KAY's LIFE -不妊治療・過敏性腸炎-             あらふぉー アメリカ日記-

アメリカでの毎日★過敏性腸炎で引き込もりの日々。2度の手術と不妊治療の末、2012年自然妊娠→繋留流産。気楽に頑張ります

掻爬手術

2012年03月02日 | 妊娠から~
無事に手術が終了




当日は7AMに開始のため6AMに病院に入るように言われた




となると家を5時半には出なくてはならない




朝 出かける前にもう一度シャワーを浴びて お腹が痛くなるかもしれないから時間に余裕がないと、、 




っと結局4時半ぐらいには起きておくことに




こういうときに限って 寝られない




緊張もあってだけど 寝ようとするとうるさかったり 些細なことで起こされたり、、




結局一度もぐっすり寝れず 目覚ましがなっても全く起きれなかった




カレが代わりに目覚ましを止めたことでびっくりして起きた




それから シャワーを浴びて 喉が渇いたけれど我慢




前日の深夜から何も食べないように飲まないように言われたので




前日に準備しておいた持参するものをかばんに入れる




ペン 病気の履歴を聞かれるかな?と電子辞書 手術同意書 現金




前日に病院(サージェリーセンター 手術専用のところらしい)から連絡があり




保険がカバーされて$1500程度とのことだった




保険が年間の個人負担額$2500を超えた場合には 後日返金されるとのこと




多分超えてないので返金はされないでしょぅ




カレもかなり寝不足で ぼーっとしながら2人で出発




まだ明け方暗い中 車で走っていて ふと




「これが旅行とかなら良かったね」とカレに言ってみたら




なんだか たくさん泣けてきた




カレの前で 流産が確定してから 初めて泣いた




びーびー泣いて 病院に行く頃には 落ち着くように言い聞かせて どうにか受付に入る




ビルの2F




ホテルのような受付




7AMが始まるだろう手術の人がすでに一人手続きをいたので その後ろについて順番を待つ




そのうち私の後ろにも一人




また泣けてきたけど カレが一緒だったし 周りにも人がいるし 心を落ち着けるように頑張ってみる




私の手続きが始まって 書類にサインしたり お金を払ったりして




受付で「今日は何の手術なの」と聞かれて




後ろにも女性がいるのにいやだなと思いつつ 「卵胞を取り除く」と伝える




すぐに手続きは終わり ナースが迎えに出てくるので カレには大丈夫だよ と帰ってもらう




手術が終わったら 迎えに来てもらう




ナースが出てきて 3,4ベッドがカーテンで仕切られた 手術前の待合病室へ連れて行かれた




なんだかんだで手術もこれで3回目




こういう状況にも慣れているので 指示されたとおり 服を着替えて 服や持ち物を全部指示された袋に入れて




ベッドに横になる




点滴を打つナースがやってきた




もし全身麻酔なら一番痛いのは点滴を打つとき




体外受精のとき おじーさんに「君の血管は見えにくいね」とか言い訳されながら 太い針を二度も刺されて 手の甲が青く腫れ上がった




でも今回のアジア系のナースはとても上手で親切だった




「ちょっとの痛みだからね」っと さっと一回で針をさし すぐに点滴開始




ほっ




点滴が始まる頃 陽気な南米系の麻酔専用の医者がやってきた




彼女もとても親切で明るい




「大丈夫よ お姫様 彼女は上手なナースだからすぐに終わるわよ」っと




点滴を打っている間顔をしかめている私を励ましてくれる




私がナーバスになっているので 色々と気を遣ってくれる




「大丈夫よ リラックスして」とにっこり




そして「Enjoy living your life」と笑った




すこし気が楽になった




本当にそうだなぁと思った




人生を楽しもうと思った




手術の内容は知っていたからもあるんだろうけど とてもいい先生だった




「さ、笑ってみて」といわれて 無理やり にっ と笑い顔を作って見せると




「それでいいわ」と満足気




そして 麻酔の説明を一通りし 病気の履歴やアレルギーを確認され 「ドクターもすぐに挨拶に来るからね」とにこにこ




一人になって10分ぐらい待っていると ドクターがやってきて 挨拶 




また彼女がやってきて ドクターが点滴について再確認 「彼女がうまくやってくれるよ」っとウィンク




2人から「寝ている間に全部終わるよ 何も感じないからね」と安心する一言




そして「初めは弱い麻酔からね」っと彼女が点滴に麻酔を入れる




変化はない




ベッドのまま手術室へ移動




手術用のベッドの横に移されて 「こっちへゆっくりお尻を動かしてね」っと




腰の辺りにシートが引かれたベッドの上に自分で移動




