動きも身体のラインも、どんどん女性的になっている気がします。コラボプロは、真っ白な衣装の赤いスイートピー。…よくわからないけど、ジョニーらしさは出ていた、かな?
・女性陣で、個性をしっかり出していたなあと思ったのは、1パワフル→2エキゾチックを並べたリーザと、敢えて暗いプロを2曲目に持って来たメドベージェワ。2人とも、魅せるということをよくわかっていますね。
・カッペリーニ&ラノッテのモノクロプログラムがものすごく素敵でした。本当に「シネマ」テイストが似合う二人だなあ。
・羽生君は、珍しく赤衣装でのコラボプロ。オラオラ度はちょっと抑え気味?(そして毎回思うことだけど、1曲しか滑らないなら、コラボじゃなくてオリジナルプロにしてほしい。。。)
・フィナーレでは、全員ゴスロリ風の白×黒衣装(胸元と袖口にフリル)を着ていたのですが、プルが激しく似合っていませんでした、、、1番似合ってたのは、七分袖型を着ていたジョニーかな。

毎年、大好きなスケーター達が出演するFaOI(アーティストとのコラボはあまり好きではないけれど)、2020年も張り切ってチケットを押さえたのですが、残念ながらコロナウィルスの影響で全公演中止のアナウンスが出ました。2021年は、皆元気に来日して滑ってくれますように。

mairiのフィギュアスケート観戦遍歴

2019年05月03日 | 氷上観戦日記
フィギュアスケートを見始めたのは、1998年の長野五輪あたりから。その後、シニアデビューしたエフゲニー・プルシェンコのファンになり、グランプリシリーズや世界選手権をテレビで熱心に観るようになりました。
トリノ五輪後のプルシェンコ休養シーズンにジョニー・ウィアーのファンになったあたりから、Youtubeで各種大会の演技を漁るようになり、男女シングル中心にルールも勉強するようになって、本格的にスケオタへの道を歩み始めました。

<生観戦歴>
冬季五輪 … 2010年バンクーバー(男子SP・FS)、2014年ソチ(男子SP・FS)
世界選手権 … 2007年東京(男子SP・FS、ペアFS、ダンスOD)、2014年埼玉(全日程+EX)、2019年埼玉(男子SP・FS、女子FS、ペアFS、ダンスRD・FD)
四大陸選手権 … 2013年大阪(男子SP、ペアSP、ダンスSD)、2016年台北(男子SP、女子SP、ペアSP、ダンスFD)
GPF … 2005年東京(生観戦デビュー)、2009年東京、2017年名古屋
その他、NHK杯、全日本、国別対抗戦、Japan Openなど

・自分の中の殿堂入り選手
男子:エフゲニー・プルシェンコ、ジョニー・ウィアー、デニス・テン、ケヴィン・レイノルズ
女子:村主章枝、安藤美姫、アシュリー・ワグナー
ペア:シェン&ツァオ、ヴォロソジャール&トランコフ
ダンス:デュブレイユ&ローゾン、デロベル&シェーンフェルダー、ボブロワ&ソロヴィエフ

・現在進行形で応援中の選手
男子:ロシアン、30台、ヴィンセント・ゾウ、マッテオ・リッツォ
女子:カロリーナ・コストナー、宮原知子、エリザベータ・トゥクタミシェワ
ペア:スイ&ハン、タラソワ&モロゾフ
ダンス:チョック&ベイツ、ステパノワ&ブキン
※基本的に、全員応援主義です。なので、陰謀論や特定選手狂には近づかないようにしています。

・「あの演技を生で観られてよかった!」と今でも思える演技
1位 2007年東京ワールド ステファン・ランビエールFS『ポエタ』
2位 2014年埼玉ワールド 町田樹SP『エデンの東』
3位 2007年大阪全日本 安藤美姫FS『カルメン』

・直近の埼玉ワールドで心震えた演技
1位 ウェンジン・スイ&ツォン・ハンFS
2位 羽生結弦FS→ネイサン・チェンFS(この2人の流れが神すぎた)
3位 エフゲニア・メドベージェワFS(技術とかプログラムとかじゃなく、彼女の気迫に泣いた)

さすがに、しばらくは遠征は控えることになりそうですが、北京五輪は現地に観に行けるよう、「ステイヘルシー」で頑張りたいと思います!


