風の吹くまま

気の向くままに

東の空は茜色になっている

2019-11-30 06:51:00 | Weblog
05:06起床
冷たい空気の中を走るのも悪くない。懐中電灯を点けて歩いている女性の後に近づいたら振り向いてくれて「がんばっているわね、素晴らしい」などと声をかけてもらった。ご自分でも朝早くから歩かれているので自分への励ましも含めて声をかけてもらったのだと思う。息の上がらない走りという意味がなんとなくわかった。旅の後なので身体慣らしのつもりで走っているが足さえついて来れば呼吸は全く苦しくてないのでこんな歩く速度だったら距離はまだ伸ばせそうだ。
今朝のタイム
6.02km 45分44秒

昨日は11時頃に猫好きの妹が車で迎えに来てくれた。スーパーに寄った後ブックオフに寄ってちらちらと眺めてホテルの置き去りにしてきたシャツの冬用を物色して何枚か購入した。ブックコーナーにも立ち寄って長友佑都の体幹トレーニングとヨガ友を2冊選んで買ったがどう考えても私が手にしても良いのという感じの本で果たして読む事ができるか。なんでも有りの自由な世の中で有難い。猫好きの妹に娘の家まで送り届けてもらった。私だったら100%できない事を妹は苦もなくこなす。良い人だ。久しぶりの便利ばばの役割を果たして6字半前に娘の家を出て家に戻った。同居人は既に食事を終わらせていたので簡単サラダを作って晩酌をした。

同居人に昼に食べさせるつもりで作って出た牛丼の具が残っていたので私もそれで済ませた。

何時もの朝食。

今日は本でも読んでのんびりする予定だ。



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まだ暗いが東の空は茜色

2019-11-29 06:48:00 | Weblog
05:00起床
布団の中で寒いしなあと少し迷ったがえいやあと支度して出た。耳が冷たいので朝ラン続けるのだったら耳の寒さ対策をやらないとだめだね。旅先で走ろうと着るものの半分はランニング用に準備してあったが1度も実行できなかった。久しぶりだったので息の上がらない歩く速度で走った。シャワーを浴びるほどではない。
今朝のタイム
6.0km 44分38秒

昨日はホテルのキャンセルの件で日本語で対応してくれるカスタマサービスに電話をしてキャンセルになった経緯を確認した。人間の思い込みは自分に非がないと思って喋っていると口調が強くなる。カスタマサービスに電話するからには何らかの困った状況になっている場合が多いのでそんな人間を相手に対応するスタッフは大変だ。どうやら間違えてキャンセルしたホテルは台北のホテルだったようで花蓮の海の見えるホテルには無断でチェックインしなかった事になり宿泊代金の全額を引き落とされてしまった。ケチな旅をしておきながら自分のミスで勿体ない出費になったがどんな場合でも「真先に自分を疑ってかかる」習慣を身につけないと世間の他人さままで巻き込んでしまう。過ぎてしまった事は取り返せないのでこの件はここでお終いにした。昨日はだらだらと過ごしていて夕方になって雨の中買い物に出かけた。久しぶりに麻婆豆腐を作って晩酌をした。

昼には旅に出る前に小糠に塩を入れてサンマをまぶして冷蔵庫に入れて置いたのを焼いて食べた。サンマの小糠漬けなど初めて作った。唐辛子も入れてある。


すぐに焦げてしまうので火を弱くして焼いた。

朝は前日コンビニで買ってきたた卵と豆腐それにパンという変な食事になった。

さてと今日から何時もの暮らしに戻すことにする。午後から出かける予定だ。



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⑮ 台湾 台北〜日常に移動

2019-11-28 07:07:00 | Weblog
05:40起床
まだ暗い。自宅に戻って来た。今日からまた何時もの日常に戻った。2週間走る事をやめてしまっていたので今日は外に飛び出せないでいる。10km大会には申し込みしてあるので東京マラソン出場の時のように日程調整して昼間走るよう計画を立ててみる事にする。

昨日は7時に5階にあるレストランに朝食券を持って行った。



お洒落なレストランでスタッフが食べに来た人にその場で作って出してくれている。こんなやり方は今まで泊まったホテルでは初めてだった。気持ちを込めるってこんな事を言うのだなあと勉強になった。特別なものではないのにサンドイッチひとつでも見た目も味も丁寧に仕上げてあってすごい。