横になって 天井の大きなライトを見た




なんだかまた泣きそうになったけど我慢




麻酔医者の彼女が「これで眠っちゃからねー」っと点滴に麻酔を挿入




手に冷たい感触




これも 今までの手術で経験していたので きっとこれで寝てしまうなぁと考える




彼女は私の頭をなでて「きれいな景色のことを考えてみて すごく綺麗なとこ」と何回か言われ




カレといったビーチのことなんかを思い返してみたら ふっと落ちた




起きたら リカバリールーム(回復室)のベッドの上だった




「大丈夫? 気分は? 痛みはある? 鎮静剤いる?」とナースに質問された




痛みは全くなく 違和感も全くない 気分も悪くない ただぼーっとしてる




酔っ払った感じ




「大丈夫 痛みもないから大丈夫です」と応える




「今何時?」と聞いてみると 9時過ぎだった




多分、、、




実際のとこ あまり覚えてない




何か飲むか?クラッカー食べる?と聞かれたけど 断る




その場で着替えて リクライニングチェアーでカレのお迎えを待つ




なんだか とても眠くてチェアの上でもぼーっとしながら 起きたり寝たりを繰り返す




あまりにぼーっとして 寝ているので いろんなナースが様子を見に来てくれた




そのうち 一人のナースが「アジア人には麻酔がよく効くのよ よくあることよ」と説明しにきてくれた




10時に迎えが来るよ といわれたけれど 結局お仕事の関係で カレがやってきたのは10時半




それから ナースが薬の説明と 麻酔を使ったのでこれからの過ごし方についてカレに説明




帰る前に 車椅子で駐車場までついてきてくれたナースに ドクターは取り出したものを検査に回したか確認してみた




手術前にドクターに確認してみようと思ってたら 緊張のせいかすっかり忘れてた




「1週間後の検診で分かっていると思う」との教えてくれた




手術は麻酔のおかげて全く痛みも違和感もなかったし みんな親切だったよ話した




手術を受けるまでもしこの手術が過去の経験したみたいにすごい痛みがあったらと恐怖もあって




これからまた子作りする意欲がもてるかすごく不安だったんだけど あっさりと終わって本当に良かった




具合の悪かった1ヶ月




精神的にも肉体的にも疲れていたので 心の底から 最後がこれでよかったと思った




部分麻酔で大変だった経験談もたくさん読んだので 私のような痛みに弱い人にはやっぱり全身麻酔は必要だなと思った




もちろん費用はかかるけど 必要経費だろうと思う




それから2人で帰宅




処方された薬を薬局に取りにいくものの2時過ぎじゃないと無理と言われて 飲み物だけ買って帰る




カレは仕事へ逆戻り




後で 薬をとりに行きお昼を買ってきて 帰ってくる




私はお腹がすいていたので 買ってきたジュースを飲み 昨日買っておいたおにぎりやおそばを食べたりしながらベッドで横になった




TVを見ながら1時間ぐらい昼ね




カレが仕事から 薬とお昼を持って帰ってきてくれた




その薬を飲んで 頼んだパンを3つも食べた




たくさん食べたなぁーと思ってたら 気が付いた




いままであったつわりが無いんだ




胸のはりは少しずつ弱まっていったけれど 手術前日まで食べると気持ち悪かったのに




どれだけたべても 気持ち悪くならなかった




夜までベッドで横になり 夕飯もテイクアウトしてきてもらい 2人で食べた




シャワーは翌日 運動は2日後から らしい




少し休もう




しばらく人生を楽しもう

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2 コメント

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big hugs (Dko)
2012-03-03 00:35:23
はじめてなのに、慣れ慣れしいタイトルですみません。私も似た状況で北米在住の42歳、今日MRIの検査、来週もhysteroscopiを受けます。hysteroscopiで検索してたどりつきました。読ませて頂いてるときに更新されたと思います。Kay-sanのおかげで、今日かなり久々にこのことで涙を出せました。でもなんかわからないけど愛を感じてます^^ただ私も、、と足跡を残してみたくて。。ブログをありがとうー。
ありがとうございます! (Kay)
2012-03-04 02:43:18
同じ年代、同じ北米ですごく嬉しいですありがとうございます。 
私もhysteroscopiの後数ヶ月で妊娠しました。人によってはあまり痛くなかった人もいるようですよ。妊娠したら検査してよかったと思いました、スムーズに検査が終わりますように。

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