暑気払いにぴったりの、パワフルな『ドン・キ』を観てまいりました。(本当は、コジョカル&コボーの『ラ・バヤデール』も観たかったのだけど、資金難につきそちらは断念。。。)
主要キャスト:
キトリ/ドゥルシネア姫:ナターリヤ・オシポワ
バジル:イワン・ワシーリエフ
ドン・キホーテ:高岸直樹
サンチョ・パンサ:氷室友
ガマーシュ:長瀬直義
メルセデス:高木綾
エスパーダ:後藤晴雄
若いジプシーの娘:吉岡美佳
ドリアードの女王:二階堂由依
キューピッド:佐伯知香
ヴァリエーション1:田中結子
ヴァリエーション2:乾友子
指揮:ポール・コネリー
演奏:東京フィルハーモニック交響楽団
とにかく「楽しい!」の一言^^
ワシリーエフがあまりに跳びまくるので、客席からはどよめきと苦笑(?)が起きたほど。途中、片手リフトで足を上げるなど、余裕のパフォーマンスでした。
直前に体調不良の情報が入って心配していたオシポワも、彼女にしては大人しかったのかもしれませんが、長いバランスと高速回転で魅せてくれました。終始「キップのいい姐さん」と言う感じのキトリ。ただ、たまにちょっと雑になる箇所があったりするのが残念でした。あと、ドルシネア姫はもうちょっとキラキラお姫様オーラが欲しかったかも?
まあでも、このキャストの公演日を選んでいる時点で、観客の期待は「お祭り『ドン・キ』」な訳で、そう言う意味では、完璧に期待に応えてくれたと思います。かと言って、決して東バを置いてきぼりにし過ぎることなく、演技も丁寧に行っていて(狂言自殺の小芝居とかも面白かった!)、テクニックだけのペアじゃないのだなあと感心。
(余談ですが、このペアは来年のスカラ座来日公演で『ロミジュリ』のゲストを務めるそうです。「お祭りペア」ではなく、「演技派ペア」としての2人はどんななんでしょうね?)
お馴染みの東バチームも、主役のエネルギーを受けて楽しそうに踊っているように見えました。
特にガマーシュの長瀬さん!もともとコミカルな役ですが、本当に可笑しくって笑ってしまいました。動きもきれいです。
メルセデスの高木さんも、品のある踊りで素敵でした。後藤さんは、普通によかったんですが、さすがにワシリーエフが跳び回る中では分が悪いですね;
キューピッドの佐伯さん、明るくてチャーミング。若いジプシーの吉岡さんは、なぜか全く記憶がない(汗)吉岡さん、割と好きな筈なんだけど、おかしいなあ。。。
主要キャストで「うーん」だったのは、ドリアードの二階堂さん。スタイル抜群で雰囲気も可憐なのですが、見せ場のアラベスク⇔パッセが危なっかしくて、全体的に表情も乏しいように感じました。まだ若い方みたいなので、これからなのかな。見込みのない人が務める役じゃない筈ですし。
女性ヴァリエーションの2人はよかったですね。主役ペアの間に入っても埋もれていませんでした。
東バの『ドン・キ』は何回か観ているので、演出に特に驚くことはなかったんですが、やっぱり終幕の水色衣装組は馴染めません。それ、絶対雰囲気浮いてるから~。
オケは、ちょっと元気すぎた気がしなくもないですが、舞台の雰囲気を壊すような場面はありませんでしいた。ただ、バレエ演奏に限るなら、私はシティフィルの方が好きです。
主要キャスト:
キトリ/ドゥルシネア姫:ナターリヤ・オシポワ
バジル:イワン・ワシーリエフ
ドン・キホーテ:高岸直樹
サンチョ・パンサ:氷室友
ガマーシュ:長瀬直義
メルセデス:高木綾
エスパーダ:後藤晴雄
若いジプシーの娘:吉岡美佳
ドリアードの女王:二階堂由依
キューピッド:佐伯知香
ヴァリエーション1:田中結子
ヴァリエーション2:乾友子
指揮:ポール・コネリー
演奏:東京フィルハーモニック交響楽団
とにかく「楽しい!」の一言^^
ワシリーエフがあまりに跳びまくるので、客席からはどよめきと苦笑(?)が起きたほど。途中、片手リフトで足を上げるなど、余裕のパフォーマンスでした。
直前に体調不良の情報が入って心配していたオシポワも、彼女にしては大人しかったのかもしれませんが、長いバランスと高速回転で魅せてくれました。終始「キップのいい姐さん」と言う感じのキトリ。ただ、たまにちょっと雑になる箇所があったりするのが残念でした。あと、ドルシネア姫はもうちょっとキラキラお姫様オーラが欲しかったかも?
まあでも、このキャストの公演日を選んでいる時点で、観客の期待は「お祭り『ドン・キ』」な訳で、そう言う意味では、完璧に期待に応えてくれたと思います。かと言って、決して東バを置いてきぼりにし過ぎることなく、演技も丁寧に行っていて(狂言自殺の小芝居とかも面白かった!)、テクニックだけのペアじゃないのだなあと感心。
(余談ですが、このペアは来年のスカラ座来日公演で『ロミジュリ』のゲストを務めるそうです。「お祭りペア」ではなく、「演技派ペア」としての2人はどんななんでしょうね?)
お馴染みの東バチームも、主役のエネルギーを受けて楽しそうに踊っているように見えました。
特にガマーシュの長瀬さん!もともとコミカルな役ですが、本当に可笑しくって笑ってしまいました。動きもきれいです。
メルセデスの高木さんも、品のある踊りで素敵でした。後藤さんは、普通によかったんですが、さすがにワシリーエフが跳び回る中では分が悪いですね;
キューピッドの佐伯さん、明るくてチャーミング。若いジプシーの吉岡さんは、なぜか全く記憶がない(汗)吉岡さん、割と好きな筈なんだけど、おかしいなあ。。。
主要キャストで「うーん」だったのは、ドリアードの二階堂さん。スタイル抜群で雰囲気も可憐なのですが、見せ場のアラベスク⇔パッセが危なっかしくて、全体的に表情も乏しいように感じました。まだ若い方みたいなので、これからなのかな。見込みのない人が務める役じゃない筈ですし。
女性ヴァリエーションの2人はよかったですね。主役ペアの間に入っても埋もれていませんでした。
東バの『ドン・キ』は何回か観ているので、演出に特に驚くことはなかったんですが、やっぱり終幕の水色衣装組は馴染めません。それ、絶対雰囲気浮いてるから~。
オケは、ちょっと元気すぎた気がしなくもないですが、舞台の雰囲気を壊すような場面はありませんでしいた。ただ、バレエ演奏に限るなら、私はシティフィルの方が好きです。