ちょっとピントが外れているが前日のゴタゴタを親切に対応してくれたフロントのお姉さん。問題が発生した時の対応の仕方はとても重要だ。相手が困っている時に「責任はこちら側にはない」などと放り出されたらそれだけで人生がお終いになるくらい悲しくなるに違いない。9時半にチェックアウトして三越デパートの交差点を渡って台北站からMRTに乗って桃園空港に向かった。



途中にまだ刈り取られていない田んぼが見えていた。
飛行場の中にあるスタバでコーヒーを飲んで時間を潰していたが出国手続きをする事にした。予約番号も必要なく出国手続きの時は両手の人差し指をガラスに置くだけでオーケーサインが出た。荷物検査も全く問題無く出発ゲート到着した。



桃園国際空港12:00成田空港16:05の予定だ。

ピーチの機内食を残った台湾元で食べる予定で機内販売の時に確認したらやっていないと言われた。昼食の時間も過ぎていたのでたった1種類だけ用意されていたカップ麺とコーヒーを頼んでびっくりした。硬貨は使えず500NTDを出したらお釣りが少し戻っただけだった。随分高額なカップ麺になってしまった。飛行場の中の店で弁当も売っていたので買って入るか食事してからにすれば良かったと後悔した。

3時間もかからないであっと言う間に成田空港に到着した。パスポートにスタンプを押される事も無くなってデジタル化された莫大な情報量が何処かに保管されているのだと思うと気の遠くなるような話しだ。一切目に見えないのに今回の台湾の入出国も掌握されているはずで頭の中がこんがらかる。こうして横浜までYCATに乗って帰って来た。







何時もの混雑しているガッタンゴットンの中華食堂で食事をして家に戻ったのは9時を過ぎていた。



昨日の出費
桃園空港スタバコーヒー 190NT $
機内 カップ麺2個 コーヒー2杯 500NT $にお釣りの台湾硬貨が少し

換金した台湾元の残りが1,166手元に残っている。今回の旅の精算は通帳記帳した後でやる事にする。

今日は旅の片付けでもやりながらのんびりする予定だ。旅の間ブログを覗いていただいてありがとうございました。またどこか知らない国に行ける時まで地味にゆっくり暮らしたい。異国でも地味だが更に何も変わり映えのしない日常に戻った。










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⑭ 台湾 瑞穂〜台北に移動

2019-11-27 06:14:00 | Weblog
04:37起床


今の外の風景。三越デパートの隣で1階がマックなっているビルの8階にいる。

昨日は朝食は外で食べる事にして民宿を出て瑞穂の町ふらふらと歩いた。

店先におかずが何品か並べられている店に入り菜の入った饅頭と豆乳を頼んで食べた。

店先で卵も2個炒めてもらったて準備してあった菜も皿に入れてもらった。





奥でテーブルに座っていたこの店のお父さんお母さんと思われる方があれこれ話しかけてくれたので写真を撮らせてもらった。知らない瑞穂の町も3泊していると駅付近などは何処に何があるのかもわかるようになってくる。民宿に戻って1階の写真を撮った。新しくて綺麗な建物だが1階も民宿風に整えてられていて良い雰囲気になっている。



猫好きの妹が来たら喜びそうだが経営者の青年は玄関を入ったところにある内庭で子猫を4匹飼っている。それぞれにダンボールの家を作ってやっていて写真撮ろうとカメラを向けたが中に隠れていて中々出てこない。

