あららら、調子にのってるね

デジブック 『敦煌　独り占めの砂漠』


前回、あまりにも簡単に写真が公開できたので調子にのって
砂漠の写真をもう一回「予行演習」してみた。

デジブックを送った娘に「二枚見るのが限界だ」と言われて
その後の写真を見てもらえなかった私としては、私のブログに私の
行った場所の写真を入れることに気が引ける。

でも、まあいいか。

敦煌の砂漠は、鳴沙山が有名だが入場料が結構高い。
それで鳴沙山には入場口まで行って外から覗き込んだだけで
タクシーをチャーターして「写真」の砂漠に行った。

http://dunhuang.china-world.info/
タクシーは、上記ホームページの隋さんにお願いした。

初めての砂漠だったので、印象は強烈だった。

デジブック 簡単にできるのかな？

デジブック 『タシュクルガン』


旅の写真がどう反映されるのか、次の旅に向けて実験。

「7.15ウルムチ事件」のあった前日に、タシュクルガンの交通賓館
に宿泊していた山岳愛好家のＴさんの案内で、車をチャーターして
パキスタンの国境まで行ってきた。

記憶は日を追うごとに曖昧になるが、撮影した写真を見ると
その場にいた時のことを思い出して懐かしい気持ちになる。

鼻先のニンジン

私は馬か、と言うくらい楽しみを目の前にぶら下げないと動かなく
なってしまった私だ。

食べては寝て、本を読んだ振りをしてはまた寝て、少し動いてはまた
寝て、こんなに寝てばっかりいたら私は本当に三年寝太郎になって
村を旱魃から救うことになるのだろうか。

なんてことはないのだが、ぶら下げられた楽しみには敏感に反応した。

11月の始めに旅にでることにした。

地球の歩き方「広州.アモイ.桂林　珠江デルタと華南地方」をネットで
注文した。

新鑑真号もネットで予約を入れた。

横浜～神戸夜間バスもネットで予約を入れた。

「90日の中国ビザ」もパスポートと必要事項を記入した申請書を入れて
業者に簡易書留で郵送した。

やればできるぞ私。

こうして楽しみのためだけにしか動かなくなった私は、楽しみ依存症と
いう病にかかっているのだろうか。

身辺整理 捨て続ける私

何回も引越しをしているのにズーと持ち歩いていたものが
「手紙」だ。

随分前のものまで後生大事にとってある。

胸に手を当てて良く考えてみると、手紙がなくなるとその
手紙の差出人と私との関係が全くなくなって、それによって
その時生きた私の足跡が消えてしまうと思ったのかもしれない。

思い切って今日は、その手紙を整理することにした。

実は、前に一度すべての手紙と葉書をゴミ袋に入れて後はゴミ収集日
に出すだけのところまでこぎつけた事があった。

それを中止したのは、上記の理由。

私が誰かに宛てた手紙の書き損じなども混ざっていて、今の私が
読むとなんとも気恥ずかしいような文章もでてくる。

私宛に書いてくれた手紙も、状況さえ思い出せないものもあって
過ぎ去った時間の長さを感じる。

昔、私宛に手紙を出してくれたすべての人に電話一本かけて

「ありがとう」

と言いたいような気持ちになるが、そんなことは思うだけで実行
できないことはわかっている。

ほとんどの手紙を、明日のゴミ収集日に「燃えるゴミ」としてだす
予定だ。