命日

　二年前の11月28日早朝、母が亡くなった。

　私は死後の世界は信じていないが、母のことを考えるとき、

　天国の母と回線が通じて、母も私のことを思ってくれているような気がしてならない。

　気が強くて難しい母。

　70歳を過ぎても父と縫製業を続け、私の妻と娘と三人で「女三人旅行」をしていた。

　母が亡くなる一年前に、事務所を建て替える計画もあったが、母が闘病中で延期した。

　手の施しようが無くなって、自宅に帰ってきて二か月余りで亡くなった。

　母の死後、新築した事務所は、父と母が縫製業をしていた事務所を解体して建てた。

　私の机の位置は、偶然にも、母がずっとミシンを踏んでいた場所になる。

　空の上から「立派な事務所ができたなあ」と喜んでくれているだろうか。
　

　
　

　

　

万国博覧会

　2025年に大阪で、万国博覧会が開催されることが決定した。

　来場者2800万人、経済効果2兆円が見込まれるという。

　1970年の大阪万博の来場者は、6421万人。

　日本人の半分以上が行ったことになる。

　それと比べると、控えめな予想だ。

　常設のテーマパークが各地にある今と比較すると、集客効果は薄いということなのか。

　東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた、東京ディズニーリゾートの

　集客数は１年で３０００万人を超える。

　それに満たないイベントに多大な投資をして、後世にツケが回らなければいいがと思う。
　
　
　

身辺整理

　ある理由で、私の顔写真が入ったポスターが市内全域に貼りまくられている。

　政治活動をするために、法律上、一人で写ったポスターを掲げることができないので

　私が介添え役として一緒に映っているという訳だ。


　今後、政治活動を志している「こばたけ・たかひろ」さん。

　

　小畠さんの足を引っ張らないよう、決心したこと。

　1.　女性関係を整理する。

　2.　借金関係を清算する。

　3.　ブログを格調高いものにする。

　4.　税務署とけんかしない。

　5.　北美台卓球ランキングで3位以内に入る。

　このうち一番難易度の高いものが、3ではないかと思われる。　
　
　
　

中京高校

　ベストナインに選出された広島・会沢翼捕手が母校へエールを送った。

　会沢選手は、水戸啓明（元水戸短大付）高校出身。

　その野球部監督に、元カープのエース・紀藤真琴氏が就任することが発表された。

　会沢選手は紀藤氏と面識はないというが、

　「びっくりしました。昨日の夜に知り合いから連絡がありました」と驚き、

　０２年春以来となる甲子園出場へ「頑張ってほしいです」と話した。

　紀藤氏は中京大中京高校の出身。

　国家機密に属する情報だが、紀藤氏が在学中のまさにその時期、

　私は中京大中京高校で教師をしていた。

　紀藤氏は当時、二番手の投手だった。

　エースは阪急ブレーブス(現オリックス)に一位指名された、野中徹博投手。

　野中投手は授業で教えたことがあるが、紀藤氏のクラスは担当しなかった。

　私が野中投手を教えたせいで、ドラフト一位指名されたものの、病気やけがで

　大成しなかったという指摘がある一方、

　私が教えなかったために、カープの４位指名でありながらエースになった紀藤氏。

　「紀藤氏」を漢字変換すると「祈祷師」になるのだが、そんなことはどうでもいい。

　今でこそ、男女共学となり、フィギュアスケートの安藤美姫さんや浅田真央さんも

　在籍した中京大中京高校。

　当時は男子校で、ヤンチャな生徒もいた。何人か印象に残っている生徒もいて

　あの子らはどうしているだろうなどと思ったりする。
　
　

　
　

　

　

どこで切る? 2

　忘年会のシーズンが始まった。

　「今日は、無礼講だ」などという。
　
　無礼講は、無礼・講ではなく、無・礼講。

　「無礼を働いても構わない」と誤解されているが、

　正しくは「形式張った場（=礼講）では無い」という意味だ。

　
　「綺羅(キラ)星の如く」。

　「綺羅星・の・如く」ではなく、「綺羅・星の如く」が正しい。


　「登竜門」。

　立身出世のために通らなければならない関門のこと。

　「登竜・門」ではなく「登・竜門」。

　うーん。