青年はチェックアウトの時にも家に居なかった。民宿専用の建物で自宅は別にあるのかも知れない。鍵置き場に鍵を差し込んで民宿を出て歩いて駅に向かった。



駅が真前に見えているファミリーマートに入ってコーヒーを飲みながら時間を潰していた。





駅の改札時間も結構ギリギリにならないと入場させない仕組みになっていた。



列車の中でファミリーマートで調達した弁当を食べた。こうして瑞穂の駅から3時間くらいの乗車で15:07に台北站に到着した。








部屋は狭いがこじんまり整っている。マックの上の5階がフロントになっていたのだがここで一悶着あった。3時を過ぎていたのですぐにチェックイン出来ると思って予約番号とパスポートを差し出したが見つからないらしい。あれこれ調べていたがどうもキャンセルされていたようだ。花蓮のシービューの七星潭のホテルは指定日までにキャンセルすれば違約金が発生しなかったので瑞穂の民宿に3日間予定変更した経緯はあったが、その時には七星潭のホテルのキャンセルのメールも届いていた。今回の「雅璞文旅」のホテルはキャンセルする意思も全くなく、アゴダからキャンセルメールも届いていないのを確認してフロントの担当者に調べもらうように話しをした。ホテル側も経緯はわからないようだったが「アゴダの一方的なキャンセル」なので契約した側の私に問い合わせるようにとの事だった。私は「自国語ひとつ」しか話せないんですよ。英語で問い合わせる能力は持ち合わせていません。「予約管理」のところでは赤字でキャンセルされた日にちまで書かれていてお金は引き落とされていなかった。ホテルのフロントが「部屋は空いているので「3,000NTDで泊まる事ができる」と言われたがそんな高額のお金で予約はしてなかったのでアゴダのサイトで同じホテルをさがして止むを得ずもう一回予約をした。5,250円で予約しておいたのに6,079円と829円余分に支払う事になってしまった。日本に戻ったら経緯研究(??)して理由を突き止めてみたいが果たして私にできるのだろうか。





店頭で買ってきた焼き小籠包と豆乳、それに瑞穂の果物屋で買ったメロンを切って夕食済ませた。

今日は日本に戻る予定だ。2週間はあっと言う間に過ぎてしまった。自由なふらり旅だが異国の言葉もわからない地での過ごし方には制約もあってひとつひとつを確認しながらの移動になる。それでも台湾の方は親切で自国を旅しているのとあまり変わらないで過ごせるのが嬉しい。自分の好みとしたら厳しさはあっても秘境のインドや中国、パキスタンの風景をもう一度見てみたい。秘境と言われるような土地に再び出かけられる日がこの先あるのだろうか。

朝食の饅頭など 140NT $
ファミリーマート コーヒー2杯 85NT $
ファミリーマート 弁当2個 178NY $
夜の焼き小籠包に豆乳 90NT $











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⑬ 台湾 瑞穂 紅葉温泉

2019-11-26 07:42:00 | Weblog
04:45起床
まだ暗い。



昨日は朝食を外で食べる事にして民宿を出た。泊まっている家がある通りを撮影した。駅方面に向かって歩いていたら脇道の道路に入った場所でどうやら市場があるようだったので右に折れた。





あまり規模の大きい市場ではないがそれども地元の方にとってはここに来ればなんでも揃いそうな感じだ。市場の出口付近で小さなテーブルを幾つか置いて店先で煮炊きしている店があった。テーブルに並べられている大福のようなものを見ていたら店のお母さんが「それは大根餅だよ」と日本語で話しかけてくれた。



その大根餅と味噌汁を頼んで食べた。瑞穂の駅から紅葉温泉行きのバスが出ているはずだと思いお母さんに聞いたら、連れ合いのお父さんが長靴で途中まで案内してくれた。市内バスは花蓮客運が運行している紅葉線の1143線のはずだがバスの発着所が駅の付近に見当たらない。お父さんは案内を他の人に引き継いで帰って行った。引き継がれた人が連れて行ってくれた先は粽屋だった。

お母さんの写真がのぼり旗に印刷されてひらひらと揺れている粽屋の店主が出て来て今は通っていないときちんとした(?)日本語で言われた。前日歩いている時に紅葉と書かれたバスが通っているのを確認していたので「そんなはずはない」と思ったがお母さんの話しを聞いていた。粽屋初代の貫禄はあるが話し方は優しいお母さんの写真を撮らせてもらった。





この粽屋の反対側の道路に本数は少ないが1143線の紅葉温泉行きが出ていた。時間が合わなかったので今回は行きはタクシーを使った。

駅前のタクシーに乗り込んで紅葉温泉までのメーターは210だった。紅葉温泉の方が出て来て露天風呂は掃除中なので水を張るには2時間かかると言われて近くを散歩する事にした。



