MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

COOLPIX B700を使いこなす(6) 使用中のソニーα57との比較

2017年01月08日 | あらかると


COOLPIX B700を購入して約1ヶ月になるが、
一眼デジカメα57と比較すると、相当に使いづらい。
例えば、セルフタイマーの設定はその都度設定しなければならないが、
α57は一度設定すると解除しない限りその設定は有効である。

さらに、望遠系では背後に木の枝などが有ると、ほぼピントが合わないが、
α57は、スポットでピントあわせが出来るため、
枝などがあっても小鳥の頭にピントを合わせられるのである。
などなど・・・800mm以降の望遠撮影はまだ使い切れてない。
ただ、
被写界深度の深い広角側では「オート撮影」で、
α57に近い解像度を示していた。

4Kと1440mm望遠レンズの性能が欲しくて買ったのだが・・・・
持っているPCは4Kに対応しておらず、望遠端は使いづらいのである。


下の写真は薔薇園の景色で、左端に写っているのが少女像。


それを1440mmの望遠端で撮ったのが下の写真で、
以前にも書いたように200mm以内の被写体ならそれなりの解像度を示す。
が・・・・コンデジにありがちな「白トビ」が帽子の部分で発生している。
露出補正をすることによってある程度は防げるとおもわれるが、
その都度補正ばかりはしていられない。
やはりワンショットで撮りたいと思う。


下の写真がα57の450mm望遠端(35mm換算)で撮ったのが下の写真で、
やや分かりにくいが白トビは発生しておらず、網目も綺麗に写りこんでいる。


下の写真は翡翠を「鳥モード」で撮ったものをピクセル等倍でトリミングしたもので、
撮像素子が小さい割にはそれなりに解像している。


が・・・
α57の450mm望遠端で撮った下の写真(ピクセル等倍)に比べれば、
撮像素子の問題点も出てくる。
この程度は当然事前知識で納得はしているのが、
小鳥撮影にはα57を使うしかないようである。


「クレソン(COOLPIX B700)」
写真中央の葉が「白トビ」している。


「クレソン(α57)」
葉には光が当たっているが、白トビは見られなかった。


ほかに気になっているのは、
月モードで、2秒のセルフタイマーがセットになっており、
シャッターを押してから2秒も待たされ手持ち撮影には不便である。

「トワイライト」モードで、残照遠景を撮ると、
肉眼で見た色彩とは異なった色彩に出来上がった。
肉眼で見た色彩を撮るべく検証したいが、
α57があるので、ついついそっちを使ってしまう。

巻頭の写真は8日朝の日の出。
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