My Favorite 30 Programmes (from 2006-2007 to 2012-2013): Part 3

2014年06月22日 | 氷上観戦日記
※ソチ五輪男子FS感想を書きました⇒コチラ

いよいよBEST10の発表です!全て豪華(?)動画つき^^wikiのプログラム情報、ダンスはほとんど振り付け師が載っていないので、時間がある時に調べて書き足そうかな。。。

10位 ジョニ・ウィアー「ノートルダム・ド・パリ」byニーナ・ペトレンコ(08-09FS)
2008 NHK Johnny Weir LP B Eurosport

前シーズンにようやくワールドのメダルを獲り、シーズン前半も好調で、地元ワールドのチャンピオンに向けて気持ちが盛り上がったところでまさかの全米失速ワールド派遣なしと言う、ファンにとってはジェットコースターなシーズンでした。なので、残念ながら完成形の演技は残っていません。
シーズン初戦ではクワドを入れていた記憶があるのですが、NHK杯以降は抜いています。クワドなしだと前半にアクセルが続いてしまうので、シーズン後半でクワド入りの神演技を観たかったな。前半と後半を繋ぐ振付(若干休憩っぽいけど;)のところが好き♪

9位 オクサナ・ドムニナ&マキシム・シャバリン「仮面舞踏会」by?(07-08FD)
Oksana Domnina & Maxim Shabalin Waltz Masquerade FD 2008 Euro

ヴォロ&トラの仮面舞踏会も好きだけど、この仮面舞踏会も大好き!コテコテの振付と衣装が、シャバリンのムサさとドムニナちゃんのお人形っぷりに本当によく合っています。

8位 シニード・カー&ジョン・カー「スコットランド民謡」(07-08OD)
Kerr - Kerr OD 2008 world championships

ええ、mairiはキルト贔屓ですとも^^スコットランド出身の2人だからこその、最高に元気をもらえるプログラム。さすがにジョン君、伝統に逆らってショートパンツは履いてますね(笑)因みに彼は、先日キルト姿で結婚式をしたそうです!
クームズのtwitterより:


7位 デニス・テン「アーティスト(SP)」byニコル(12-13SP)
2013 Worlds Denis Ten SP [CBC-HD]

記憶に新しい、テン君のワールド覚醒神演技(^o^)シーズン前半のなかなかジャンプが決まらない頃から、大好きなプロでした。途中のワルツ部分のテン君の所作がとってもエレガントで、かつ曲にもよく合っています。

6位 ユナ・キム「死の舞踏」byウィルソン(08-09SP)
Yuna 2009.World Championships.Short.Program.Danse Macabre.NBC.

以前、「バンクーバーまでのユナは、隙のない演技で全身を固めていて、闘争心にあふれていた」と書いたことがありますが、まさに「演じるユナ」の真骨頂とも言えるプログラムだったと思います。そしてこの路線が、バンクーバーシーズンSPの「007」に繋がったのかな、と。それにしても、この頃の彼女のジャンプのキレって本当にすごいですね(@_@)

5位 ジェフリー・バトル「アディオス・ノニーノ」byウィルソン(06-08SP
2008 W Jeffrey Buttle SP Brit Eurosport

07年の東京ワールドで生で観て(感想はこちら)、すっかり気に入ったプログラム。サーキュラーステップとストレートラインステップが続くんですが、全然退屈じゃなくて、むしろステップって種類によってこんなに表情が違うんだ!と感激しました。残念ながら、SPでは2位発進だったものの、FSで崩れてメダルは取れませんでしたが、翌年のイエテボリでは、持ち越したSP・FSともクワドレスながら神演技で世界チャンピオンになりました^^

4位 テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイアー「シェルブールの雨傘」by?(これもズエワ?)(07-08FD)
Virtue & Moir - 2008 World FD - Umbrellas of Cherbourg