まわりは山に囲まれた何もないところだ。

前はここまでバスが来ていたのだろうか。バスで来た場合は紅葉温泉から歩いて20分はかかる場所に下されてそこから上り道を歩く事になる。

のぼり旗のお母さんの粽を買って来ていたので紅葉温泉に泊まる人が使うテーブルを借りて持ってきたビールを飲みながらお昼を食べた。この粽は肉がごろごろ入っていて流石はのぼり旗を出しているだけのことはある。紅葉温泉に日帰りで来る場合には食べるものを持って来ないと大変な事になりそうだ。食べさせてくれる食堂がないだけでなく紅葉温泉ではパンひとつ売っていない。

鍵のかかる個室が幾つかあって湯量が凄いのでお湯は一瞬で浴槽がいっぱいになる。







ロッカーもあるが鍵は全部取り外されている。客いないし露天風呂の真前あるので鍵かからなくても全く問題はない。

露天風呂は深さはなく腰まで浸かるくらいの浅さだ。全く言葉通り貸切状態で誰ひとり入浴している人はいなかった。風呂を出る時になってひとりだけ洋服のまま様子見に来た人がいたがそれまでは広い個室(?)で貸切料金も払っていないのに大判振舞いだ。浅目の風呂はみっつあって奥が熱めで真ん中が普通、最後はぶるっと震えるくらいの水風呂だった。露天風呂は水着着用で個室の鍵のかかる部屋で着替えると便利だ。露天風呂から荷物を持って個室の移動して最初と同じように湯を張ってそこで着替えを済ませた。この紅葉温泉で今回の「温泉の旅」は終わる。台湾で入った風呂は「新北投温泉」「礁溪温泉」「瑞穂温泉」「紅葉温泉」それと前回来た時に訪れた台東の「知本温泉」の五ヶ所になった。1番印象深いのは日本式の裸入浴できる礁溪の「森林風呂」だった。口コミは好きで良く確認する方だが情報発信する側になってみると良くわからないのに安易なことは言えない。「温泉の質」などに至っては全くのど素人なので個人の好みだと思ってもらいたい。こうして愛想の良い嫌味のない受付担当者に帰りのバスの時間を聞いた。

バス停まで紅葉温泉から歩いて20分かかる下の道路まで急いだが何しろ亀を引き連れて歩いているので目の前を14:15のバスが通り過ぎて行った。ババランナーひとりだったら完全に間に合ったのに残念。この長い橋を渡って下りた三叉路辺りにバス停があるようだったがみつからなかった。



こうして帰りは亀を後ろに置き去りにしながら瑞穂駅まで歩いた。





ここは瑞穂駅前の広場。商店街のある反対側だ。瑞穂温泉と紅葉温泉の行き方に関しては地元の人より詳しくなった。瑞穂駅の上の写真の広場から→4km歩いて脇道に逸れて2分で瑞穂温泉→元の道路に戻ってしばらく真っ直ぐ歩いて三叉路の道を山側方面に歩くと瑞穂温泉を出たところの道路から2kmで紅葉温泉に辿り着く。こうして部屋にもどって休憩した後前日の餃子屋で持って行ったビールで晩酌をした。

帰りに果物屋に寄って哈密瓜(メロン)と釈迦頭を買った。瑞穂での最後の夜も終わった。

今日は台北へ移動する予定だ。

昨日の出費
朝の大根餅 味噌汁2杯 100NT $
肉のたっぷり入っている粽 @35×4=140NT $
紅葉温泉入湯料@150×2=300NT $
スーパーでビール2本 54NT $ スーパーの方が幾らか安い
八方雲集花蓮瑞穂 餃子、ラーメン、炒め菜140NT $
釈迦頭とメロン 金額忘れたが多分165NT $だったかな。



















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⑫ 台湾 瑞穂 瑞穂温泉

2019-11-25 06:33:00 | Weblog
04:15起床
目が覚めてしまったので起きた。

昨日は前日つけ忘れた粽(ちまき@30×4=120NT $)とドラゴンフルーツで朝食を済ませた。

今が時期らしいドラゴンフルーツはナイフで切れ目を入れなくても実と皮が綺麗に離れる事がわかった。甘くて美味しい。

今泊まっている民宿は入口がこんな感じになっていて外から見ただけでは辿りつけないかも知れない。中は新しく広々していて気持ちが良い。住所は花蓮県瑞穂郷中興路63巷7號「瑞穂7號」なっている。玄関の7の数字がそのまま宿泊施設の名前として登録されている。今回宿泊しているテラスハウスは新しいが時々古くなっているテラスハウスも台湾ではみかける。オーナーの青年は色々気遣いしてくれて居心地が良い。

