mairiの趣味日記

バレエ鑑賞記、フィギュアスケート観戦記、その他趣味の記録など

ミハイロフスキー劇場バレエ『パリの炎』(2019/11/21マチネ)~鑑賞メモ

2020年05月17日 | 舞台鑑賞日記
久しぶりのミハイロフスキー劇場。ドゥアト版『眠り』も観たかったけれど、やはりここは「ロシアならではの演目」を観ようと、『パリの炎』にしました^^

<主要キャスト>
ガスパール(農夫):ロマン・ペチュコフ
ジャンヌ(ガスパールの娘):アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
ジャック(ガスパールの息子):アレクサンドラ・バトゥーリナ
フィリップ(マルセイユの青年):イワン・ザイツェフ
ディアナ・ミレイユ(女優):イリーナ・ペレン
アントワーヌ・ミストラル(俳優):ヴィクトル・レベデフ
ボールガール侯爵:ミハイル・シヴァコフ
ルイ16世:アレクセイ・マラーホフ
マリー・アントワネット:アーラ・マトヴェーエワ
キューピッド:サビーナ・ヤパーロワ
テレーザ(バスク人):クリスティーナ・マフヴィラーゼ

アレゴリック・ダンス
自由:イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ
平等:スヴェトラーナ・ベドネンコ、アンドレア・ラザコヴァ、ユリア・ルキヤネンコ
友愛:ニキータ・ナザロフ、アンドレイ・ヤフニューク

指揮:パーヴェル・ソローキン
管弦楽:シアターオーケストラトウキョウ

ジャンヌ役のヴォロンツォーワと、フィリップ役のザイツェフは、正統派ロシアンと言う雰囲気。ヴォロンツォーワは少しだけ動きが雑な時がありますが、2人とも、役柄が似合っていて良かったです。

主役以上に印象に残ったのは、女優役と自由の象徴を踊ったペレン。高難度リフト(静かに支えるシェミウノフがまたすごい)や難しそうな振付も軽々とこなすし、何よりも、神々しいオーラに目がくらみそうでした。いやはや、さすがです。(それなりの年だよね?と思ってプロフィール見たら、同い年でした。)

その他で印象に残ったのは、マリー・アントワネット役のマトヴェーエワ。あのロシアン集団の中でさえ目立つ首の長さと頭身に、思わず見惚れてしまいました。(お手紙には、結局何が書いてあったんだろう???)

以前ボリショイで観たラトマンスキー版と少しストーリーが違うらしく、お兄ちゃん(ジェローム)カップルは登場しませんでした。なので、ジェローム役も女性が配役されており、主要な踊りを踊る感じではありません。
物語としては少し薄くはなりますが、おかげでラトマンスキー版の鬱ラストとでも言うべき場面がなく、皆で踊って大団円なのは、楽しくて良いですね。

演出や装置は、宮廷と街中のコントラストがはっきりしている感じ。ちょっと、映像場面が長くて、間延びする場面もありました。
衣装は、割とラブリー系?色とりどりで可愛かったです^^
オケは、まあ、シアターオーケストラトウキョウなので、、、Tpが上手いところにやってほしかったな、と思います。



最新の画像もっと見る

post a comment