何度見てもあっという間のプログラム。敢えて解説なし動画をチョイスしてみました。2人が一気にシニアのトップに駆け上がったシーズンと言うことで、勢いがありながらも初々しい演技。羽生君のR&J(2012ver.)やリプニツカヤのシンドラーもそうですが、「今、この年齢でしか滑れないプログラム」ってあるんですよね。振り付けもですが、テッサのふわふわのスカートも、効果的なボーカルも、全てが作品として素晴らしいです。

3位 イザベル・デロベル&オリビエ・シェーンフェルダー「ピアノ・レッスン」byウォティネン(07-08FD)
Isabelle Delobel & Olivier Schoenfelder 2008 Euros FD - The Piano

4位のテッサ&スコット動画の最後にもちょっと表彰式が映っていますが、この2人がワールドチャンピオンになったシーズンのプログラムです。小芝居や振付、衣装などシーズン中に少しずつ変わっているのですが、私はユーロの演技が一番好きです。イザベルの倒立リフトも美しいのですが、何よりも、ただ組んで滑っている姿が本当に美しい2人でした。

2位 ステファン・ランビエール「ポエタ」byナハロ(06-08FS)
Stephane Lambiel 2007 Worlds FS (No Commentary)

今更説明不要の超名作!東京ワールドが初披露(感想はこちら)で、次のシーズンも持ち越しました。前半の攻めたジャンプ構成、中盤のつなぎ振付の色気、そして後半クワドに終盤の高速スピン。ジャンプミスのない演技は結局なかったと記憶していますが、それでも毎回観客を熱狂に巻き込む、素晴らしいプロでした。

1位 サラ・マイアー「パッチ・アダムス」by?(07-08SP)
S MEIER - 2007 TROPHEE ERIC BOMPARD - SP

(HD) Sarah Meier SP - 2008 World Championships

シーズン中にマイムのところ(ステップの前など)がちょっと変わったので、序盤(TEB)とワールドの2ver.貼っておきます。私は最初のver.の方が好き^^この衣装を子供っぽくならずに上品に着こなせるのは、さすが美人のサラです。
物語がいっぱい詰まった、爽やかで素敵なプロですが、このプロの良さを改めて書くとなると、ちょっと難しいんですよね。テクニック的には、女子選手が入れるスタンダードな要素しか入っていないと思うし、曲も耳障りのいい映画音楽で、「ここがすごい!独創的!」っていうポイントは、正直あまりないんじゃないかと思うんです。それでも、私がふとした時に観たくなって再生するのは、いつもこのプログラム。だから、このプログラムがmairi's BESTです(^-^)

改めて見ると、07-08シーズン前後が多いですね。これは、自分が本格的にハマり出した時期で、かつ動画サイトで色々な演技を試合後にすぐ見られるようになった頃だった、と言うのも大きいと思います。見るものすべてが新鮮だったから、印象も強かったのでしょう。
それにしても、毎年変わるルールにもめげず、各スケーターにぴったりの振付を考える振付師って本当にすごいなあと思います。やっぱり現代フィギュアスケートにおいて、彼らの存在は欠かせませんね。来シーズン以降も、たくさんの素敵プロが観られますように^^

My Favorite 30 Programmes (from 2006-2007 to 2012-2013): Part 2

2014年06月15日 | 氷上観戦日記
Part2は20~11位です。結構最近の演技が多いかも?

20位 アルトゥール・ガチンスキー「セントルイス・ブルース」byディクソン(11-12SP)
Artur Gachinski (RUS) - Europeans 2012 SP

不思議と癖になるプログラム。前半のけだるい感じも、後半の無理しすぎない程度のコミカルな演技も、当時のガッチャンによく合っていました。ユーロではジャンプもキレキレで1位折り返しだったんですが、以後失速してしまい、現在に至ります(T_T)練習環境を一新したとのことなので、来シーズンには期待!