1階のキッチンの上のテーブルには食べ物も用意されていて自由に食べても良いと言われている。キッチンの先には洗濯場もあって洗濯機や干す場所もあって長期滞在の場合は便利かも知れない。知らない土地で親切にされると心が和む。支度して外に出て「瑞穂温泉」まで歩いて行く事にした。朝ランで6km走っている私が駅から4kmの温泉までタクシーは使えない。ところが「亀」は背中に背負った荷物が重くて歩けないなどと言い出す。仕方なしに亀の荷物も私が背負って歩く羽目になった。私の歩きが早いのではなく亀がノロ過ぎてちょっと歩いては後を振り返ると姿が見えない。しばらく突っ立って亀の姿を確認してから歩き出す。こんな事の繰り返しで少しも先に進まない。途中の道路は車の通りはそんなに多くない。歩道もあるが脇の草が歩道はみ出している箇所もあった。

センナリホウズキが道の脇になっていた。

知らないみたこともない花も咲いて居る。





牧場があったので牛乳が売っているかもしれないと中に入って見たが誰もいなかった。





歩いている途中時々温泉♨️マークついた看板があったのでこの辺りは温泉があちこちあるのかも知れない。




こうして漸く目的の温泉に辿り着いた。

受付で200台湾元を支払ってお昼を過ぎていたので残っていた粽を出して食べていたら受付の女性がみかんを大きくしたような果物を切って出してくれた。

案内してもらった露天風呂が見える位置に幾つかの鍵のかかる部屋があった。中は既に掛け流しの温泉がちょろちょろ流れている。入浴した感覚は肌がぬるっとする美肌(??)になりそうな感じがする湯だった。この鍵のかかる個室にはボディソープやシャンプーも設置されていた。



露天風呂は水着着用。



こうして果物切って出してくれた女性の写真撮らせてもらって小雨がパラパラとしている雨の中を傘を差しながら来た道を戻った。駅の前にはファミリーマートとセブンイレブンがあるのだがセブンに寄ってコーヒーを淹れてもらい道路が見える位置にあるテーブルに腰掛けてコーヒーを飲みながらぼんやり外を通る人を眺めていた。そう言えば台湾に来てから台湾らしい食べ物を食べたかガイドブックを出してペラペラめくっていたら焼き餃子が目に止まった。隣に座っていた青年にこの近くに焼き餃子屋があるか聞いたら水餃子はあるが焼き餃子はないと言われた。その青年が席を立って外に出て行った姿は確認していたのだが、座って居る席のガラスの向こう側に青年が戻ってきて「あっちにある」と指差してくれている。台湾の人は本当に申し訳ないくらい親切だ。青年は外に出てわざわざ餃子屋の場所をジジババに教えるためにさがしてくれていたのだ。親切な青年から教えてもらった方向に歩くとすぐに見つかった。

チェーン店になっている店だが安くて美味しい。残念ながらビールは売っていなかったのでセブンで買ってくれば良かったと後悔した。


これで155台湾元では安い。こうして刻々と日本に戻る日が近づいて来るともう少しゆっくり予定を立てれば良かったと時間が早く過ぎてしまうのが惜しい気がする。

今日はもうひとつの「紅葉温泉」に行ってみる予定だ。

昨日の出費
瑞穂温泉入湯料@200×2=400NT $
セブンでコーヒー二杯 90NT $
八方雲集花蓮瑞穂 焼き餃子、スープ155NT $
ファミリーマート ビール6本 210NT $
ファミリーマート つまみ73NT $


























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⑪ 台湾 花蓮〜瑞穂(ルイスイ)に移動

2019-11-24 07:10:00 | Weblog
05:07起床
まだ暗い。ここはどうやら民宿だったようで日本ではあまり見かけない(知らないだけか)4、5軒が連なって建てられていて入り口がセンサーで開くようになっている。昼間良く見てみないと構造がわからない。

