ABTの1公演目は、もちろんオープニングガラ♪…の割には、ちょっと演目が地味だったような(^ ^;
≪アレグロ・ブリランテ≫
振付:ジョージ・バランシン/舞台指導:ダーラ・フーヴァー
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー〔ピアノ協奏曲第3番〕
衣裳:カリンスカ/衣裳再飾:ヘイディー・モラレス
出演:パロマ・ヘレーラ、コリー・スターンズ、メラニー・ハムリック、シモーン・メスマー、ルシアナ・パリス、ヒー・セオ、グラント・デロング、ロディー・ドーブル、ジョセフ・フィリップス、エリック・タム
指揮:デイヴィッド・ラマーシュ/ピアノ:バーバラ・ビラック
⇒バランシン作品って、あんまり好きじゃないんですよねー…。まあ、キライって言うほどでもないんですけど。山岸凉子『黒鳥(ブラック・スワン)』の中で、バランシンの振付を「スタイリッシュだけど無機質で冷たい雰囲気がアメリカと言う国によく合う」と評している場面があるんですが、確かにその通りだなあと。
ヘレーラはさすがのスピード感。若きプリンシパルのスターンズは伸びやかで、今後が楽しみです。
≪トロイカ≫
振付:ベンジャミン・ミルピエ
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ〔無伴奏チェロ組曲第2番・第3番より〕
衣裳:ポール・コックス
出演:トーマス・フォースター、ダニール・シムキン、サッシャ・ラデツキー
チェロ :辻本 玲
⇒蛍光色の衣装を着た若者3人が、スタイリッシュに踊る(←身も蓋もない;)。それだけと言ってはそれだけなんですが、短い作品だったこともあって、楽しめました。シムキンはやっぱり目を惹きますね^^でも、どうせならもう少し違う演目で観たかったなあと言う気も。
あまり気分が盛り上がらないまま、ここで1回目の休憩(^ ^;
≪くるみ割り人形≫のグラン・パ・ド・ドゥ
振付:アレクセイ・ラトマンスキー
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
衣裳:リチャード・ハドソン/助手:ジャスティン・アリエンティ、マウリツィオ・エロリアーガ
出演:ヴェロニカ・パールト/アレクサンドル・ハムーディ
指揮:デイヴィッド・ラマーシュ
⇒グラン・パ・ド・ドゥと言いながらアダジオだけだったので、終わりがよくわからず、きょとんとしてしまいました。振付もクラシックの動きだったので、わざわざ変えた意味がよくわからない(?_?)
≪ディアナとアクテオン≫
振付:アレグリッピーナ・ワガーノワ/舞台指導:ルドルフ・ヌレーエフ
音楽:チェーザレ・プーニ/編曲:ジョン・ランチベリー
出演:シオマラ・レイエス、ホセ・マヌエル・カレーニョ
指揮:デイヴィッド・ラマーシュ
⇒この日一番の拍手で迎えられたコレーラが印象的でした。確かに、昔ほど活きのよい感じではありませんでしたが、優雅でダイナミックなジャンプはさすが!これで引退なんて勿体ない(T_T)
≪チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ≫
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:イザベラ・ボイルストン、アンヘル・コレーラ
指揮:オ-ムズビー・ウィルキンズ
⇒バランシン作品でも、これは大好き♪コレーラの超絶技巧が強烈過ぎて、パートナーのボイルストンの印象が全くないけど、それもまあいつものこと?でも、実はコレーラはこの3日後のドン・キホーテからは体調不良で残りの公演を全てキャンセルしてしまったそうで、心配。。。
≪椿姫≫ 第3幕<黒>のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー/舞台指導:ケヴィン・ヘイゲン、ヴィクター・ヒューズ
音楽:フレデリック・ショパン/衣裳:ユルゲン・ローズ
出演:ジュリー・ケント、マルセロ・ゴメス
ピアノ:イーゴリ・シェヴツォフ
⇒ケントのヴィオレッタ、素晴らしかったんですが、先日観た(まだメモ書けてませんが;)、マリア・アイシュヴァルトのヴィオレッタが素晴らしすぎたので、ちょっと物足りなく感じちゃいました。。。ケントも充分感動できる踊りだったと思うんですけどね。アイシュヴァルトを観てからあまり日が空いてなかったので;
それにしても、ノイマイヤー作品って面白い!「椿姫」の一部と、「人魚姫」「ロミオとジュリエット」しか観たことがありませんが、他もいろいろ観てみたいです。
いい感じに会場が盛り上がったところで、2回目の休憩。
≪THIRTEEN DIVERSIONS≫
振付:クリストファー・ウィールドン
音楽:ベンジャミン・ブリテン(≪ディヴァージョンズ≫より)
衣裳:ボブ・クローレイ
出演:ジリアン・マーフィー、ヒー・セオ、デイヴィッド・ホールバーグ、コリー・スターンズ、マリア・リチェット、シモーン・メスマー、ジャレット・マシューズ、アレクサンドル・ハムーディ
指揮: オ-ムズビー・ウィルキンズ
⇒で、クライマックスの演目がこれ???バランシンとはまたちょっと違うんだけど、似たような系統と言えば似たような系統の作品。出演者は豪華なんですけどね。。。まあでも、ABTらしい演目と言えるのかな。
そんな訳で、ガラガラの客席とあっさりした演目がちょっと寂しいオープニング・ガラだったのでした。ノリノリだったのは音楽担当の東京シティ・フィルだけかも(笑)