19位 レイチェル・フラット「エデンの東」by?(ニコルでしたっけ?)(10-12SP)
レイチェルと言えばこれ!と言う方も多いのでは?シーズン途中で急いで作ったプログラムだなんて思えないくらい、彼女にハマっていました。イナバウアーからイーグルまでのステップのスケールの大きさは、他の女子選手にはない魅力だと思います。

18位 村主章枝「魂の歌、ファンタジア」byズーリン(06-07FS)
Fumie Suguri 06-07 LP 魂の歌 ファンタジア

実況でよく言われた「これぞ村主ワールド!」なプログラム。衣装も色使いがかなり独特だけれど、上品にまとめてよく似合っていたと思います。それにしても、なんで苦手な3Sを最後にしたんだろう(苦笑)

17位 ブライアン・ジュベール「ライズ」byプラトフ(08-10SP)
ISU WFSC2010 Brian Joubert SP Rise

何度見返したかわからない、トリノワールドの復活ライズ^^途中のガッツポーズ、コーチとのアイコンタクト、そして最後の雄叫びまで、全てひっくるめての神プロ・神演技です。途中のルームランナーで熱狂する観客が面白すぎる(笑)そして、西岡さんのジュベール愛にじーんときます。
(やばい、動画の量がどんどん増えてる(苦笑)もっとさくさくいかないと;)

16位 パトリック・チャン「エレジー」byバトル(12-14SP)
彼のスケーティングの美しさが映えるプログラム。まさに芸術作品ですね。

15位 ケヴィン・レイノルズ「チャンバーメイド・スイング」byボーン(11-13SP)
軽快なリズムと高速クワド、そして彼の小気味よい動きがよく合っていたプログラム。13年四大陸の演技はリピートしすぎて、一時期曲に取りつかれていました(^ ^;

14位 メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト「サムソンとデリラ」by?(ズエワかなあ?)(08-09FD)
前半の振付が本当に美しいです。(この頃はまだ、メリルがリフトでもたもたする場面なんかもありますけどね;)全米チャンピオン、ワールド4位とトップ選手への階段を昇っていったシーズン。メリルのヒロイン力が大きく開花したのも、この頃だったと思います。

13位 パトリック・チャン「オペラ座の怪人」byニコル(09-11FS)
もちろん、クワドを2本入れて素敵衣装の10-11バージョンです。曲の盛り上がりとジャンプのシンクロ(特に2個目の4T+3T!)が本当に素晴らしい。ステップ部分も緩急があって引き込まれます。彼がこのプログラムで世界チャンピオンになったことにより、男子シングルの流れは大きく変わりました。
(やっぱり動画貼っておきます。パトチャン、今よりずいぶん若いな(笑))
Patrick Chan 2011 Nationals FS


12位 カロリーナ・コストナー「ボレロ」byニコル(12-14FS)
五輪バージョンも素晴らしかったのですが、12-13バージョンの方が好きです。最後がジャンプで〆なのがカッコいい!…のだけれど、結局殆ど成功はしていなかった気が(汗)衣装も、シンプルな黒衣装ながら、スカートのカッティングがきれいで動きに映えていました。

11位 エフゲニー・プルシェンコ「ロクサーヌのタンゴ」by?(11-12FS)
Jスポ解説陣もべた褒めだった素敵プロ。(ソチ五輪FSでも、これを滑ってくれてよかったのよ…?)手術前で満身創痍だった為、SPではクワドを回避し2位発進(1位は↑に貼ったガッチャン)、それでもFSでクワドを決めて、見事逆転優勝しました。この演技について語ると長くなるので、ご興味のある方は当時のメモ(こちら)をどうぞ。何度見返してもうるうるしてしまう動画も貼っておきます。
Evgeni Plushenko 2012 EC Sheffield LP


やっぱり、印象に残るプログラムは神演技とセットなことが多いんだなあ。。。次回は、いよいよBEST10(豪華動画つきの予定)です!