昨日は最後の花蓮の七星潭の海に朝の散歩出掛けた。









海を眺めているひとの殆どがスマホを構えて家族を写したり自撮りしたりしている。目に焼き付けて置きさえすれば心のどこかに風景も沈み落ちていて何かの時にふと思い出すくらいが丁度良いのだと思うが「証拠」の写真を撮りたくなる。


ホテルを出てすぐの向こうに見えている屋根のあるベンチに腰を下ろして海を眺めていた。

ベランダのバルコニーからの景色。建物が邪魔をしてシービューという訳にはいかないが、泊まっていたホテルは設備が整っていて快適だった。渡り鳥のように住まいを定めずあちこちふらつきながら人生を終わるのもいいなあとは思うがそうでなくても定まらない心がふわふわと何処かに飛んで行ってしまいそうで一ヶ所でじっとしている暮らしを選ぶしかないのかね。ファミリーマートに寄ってコーヒーを淹れてもらい朝食用のパンを買い込んでそれで朝を済ませた。

支度をしてチェックアウトをしようと思ったらフロントには何時もの綺麗なお姉さんはいなくて勝手にルームカードを置いて出て行っても良いよと書いてある。




何時も通っていた道をバス停に向かって歩いた。





どうもネット環境が不安定で写真をアップできない。写真は後で追加する事にしてケチな旅人は花蓮客運の105路線「花蓮站〜七星潭」間を行ったり来たりしている貸切同然の市内バスに乗り込んで12台湾元を悠遊カードで支払って丁寧に運転手さんの顔写真まで撮影して下りた。駅の窓口で帰りの台北までの乗車券を予約した。窓口に立っているのは切符買うためと定まっているので言葉など全くわからなくても思い通りの切符が取れた。「瑞穂から台北」までの太魯閣417号。座席指定券なので値段も高く1,166NT $をカードで支払った。領収書を見ると「NT $」となっている。こっちの書き方の方が格好が良いので次からは真似をしようと思う。次に向かう先の瑞穂行きの各駅停車の電車に乗り込んだ。花蓮11:55発〜瑞穂14:18着。花蓮が始発になっていてこの電車の車掌さんもカメラに向かってニコッとしてもらった。走り出してから駅弁を買って来ていたのでそれをガサゴソと出して車内で食べた。幾ら何でも日本では電車の中で弁当を食べることなどロマンスカー (??)に乗った時じゃないとやらないがここは異国のローカル線なので全く気にする必要はない。






こうして瑞穂ルイスイの駅を下りたら真夏の日差しがカンカン照っていて暑い。





右も左もわからない場所に立って相変わらずの方向音痴は地図があってもどっちに向かえばホテルに辿り着くのかさえわからない。年寄りのジジババに道を聞かれたひとは迷惑な話だ。ひとに頼ってばかりの年寄りは嫌われる。結局玄関のチャイムまで鳴らしてもらって中から出て来た青年にジジババを引き渡すところまでやっていただいた。ごめんなさいと言うしかない。こうして3泊11,982円の民宿に着いた。





民宿だが部屋は広く快適だ。こうして宿でのんびりした後町出て食事をする事にした。迷って着いた民宿は駅からすぐ近くの便利な場所だった。

果物屋によって1番安いドラゴンフルーツを買った後、通りに面している場所にテーブルと椅子が置かれていてお世辞にも綺麗だなどと言えない店に入り込んだ。家族経営の食堂だが値段は安く混雑していたがあまりの忙しさからか殺気だっていてどう見ても家族同士で怒鳴り合っている声が聞こえて来る。仲の良くない家族はまあ他人ごとなのであまり気にもならないが客の前でのケンカはやめてもらいたい。




こうしてまた知らない町に辿り着いて今後2度と訪れる事はないだろう場所に居る人生の不思議さを経験している。

今日はタクシーで行けるという「瑞穂ルイスイ温泉」に行ってみる予定だ。

昨日の出費
朝のファミリーマートパン、煮卵2個、コーヒー2個 129NT $
列車予約 カード支払い1,166NT $
駅弁@100×2=200NT $
果物屋ドラゴンフルーツ5個 100NT $
ケンカ食堂 夕食2品 120NT $
セブンイレブンで缶ビール2本 64NT $























