移食充

アラフィフマンの食べ物と自動車のお話など。

Highline

2017-07-31 22:14:04 | Car
GolfのHighlineを注文した。当初、家人用に検討したが試乗後に本
人は辞退。しかし私の方が期待以上の乗り味、先進機能、くせのな
い内外装を気に入り、という経過。

以前、Golf-Rの中古に惹かれていると書いたが、トラブルが直った
レガはRと大差ない動力性能があるし、売ってもいくらにもならな
いから残すことにしたので、当面はRを買う意味がない。

Highlineは性能的には何てこと無いが、あえてGTIにもしなかった。
性能があるとどうしても飛ばしてしまうので、ゆっくりドライブを
楽しむためにはこのぐらいがベストかな、と考えての選択。と言い
ながら、速度リミッターが無いのを確認してからサインしたのだが。

R-lineがメチャかっこいい背高のティグアンにも惹かれたが、納期
待ちが相当長いと聞いたし、動的性能は結構下がる。旅先で峠を適
度に楽しむ性能は残したいという考えもあって選外とした。

2ヶ月ほどの納期待ち予定。長いなぁ。
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また変な報道

2017-07-21 18:31:27 | Others
また違和感を感じる報道があった。王滝村にある名古屋市営の宿が
地震で被災したことについて、端的に言えば震度6弱に耐えられる
工事をしたのに、震度5強で柱等が破損して休業に追い込まれた、
というネット記事。何となく非難の色合いを含んでいる。

これを読んだ一般の人は、想定震度未満で壊れちゃ詐欺じゃ無い
の?とか、税金が無駄に使われたか?と思ってしまうのではないだ
ろうか。

しかし、耐震補強について少しでも知識がある者は、全くそうは思
わないだろう。

何故か?

市が耐震補強をコンサルに依頼した際、耐震補強後の目標Is値は0.6
~0.7にしたものと推定される。

仮に0.6として、その耐震強度は概ね震度6弱の地震を受けても倒
壊しないという程度であり、部分的にも破損しないという数値では
ない。しかしこれが「震度6弱に耐えられる」と公表された後、
「震度6弱までは無被害」と勘違いされることは容易に想像できる。

多少知識がある我々からすれば、震度5強の地震を受ければIs値0.6
~0.7の建物に破損箇所が生じても何の不思議もない。人命が損なわ
れず、建物が倒壊せず、補修や再補強で再使用できる状態を保って
いるのであれば、目標通りの性能を保持していたと言える。

宿泊施設だから破損箇所があってはお客を受け入れられないだろう
が、それは仕方がないことだ。「ベストシーズンなのに長期休業」
などと煽るような表現が記事にはあるが、それは地球を恨めって話。
この表現、事実を伝える記事に必要なのか大いに疑問だ。

震度5強で破損箇所が出ない建物にするには多分免震しかなく、そ
れとて完全とは言い切れない。既存を免震に改修するのも建替えて
免震建物にするのも費用がかかり過ぎて採算が合わないから、人命
を守るための耐震補強を選んだはずだ。

もし、この考えに異を唱えたいなら、既存建物の耐震化基準を定め
ている国に言うべきだろう。「震度6弱の地震では軽微な破損すら
生じないことを耐震化の基準にしろ」と。

よって、市の「宿泊棟が倒壊しなかったのは耐震工事のおかげ」と
いう説明は全くもって正しい。その説明を記事は「釈明」と表現し
ているが、これも疑問がある。「釈明」とは「非難を受けたものが
自分の立場を説明して理解を求めること」だ。とすると一体誰が市
を非難しているのか?この記者だけってオチじゃないよな?

仮に非難の声があるとすれば、市の人もこの業務を受注したコンサ
ルも嫌な思いをしてるだろう。だけど非難されるべき落ち度は何も
ないのだから、自信を持って対処されればよいと思う。
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