My Favorite 30 Programmes (from 2006-2007 to 2012-2013): Part 1

2014年06月08日 | 氷上観戦日記
※ソチ五輪男子SP感想を書きました⇒コチラ

某有名ブログさんが「マイベストプログラム50」をやられていたので、仕事(最近ちょっとストレスフル…)の合間に脳みその息抜きとして、自分の好きなプログラムを思い起こしてみました。集大成のシーズンの年度末と言うことで、50は無理ですが、BEST30を挙げてみたいと思います。

対象は、自分がフィギュアに本格的にはまった2006-2007シーズンから昨シーズンまでの競技プロ。ペアとダンスは毎年チャンピオンシップくらいしか見られないので、どうしても数年経つと演技の印象が薄くなってしまったり、プログラムそのものが好きなのか選手が好きなのか、はたまた神演技があったから好きなのか、とか考え出すと「プログラム」の定義がよくわからなくなったりと、いざ選ぶとなると選び方もなかなか難しいのですが。
最終的には、ふとした時に「あのプログラム好きだったなー。衣装がこんなで振付がこんなで…」と思い出せるプログラムを、素直に選ぶことにしました。
結果、男子シングルが一番多くて、ペアはほとんど入らないというかなり偏った結果になってしまいました(ペアももちろん好きなんですよ(汗))が、まあこれはこれと言うことで。

まずは30位~21位まで。動画は、さすがにどの大会の演技がよかった、とかまでは覚えていないので、基本つけていません(^ ^;曲名や振付家はwikiより(たまにわからないものあり。。。)。

30位 ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ「Humanity in Motion」by?(12-13シーズンFD)
彫刻家と彫像の恋。やっぱりダンスは物語が感じられるプログラムが好きです。

29位 中野友加里「スペイン奇想曲」byズエワ(07-08FS)
3Aこそ認定されませんでしたが、イエテボリワールドの最終滑走神演技(さすがにこれは動画を貼りたい!)はまさに記憶に残る演技。こんなことを言っても仕方ないのだけど、中間点がある今の採点方式だったら、と思ってしまいます。。。
Yukari Nakano 's LP at 2008 worlds


28位 アリョーナ・レオノワ「パイレーツ・オブ・カリビアン」byモロゾフ(11-12FS)
これぞ良くも悪くも(苦笑)モロゾフプロ!あざとさや嫌らしさを感じさせないのは、レオノワのキャラクターによるものでしょうね。

27位 羽生結弦「ロミオとジュリエット」by阿部(11-12FS)
ご存知「皆殺しロミオ」。シニア参戦と同時に一気に世界のトップに駆け上がった羽生君の、疾走感と時折見せる少年っぽさのバランスが、まさに「ロミオ」でした。

26位 ジェレミー・アボット「ライフ・イズ・ビューティフル」byウィルソン(10-11FS)
多くの選手が使っている曲ですが、映画の「悲しみとユーモア」を最も表現していたのはアボットだと思います。成績的にはあまり奮わなかったシーズンなので、決定的な演技と言うのが見られなかったのは残念。

25位 ステファン・ランビエール「椿姫」by?(ブルナー女史かなあ?)(09-10FS)
長らくmairiの中で「ベストワルツ賞」だったプログラムです。(最近ではテン君の「アーティスト(SP)」が同格に迫りつつある。)

24位 町田樹「ドン・キホーテ」byランビエール(11-12FS)
まっちーのプログラムと言うよりは、ランビのプログラムと言う感じでしたが。後ろにランビの幻影が見えたもん(笑)今のまっちーが滑ったら、また違った味わいになりそうなので、見てみたいです。

23位 高橋大輔「オペラ座の怪人」byモロゾフ(06-07FS)
この頃の大ちゃん×モロはいいバランスでしたよね。今の高橋君のテイストは、むしろその後のミヤケンプロやカメレンゴプロで開花した感はありますが。

22位 パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ「メリーポピンズ」by?(12-13SD)
四大陸で生で見て、すっかり気に入ったプログラム^^2人とも、映画の世界から抜け出してきたかのよう。
2013 4 Cont. Gilles Poirier SD B.ESP2


21位 チン・パン&ジャン・トン「見果てぬ夢」byボーン&ウィルソン(09-10FS)
バンクーバー五輪での神演技は、本当に素晴らしかった!シェン&ツァオに金メダルを獲って欲しくて、それが叶って嬉しかったmairiですが、FSはパン&トンの演技に一番感動しました。

因みに、最後の最後で圏外に落としたのは、シズニー「ラヴィアンローズ」、アシュリー「だったん人」、ヴォロノフ「ピアソラ」などでした。