来日を楽しみにしていたハンブルグバレエ団ですが、スケジュールが合わず、結局観られたのは1公演だけでした。でも、素晴らしかったので大満足です♪
主要キャスト:
ヒッポリタ/タイターニア … エレーヌ・ブシェ
ヘレナ … シルヴィア・アッツォーニ
ハーミア … フロレンシア・チネラート
デミトリアス(士官) … アレクサンドル・リアブコ
ライサンダー(庭師) … エドウィン・レヴァツォフ
シーシアス(アテネの大公)/オベロン … ウラジーミル・ヤロシェンコ(ゲスト・ダンサー)
パック … アレクサンドル・トルーシュ
指揮 … ギャレット・キースト
演奏 … 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
音楽はメンデルスゾーン(『真夏の夜の夢』を中心に、交響曲なども)と現代音楽(リゲティ・ジェルジュと言う方の不思議な音楽)の組み合わせ。人間世界と妖精界(雰囲気的には宇宙人世界?)がリンクするように物語が組み立てられています。
(この宇宙人世界については説明するのが難しいので、ぜひ↓のプロモーション動画をご覧ください。)
まずは主役のエレーヌ・ブシェ。手足が長くて身体能力が高い(@_@)リフトの難しそうなポジションもさらりとこなしちゃうし、バランスもとっても長い。
相手役のヤロシェンコも、堂々とした踊りっぷりでカッコよかったです。サポートももちろんばっちりで、この主役コンビの安定感が舞台をびしっと締めているなあと感じました。
そして、主役コンビに絡む恋人たちも芸達者で素晴らしかったです。
特にヘレナ役のアッツォーニ、メガネっ娘で野暮ったい役柄なのに、踊りも表情もとってもキュート(*^_^*)リアブコも、今までシリアスな演目でしか見たことがなかったので、髭面でのコメディアン演技が似合うのにびっくりでした。
バレエフェスではちょっと印象の薄かったレヴォツォフも、しっかり存在感とカッコ良さが感じられました。身長差のあるチネラートとの息もぴったり。
物語のキーマンであるトルーシュのパックも、生き生きしていて茶目っ気があって、観ていてわくわくするような踊りでした。
少しつかみどころのない幻想的な物語に、突如入ってくる村人たちの劇中劇も、ユーモアたっぷりで面白かったです。赤いポワントを履いた男性ダンサーが不気味すぎる。。。(そう言えば、なんでこの場面はヴェルディメドレーだったんだろ?)
全体的に、ダンサーの身体能力がものすごく高いバレエ団だなあと感じました。やはりノイマイヤー作品は身体的な要求も高いのでしょうか。知らなかったのですが、群舞に日本人も結構入っているんですね。
美術はさすがのユルゲン・ローゼ様。妖精界の木の一本、それを照らす光の一筋まで、ため息が出るような美しさ。妖精の国の衣装はキラキラの全身タイツで、単体で見るとちょっとどうなんだろうと言う感じなのですが、ひとたび舞台装置の中で動いているダンサーが着ると、幻想的で不思議な美しさを放っていました。
人間界の衣装も、品があってエレガントで素敵でした(タキシード×ザンレールは正義!)。
シティフィルはメンデルスゾーンが得意なのかな?いつものバレエ伴奏よりも安心して聴いていられた気が:P特に、ラストの結婚行進曲では、舞台の素敵さとの相乗効果もあり、「本当に良い曲だなあ」と感激してしまいました。
観終わった後に幸せな気持ちになる、本当に素敵な作品だったので、映像が発売されることがあったら、ぜひもう一度復習したいと思います^^
主要キャスト:
ヒッポリタ/タイターニア … エレーヌ・ブシェ
ヘレナ … シルヴィア・アッツォーニ
ハーミア … フロレンシア・チネラート
デミトリアス(士官) … アレクサンドル・リアブコ
ライサンダー(庭師) … エドウィン・レヴァツォフ
シーシアス(アテネの大公)/オベロン … ウラジーミル・ヤロシェンコ(ゲスト・ダンサー)
パック … アレクサンドル・トルーシュ
指揮 … ギャレット・キースト
演奏 … 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
音楽はメンデルスゾーン(『真夏の夜の夢』を中心に、交響曲なども)と現代音楽(リゲティ・ジェルジュと言う方の不思議な音楽)の組み合わせ。人間世界と妖精界(雰囲気的には宇宙人世界?)がリンクするように物語が組み立てられています。
(この宇宙人世界については説明するのが難しいので、ぜひ↓のプロモーション動画をご覧ください。)
まずは主役のエレーヌ・ブシェ。手足が長くて身体能力が高い(@_@)リフトの難しそうなポジションもさらりとこなしちゃうし、バランスもとっても長い。
相手役のヤロシェンコも、堂々とした踊りっぷりでカッコよかったです。サポートももちろんばっちりで、この主役コンビの安定感が舞台をびしっと締めているなあと感じました。
そして、主役コンビに絡む恋人たちも芸達者で素晴らしかったです。
特にヘレナ役のアッツォーニ、メガネっ娘で野暮ったい役柄なのに、踊りも表情もとってもキュート(*^_^*)リアブコも、今までシリアスな演目でしか見たことがなかったので、髭面でのコメディアン演技が似合うのにびっくりでした。
バレエフェスではちょっと印象の薄かったレヴォツォフも、しっかり存在感とカッコ良さが感じられました。身長差のあるチネラートとの息もぴったり。
物語のキーマンであるトルーシュのパックも、生き生きしていて茶目っ気があって、観ていてわくわくするような踊りでした。
少しつかみどころのない幻想的な物語に、突如入ってくる村人たちの劇中劇も、ユーモアたっぷりで面白かったです。赤いポワントを履いた男性ダンサーが不気味すぎる。。。(そう言えば、なんでこの場面はヴェルディメドレーだったんだろ?)
全体的に、ダンサーの身体能力がものすごく高いバレエ団だなあと感じました。やはりノイマイヤー作品は身体的な要求も高いのでしょうか。知らなかったのですが、群舞に日本人も結構入っているんですね。
美術はさすがのユルゲン・ローゼ様。妖精界の木の一本、それを照らす光の一筋まで、ため息が出るような美しさ。妖精の国の衣装はキラキラの全身タイツで、単体で見るとちょっとどうなんだろうと言う感じなのですが、ひとたび舞台装置の中で動いているダンサーが着ると、幻想的で不思議な美しさを放っていました。
人間界の衣装も、品があってエレガントで素敵でした(タキシード×ザンレールは正義!)。
シティフィルはメンデルスゾーンが得意なのかな?いつものバレエ伴奏よりも安心して聴いていられた気が:P特に、ラストの結婚行進曲では、舞台の素敵さとの相乗効果もあり、「本当に良い曲だなあ」と感激してしまいました。
観終わった後に幸せな気持ちになる、本当に素敵な作品だったので、映像が発売されることがあったら、ぜひもう一度復習したいと思います^^