いくつか曲を聴いたことがあった『ジキル&ハイド』、予定が合う日があったので、観に行ってみました。
<キャスト>
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド … 石丸幹二
ルーシー・ハリス … 笹本玲奈
エマ・カルー … 宮澤エマ
ジョン・アターソン … 田代万里生
サイモン・ストライド … 畠中洋
執事プール … 花王おさむ
ダンヴァース・カルー卿 … 福井貴一
ベイジングストーク大司教 … 宮川浩
グロソップ将軍 … 阿部裕
サベージ伯爵 … 川口竜也
アーチボルト・プループス卿 … 松之木天辺
ビーコンズフィールド侯爵夫人 … 塩田朋子
観終わった感想は「作品としては楽しいけれど、よくこれだけ単純なストーリーにこれだけドラマチックな曲をつけたな…」と言う感じ。
まあ、ミュージカルとかオペラって、そういうもんと言えばそういうもんなんでしょうけど。でも、逆(話がドラマチックで曲があっさり)よりはいいか(^ ^;
主役の石丸さん、朗々と歌い上げるのが上手いですね。ジキルとハイドの演じ分けも素晴らしい。ただ、女性陣との心の通い合いの表現は今一つかな;おかげで、初めからジキルにベタぼれのエマはともかく、ルーシーとの関係がイマイチ腑に落ちず。
そんなルーシーの笹本さん。スタイル良いし美人だけれど、前述の理由により、キャラが全く伝わって来ず、若干謎な存在と化していました。普通に色気のあるお姉さん役と言うことならわかるんですが、そもそも、ジキルの手紙に書いてあったような「素朴な可憐さ(でしたっけ?)」がある設定はどこから読み取ればいいの。。。理事会メンバーではないのに殺されちゃうのもなぜ?と言う感じで。もう少し2人の関係性を理解できればわかるのでしょうか。
エマ役の宮澤さんは、以前『天使でラブソングを』で観て印象に残っている役者さんです。裏声への切り替え方や高音の出し方で気になる箇所があったり、台詞回しが若干わざとらしなあと思う場面もあるんですが、演技の雰囲気と言うかチャーミングさが、なんとなく好きなんですよね。ひたすらジキルを支え、ラストで全てを受け止める彼女は、聖母的存在なのかな、と思いました。
ジョン役の田代さんはさすがの安定感。せっかくなので、もう少し歌の多い役で観たかったです。
あとは、執事の花王さんが良い味を出していました。こう言う脇役って大事ですよね。
舞台装置も、ごちゃごちゃせずに、でもきちんと各場面を表現していて良かったです。殺人の描写がちょっとグロいのは演出家さんの好みなのかな(+_+)
もしまた観る機会があったら、今度はジキルとルーシーの関係性に、もう少し注目してみたいと思います。
<キャスト>
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド … 石丸幹二
ルーシー・ハリス … 笹本玲奈
エマ・カルー … 宮澤エマ
ジョン・アターソン … 田代万里生
サイモン・ストライド … 畠中洋
執事プール … 花王おさむ
ダンヴァース・カルー卿 … 福井貴一
ベイジングストーク大司教 … 宮川浩
グロソップ将軍 … 阿部裕
サベージ伯爵 … 川口竜也
アーチボルト・プループス卿 … 松之木天辺
ビーコンズフィールド侯爵夫人 … 塩田朋子
観終わった感想は「作品としては楽しいけれど、よくこれだけ単純なストーリーにこれだけドラマチックな曲をつけたな…」と言う感じ。
まあ、ミュージカルとかオペラって、そういうもんと言えばそういうもんなんでしょうけど。でも、逆(話がドラマチックで曲があっさり)よりはいいか(^ ^;
主役の石丸さん、朗々と歌い上げるのが上手いですね。ジキルとハイドの演じ分けも素晴らしい。ただ、女性陣との心の通い合いの表現は今一つかな;おかげで、初めからジキルにベタぼれのエマはともかく、ルーシーとの関係がイマイチ腑に落ちず。
そんなルーシーの笹本さん。スタイル良いし美人だけれど、前述の理由により、キャラが全く伝わって来ず、若干謎な存在と化していました。普通に色気のあるお姉さん役と言うことならわかるんですが、そもそも、ジキルの手紙に書いてあったような「素朴な可憐さ(でしたっけ?)」がある設定はどこから読み取ればいいの。。。理事会メンバーではないのに殺されちゃうのもなぜ?と言う感じで。もう少し2人の関係性を理解できればわかるのでしょうか。
エマ役の宮澤さんは、以前『天使でラブソングを』で観て印象に残っている役者さんです。裏声への切り替え方や高音の出し方で気になる箇所があったり、台詞回しが若干わざとらしなあと思う場面もあるんですが、演技の雰囲気と言うかチャーミングさが、なんとなく好きなんですよね。ひたすらジキルを支え、ラストで全てを受け止める彼女は、聖母的存在なのかな、と思いました。
ジョン役の田代さんはさすがの安定感。せっかくなので、もう少し歌の多い役で観たかったです。
あとは、執事の花王さんが良い味を出していました。こう言う脇役って大事ですよね。
舞台装置も、ごちゃごちゃせずに、でもきちんと各場面を表現していて良かったです。殺人の描写がちょっとグロいのは演出家さんの好みなのかな(+_+)
もしまた観る機会があったら、今度はジキルとルーシーの関係性に、もう少し注目してみたいと思います。