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⓾ 台湾 花蓮 七星潭

2019-11-23 05:44:00 | Weblog
04:36起床
まだ暗い。

昨日は6時過ぎに海を見に部屋を出た。

この屋根のついている大理石のベンチに座って海を眺めていた。前日にはこのベンチは地元の方が座って随分長いこと海を眺めていたので座れなかった。

日は既に上がっていたが雲の合間から顔を覗かせて海を銀色に染めてくれた。





親子が波打ち側まで寄って海を眺めているシルエットが美しい。大きな波が打ち寄せて逃げる様子は本当に可愛い。綺麗な海は見ていて飽きることがない。朝食はコンビニでコーヒーを淹れてもらいそれに煮卵を買ってきてパンの残りで済ませた。

午前中は窓を開けて気持ちの良い風を部屋に入れながらのんびりくつろいでいた。お昼になったので近くに一軒だけある食堂は夕方にならないと開かないので何時ものファミリーマートでおにぎりやお茶を買ってベンチに腰を下ろしてお昼にした。

お茶も日本のものが売っていて甘くないのが嬉しい。ぶらぶらと海岸線を歩く事にして何回も通っている道を歩いた。奄美に旅行した時に2度訪れた「田中一村美術館」だが「アダンの海辺」に描かれていた植物がここでも海岸線に多く見られる。まだ実は青いが一村が過ごした奄美の海の色とは少し違うかもしれない。



私が歩く散歩道ではあまり見かけない豆科の紫の花が咲いていた。

海に見惚れて見逃してしまいそうだが観音様が海を見て立っている。



信仰を持たない私でもつい手を合わせてしまうのが不思議だ。

インド・パキスタン旅行の時にジャイプルでちらっと洋服に目をやったのを店主に見つけられて無理矢理買わされた「モンペ」を持って来ていたので同居人に撮らせた写真だ。まあこれくらいなら私と判別されないので一応アップしてみた。オニューの靴は一度も朝ランやってないけど履き心地は良い。果たして日本に帰って朝の寒い外に飛び出す事ができるだろうか。











こうしてただただ海を眺めて1日を終わった。夕方になって前日行った食堂で炒飯と空芯菜炒めを作ってもらい部屋に持ち帰って晩酌をした。

今日は「瑞穂」に移動する予定だ。

昨日の出費
朝のコーヒーと煮卵 108NTD
昼のおにぎり2個 サンドイッチ パン お茶139NTD
夜の炒飯 空芯菜炒め170NTD

そういえば「ファミリーマート」のATMで3,000台湾元を引き出した。前に来た時は銀行でやってもカードが使えなかったが、「全家」のファミリーマートで引き出せた事を思い出した。日本に戻って通帳を確認しないとレートはわからない。多分1万ちょっとの金額だと思う。旅行とは言えないケチな使い方だが贅沢とは縁がないので仕方がないね。













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⑨ 台湾 花蓮 七星潭

2019-11-22 05:52:00 | Weblog
04:35起床
まだ暗い。

昨日は七星潭から上がってくる朝日が綺麗だと書いてあったので06:12分の日の出に間に合うように海に出たが生憎の天気で雲に隠れて日出は見ることができなかった。

反対側の景色。

早くからベンチに座ったり海岸に出て海を眺めているひとがいる。波の音を聞いているだけで気持ちが落ち着く気がするのは世界共通なのだろう。

日の出は諦めてコンビニに立ち寄ってインスタントコーヒーと煮卵を買って部屋に戻り、前日に花蓮の駅前のパン屋で買って来たパンで朝食を済ませた。

2018/2/6に発生した花蓮の地震は2016年に台湾を訪れた際に宿泊していたホテルを直撃してニュースで何回もその傾いた建物の映像が映し出されていた。その時泊まったホテルはここ七星潭よりもかなり離れた場所にあったが、前回訪れた際には遊歩道からここ七星潭まで歩いて来た。その時の途中の海の綺麗さに感動したことを思い出してそこまで行ってみる事にした。海辺で営業しているレンタル自転車屋に寄って自転車借りた。






まずは反対側の道路の「植物園」と書かれているが誰も通らない道を自転車で走った。途中坂道もありそこは押して歩くしかない。道路が行き止まりになったので車の走っている一般道に出て七星潭まで引き返した。



