移食充

アラフィフマンの食べ物と自動車のお話など。

前 穂

2011-09-05 19:11:51 | Mountain
8/13~14、前 穂へ行ってきました。

メタボだった5年前に奥 穂に登ったとき、吊り 尾根経由で下りながら、
体力のなさから断念した前 穂。いつかリベンジだ!と思っていて、
今回チャレンジであります。

<13日>
夜中に沢 渡 駐車場に到着して仮眠、4時半起床。5時半の始発バス狙い
でいたが、乗り合いタクシーに混ぜてもらい、バスより少し速く上 高 地
入りできた。

ターミナルで朝飯&○足しの後、6:15出発。今回は単独&テン泊だから
自由気ままにマイペース行動。徳 沢8:00頃通過、横 尾で長めに休憩して
9:20発とまぁまぁのペース。しかし、既に太腿に結構な疲労感がある。

穂 高 岳山荘テン場まで行くつもりなので、無理せずゆっくりペースを
守るぞーと思っていたのに、途中遭遇した、遅いくせにどかず、抜かし
たらムキになってついて来る単独行のバカジジーを引き離すのに余計な
体力を使ってしまった。orz

11:30に涸 沢に到着して昼食を取り大休止。12:30に出発。5年前はこの
先で非常に苦しんだ記憶がある。この時はヒュッテで食事をしたにも
かかわらず、症状的には完全なハンガーノックだった。





メタボ解消した今回は楽勝で登れるのでは?という期待もあったが、現実
は甘くなかった。意外にもザ イ テ ンに取り付くまでの区間に手こずり、
この部分ではかなりスローペースに。ザ イ テ ン取り付き後は何故か多少
回復した。15:00丁度位に穂 高 岳 山荘テント場に到着。

張れそうな場所はほとんど残っていなかったが。岐 阜 大 診療所近くに
相当狭いが何とかなりそうな場所があったので張ってみた。もってきたのが、
NEMO_ OBI1 P _ELITEだったので張れたがFLY_CLEEK_UL2では張れない
狭さだった。



ところがテントの受付に行くと「張れる場所ないでしょうから、テラス
でも良いですよ」との本来ありがたいお話。先に受付に来ればよかった、
と後悔。もう張り直す元気はなかった。ところでこの山荘に来たのは
3度目だが、テン泊者のトイレを小屋泊者と分けたりせず、ゴミ捨て箱
なども用意してくれるとてもありがたい小屋だと思う。スタッフも親切。

缶ビールで一人祝杯の後、テラスで夕食を作って食べたが、しばらく
すると結構強く雨が降ってきた。小一時間降っただろうか。

雨で心配なのはOBI1P_ELITEへの雨の吹き込み。足を向ける側の換気
開口部が大き過ぎるので、その点が購入当初からの心配事だったが、
多少吹き込んだものの思った程ではなく一安心。

参ったのは、暇つぶしに2本目のビールを飲んだのだが、疲れのためか
モノスゴク効いてしまいノックアウト寸前。雨が止んでテントに戻った
後も気分が悪く、ゲロ袋を用意して寝た。(^^;。  21時頃、診療所
で宴会後の関係者が出てきて喋る大声で目が覚めた。その後は2時間位
寝られずに弱ったが、その後爆睡。気がついたら5:30になっていた。

<14日>
どんなに遅くとも6時には出発しようと思っていたのだが、起床が5:30
では到底無理。テント撤収、朝飯、○足しを済ませると6:50になって
いた。とにかくこの日も好天で何より。奥 穂に向かう。



5年前の時は、前日の疲れ、高山病症状、ハンガーノックの後遺症などで
奥 穂への登りがキツイなんてものじゃなかったが、今回は30分強で
山頂に到達。2度目の山頂も好天で絶景を堪能できたのはラッキー。



紀 美 子 平8:35着。途中左足を少し捻るわ、バランス取るために掴んだ
岩で左手の指を切るわと軽微な負傷。マキロンと絆創膏で手を処置の後、
前 穂山頂に向けて出発8:45、到達9:15。目標達成。(^^)v 
この登り下りとも、距離は短いが結構険しく侮れません。



9:50に岳 沢目指して紀 美 子 平発。盛夏の暑さはないが、日を遮るモノ
がないこの区間はやはり暑かった。





でも景色最高! ほとんど休憩を取らずイーブンペースで下ってきたが、
さすがにカ モ シ カ の立つ場辺りでガクッと疲れが出てペースダウン。
どこかの山岳会のオジサンにブチ抜かれました。このオジサン、
激っ速でカッコよかった。

岳 沢 ヒュッテ11:15着、11:35発。12:35頃天然 クーラーにて休憩。
この辺では相当疲れてました。13:30河 童 橋 通過、13:50に上 高 地
温泉 ホテルに到着。風呂に入れる!!

そして風呂の後はロビー喫茶にて水分とエネルギー補給。最近いつも
このセットを注文。美味い!



バスターミナルに行くとエライ行列。仕方なくタクシーにするが、
こっちも行列。並んでいる間、昨日のバカジジーがドサクサまぎれに
割込みし、私より先にタクシーに乗って帰りましたよ。┐( -"-)┌ヤレヤレ

その後、相乗りをもちかけてきた割に何故かムッツリの変人若者君と、
明かにイヤそうなんだけど変人君の有無を言わさぬ押しに負けて
相乗りに応じたカップルさんと30分以上並んでから、沢渡へ到着。

少し不安だった帰りの運転、全く眠くならず、無事家に到着。中身が
濃い感じの2日間で楽しめた。また行こう。

~~~装備~~~
NEMO OBI1P ELITEにしたのは結果的に正解。風通し良すぎて寒いか?
という心配もあったが、何とか大丈夫だった。冷え性なので足先が
冷たかった。

SIRIO P.F.46が自分の足にあっていることをシミジミ感じた。全く
快調。

パック重量は水1.5Lを入れて10.5kgだった。多少肩が痛くなった。
背負い心地に関しては、正直なところタロン44の方が上かもしれない。
コメント
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