≪アレグロ・ブリランテ≫
振付:ジョージ・バランシン/舞台指導:ダーラ・フーヴァー
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー〔ピアノ協奏曲第3番〕
衣裳:カリンスカ/衣裳再飾:ヘイディー・モラレス
出演:パロマ・ヘレーラ、コリー・スターンズ、メラニー・ハムリック、シモーン・メスマー、ルシアナ・パリス、ヒー・セオ、グラント・デロング、ロディー・ドーブル、ジョセフ・フィリップス、エリック・タム
指揮:デイヴィッド・ラマーシュ/ピアノ:バーバラ・ビラック
⇒バランシン作品って、あんまり好きじゃないんですよねー…。まあ、キライって言うほどでもないんですけど。山岸凉子『黒鳥(ブラック・スワン)』の中で、バランシンの振付を「スタイリッシュだけど無機質で冷たい雰囲気がアメリカと言う国によく合う」と評している場面があるんですが、確かにその通りだなあと。
ヘレーラはさすがのスピード感。若きプリンシパルのスターンズは伸びやかで、今後が楽しみです。
≪トロイカ≫
振付:ベンジャミン・ミルピエ
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ〔無伴奏チェロ組曲第2番・第3番より〕
衣裳:ポール・コックス
出演:トーマス・フォースター、ダニール・シムキン、サッシャ・ラデツキー
チェロ :辻本 玲
⇒蛍光色の衣装を着た若者3人が、スタイリッシュに踊る(←身も蓋もない;)。それだけと言ってはそれだけなんですが、短い作品だったこともあって、楽しめました。シムキンはやっぱり目を惹きますね^^でも、どうせならもう少し違う演目で観たかったなあと言う気も。
あまり気分が盛り上がらないまま、ここで1回目の休憩(^ ^;
≪くるみ割り人形≫のグラン・パ・ド・ドゥ
振付:アレクセイ・ラトマンスキー
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
衣裳:リチャード・ハドソン/助手:ジャスティン・アリエンティ、マウリツィオ・エロリアーガ
出演:ヴェロニカ・パールト/アレクサンドル・ハムーディ
指揮:デイヴィッド・ラマーシュ
⇒グラン・パ・ド・ドゥと言いながらアダジオだけだったので、終わりがよくわからず、きょとんとしてしまいました。振付もクラシックの動きだったので、わざわざ変えた意味がよくわからない(?_?)
≪ディアナとアクテオン≫
振付:アレグリッピーナ・ワガーノワ/舞台指導:ルドルフ・ヌレーエフ
音楽:チェーザレ・プーニ/編曲:ジョン・ランチベリー
出演:シオマラ・レイエス、ホセ・マヌエル・カレーニョ
指揮:デイヴィッド・ラマーシュ
⇒この日一番の拍手で迎えられたコレーラが印象的でした。確かに、昔ほど活きのよい感じではありませんでしたが、優雅でダイナミックなジャンプはさすが!これで引退なんて勿体ない(T_T)
≪チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ≫
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:イザベラ・ボイルストン、アンヘル・コレーラ
指揮:オ-ムズビー・ウィルキンズ
⇒バランシン作品でも、これは大好き♪コレーラの超絶技巧が強烈過ぎて、パートナーのボイルストンの印象が全くないけど、それもまあいつものこと?でも、実はコレーラはこの3日後のドン・キホーテからは体調不良で残りの公演を全てキャンセルしてしまったそうで、心配。。。
≪椿姫≫ 第3幕<黒>のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー/舞台指導:ケヴィン・ヘイゲン、ヴィクター・ヒューズ
音楽:フレデリック・ショパン/衣裳:ユルゲン・ローズ
出演:ジュリー・ケント、マルセロ・ゴメス
ピアノ:イーゴリ・シェヴツォフ
⇒ケントのヴィオレッタ、素晴らしかったんですが、先日観た(まだメモ書けてませんが;)、マリア・アイシュヴァルトのヴィオレッタが素晴らしすぎたので、ちょっと物足りなく感じちゃいました。。。ケントも充分感動できる踊りだったと思うんですけどね。アイシュヴァルトを観てからあまり日が空いてなかったので;
それにしても、ノイマイヤー作品って面白い!「椿姫」の一部と、「人魚姫」「ロミオとジュリエット」しか観たことがありませんが、他もいろいろ観てみたいです。
いい感じに会場が盛り上がったところで、2回目の休憩。
≪THIRTEEN DIVERSIONS≫
振付:クリストファー・ウィールドン
音楽:ベンジャミン・ブリテン(≪ディヴァージョンズ≫より)
衣裳:ボブ・クローレイ
出演:ジリアン・マーフィー、ヒー・セオ、デイヴィッド・ホールバーグ、コリー・スターンズ、マリア・リチェット、シモーン・メスマー、ジャレット・マシューズ、アレクサンドル・ハムーディ
指揮: オ-ムズビー・ウィルキンズ
⇒で、クライマックスの演目がこれ???バランシンとはまたちょっと違うんだけど、似たような系統と言えば似たような系統の作品。出演者は豪華なんですけどね。。。まあでも、ABTらしい演目と言えるのかな。
そんな訳で、ガラガラの客席とあっさりした演目がちょっと寂しいオープニング・ガラだったのでした。ノリノリだったのは音楽担当の東京シティ・フィルだけかも(笑)