海は綺麗なのに写真で撮ると波の音も聞こえずもどかしい。

行く時に挨拶してくれたパナナや釈迦頭を並べて売っているおばちゃんの所に寄って赤いパナナを50ウーシーだけ売ってもらった。150と値札が貼ってあるシール剥がして5本だけ袋の中に入れてくれた。1本10元か。





海の色が綺麗だ。綺麗だとしか言えない自分が情けないが本当に綺麗なのだ。



途中の道で台湾のすすきを撮ったが微妙に日本のすすきと違う気がする。

道路がえぐられて落ちている。崖の下の海の白しぶきはこれ以上はないという真っ白な白だ。



こうして前回訪れた時に感動した海を見て、倒れたホテルがどうなっているのか気になったが途中で引き返した。

ホテルに戻ってのんびりしていたがホテルの近くに一軒だけ開いていた食堂に入り込んだ。何人かのグループのおじさん、おばさんたちが食事していたのでテーブルに乗っかっている同じものを注文した。「啤酒啤酒」と言ったら客のおじさんが冷蔵庫から瓶ビール出して来て栓抜きで開けてくれた上にコップに注いでくれた。台湾の方はどこまでも親切だ。

海を見て過ごしさえすれば他に何もいらないなどと人間は頭の中で色々イメージ作りをするが実際海だけ眺めて暮らす訳にはいかないのが今回の旅ではっきりした。ここ七星潭で旅を終わらせようと思ってすぐ近くのホテルをここに来て予約しておいたのだがキャンセルして別の場所に移動する事にした。七星潭には今日一泊だけになった。

昨日の出費
コンビニでインスタントコーヒーに煮卵139NTD
自転車リース@150×2=300NTD
夕食 食堂で三品に瓶ビール 390NTD

今日はほんとにゆっくり海を見て過ごす予定だ。












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⑧ 台湾 礁溪温泉〜花蓮 七星潭チーシータンに移動

2019-11-21 05:44:00 | Weblog
04:45起床


今のバルコニーからの眺め。波の音が聞こえている。

昨日は2日連続の駅前店鴻月荘で朝食だった。相変わらずな品数だが豪華な食事など身体に合わないので丁度良い。

ホテルに戻り支度をして10時頃にフロントに行って何時もにこやかに接してくれるお姉さんに写真を撮らせてもらった。

お姉さんが手にしているのはホテルからお土産をいただくなど滅多にない事だが「宜蘭名産」と書かれているお菓子を2袋もらった。ブログに載せる許可をもらっている。お姉さん優しくしてくれてありがとう。こうしてホテルから2分の所にある礁溪站出発の電車を待った。礁溪站10:30発〜花蓮站12:31着。この駅にも2度と来る事はないだろうとベンチでぼんやり回りを見渡していた。




この辺りではまだ刈り取られていない田んぼが車窓から見えていた。礁溪駅の窓口で悠遊カードは自由席だったら大丈夫だと確認して乗車したのだがどうやら全席指定だったようだ。空いていた席にちゃっかり座って回って来た乗務員にあれこれ言われたが最後は「良いよ」になって花蓮に辿り着いた。満杯だった車内も韓国からの団体客が下りてがらんとなった。こちらも確認して乗り込んでいるのだからまあ仕方がない。

花蓮站に着いて駅の近くの食堂入り込んでお昼を食べた。

私は水餃子で同居人は麺を頼んでいた。駅から七星潭行きの、客がほとんどいないのにビックリするくらいの大型バスに乗り込んだ。30分も乗っていたのに下りる時にカードから差し引かれる料金表示を見たら12になっていた。50円もしない料金だ。



この海の色を見ただけで台湾に来た甲斐があった。風は強く波は高いが曇っていてもこの海の色だ。









こうして七星潭の海が見えるホテル「春沐七星潭海岸旅店」にチェックインした。朝食は付いていないが3泊で12,516円のホテルだ。ホテルを出て少しのところにあるファミリーマートでビールにおでんそれに焼き芋を買って来て晩酌をした。

今日の予定は全くない。海を見てぼんやり過ごす予定だ。

昨日の出費
花蓮駅前パン屋 215NTD
昼食水餃子50 麺45NTD
ファミリーマート ビール6本焼き芋おでん367NTD










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