週間ゲンダイから抜粋プラスα
家の中にはどんな備品を用意しているか。
①「丈夫な靴」
②ひとそれぞれの必需品
靴やメガネ 入れ歯 クスリ などの必需品を入れた袋やヘルメットをすぐそばにおく。
③救急箱の中身
貼るだけで誰にでも止血ができるシート状の『止血パッド』。市販されているので、家族の人数分を常備しています。あとは消毒用エタノール、ピンセット、滅菌ガーゼ、三角巾。
④その他
災害用ブランケット、軍手、箸・フォーク・スプーンのセット(以上、家族の人数分)、手回し発電式ラジオ、懐中電灯、電池、カセットコンロ、ボンベ。家族構成によってはおむつやナプキン。
⑤水と食料
食料や水は3日分10日分と現代にはありますが 2週間分は最低ほしいとわたしは思います。
震災後に停電したらすぐにガムテープで冷蔵庫の扉と本体の隙間を目張りして冷気を蓄える。
冷蔵庫に保存のきく漬物、ジャム、ドライフルーツ、干物などを常備。野菜は茹でて冷凍。停電の際には冷凍品が保冷剤代わりにもなる。
⑥外出時には何を持っていればいいのか。
「小型ラジオ、携帯電話と予備の電池、500ml入りペットボトルの水、市販のマスク、絆創膏
ティッシュとコンビニのレジ袋は応急の簡易トイレになる。
「お薬手帳」を携行している。「被災後の病院はごった返して診察もままならない。『お薬手帳』があれば超法規的措置として診察なしで薬がもらえる可能性もあるかも」
キーホルダーに小さなコンパス、救難用の笛、小型のマグライト(懐中電灯)をぶら下げる
家族との連絡は
伝言ダイヤルより公衆電話を活用するといいらしい。
「停電するとカードは使えませんが、10円玉ならかかる。念のため10円玉は常に持っていたほうがいい」
「家族との連絡は、首都圏の外に住む田舎のおじいちゃんとか親戚を経由すると決めておく。『三角中継』といって、連絡がずっと取りやすくなる.......海外を迂回した三角中継もあり。
家族が再集合するためにはどんなルールを決めているのか。たとえば「子供たちとも『それぞれ自分のいる場所で生き延びよう』と決める。親や子供に会いに行くため危険な行動を取るより、結局、その後に再会できる確率は高くなる」という。そして震災の最初の混乱が収まった後、自宅近くの避難所などに向かう。この際、「○○小学校の鉄棒の前で朝の9時と午後3時に」など、互いに長時間待ち続けたり探し回らないよう、具体的な約束をしているという。
最後に
「大災害では常にそれまでの常識を覆す事態が起きます。家族での約束は大切ですが、それで過剰に安心したり縛られてはいけません。東日本大震災では、釜石の鵜住居小学校などの生徒たちは危険を感じたままに避難して助かり、石巻の大川小学校では先生も生徒もあらかじめ決めていた型通りのルールに従ったため多くの犠牲が出ました。最後は自分の感性を信じ、自分の判断で生き残ること。そうできるよう、日頃から災害の知識を家族で共有しておくことが一番の防災です」
あと..... 現金です。十分気をつけて。
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