リーダーの資質

　ウクライナのゼレンスキー大統領。

　ロシア侵攻前は、支持率は低く、コメディアン出身の無能なリーダとの評価もあった。　

　いまはゼレンスキー大統領が国外脱出をせずにロシアに対して毅然として態度を示し、若い人たちは『ゼレンスキーさんと共に』と士気は高いという。

　一度国外に出た若者が『祖国のために戦う』とウクライナに戻ってくる『逆戻り現象』がおきているとも現地で大きく報道されている。

　国外に一時退避して政権維持を図る選択もあっただろう。

　それをせず、国民を擁護する姿勢、ロシアに対する確固たる態度を続けることで、国民の信頼を得ている。

　日本のリーダーはどうだろう。

　マスコミの前での、必ずと言っていいほど、官僚が書いたであろう原稿を棒読みする姿はいかがなものか。

　自分の言葉でしゃべると言質をとられるという心配があるのか、そんな態度が丸見えで頼りないと思うのは私だけだろうか。