命日

　１１月２８日は母の命日。

　手の施しようがない状態で自宅に帰ってきて、

　しばらくは自力で歩いてトイレに行っていた。

　そのうち、ベッドに起き上がれるものの歩けなくなって、寝たきり状態になった。

　医者から、ビールやアイスクリームは厳禁と聞かされていたので、

　「アイスが欲しい」と言っても食べさせなかった。

　今思えば、ああいう状態になって、アイスを食べたところでそれが原因で亡くなったとしても

　食べさせてあげればよかったと悔やまれる。

　あの頃は、クリスマスのイルミネーションで事務所を飾っていて、「名物」になっていた。

　通夜に来てくれた同級生が「こんな時にいいのか、派手なイルミネーションを」と言ったが
　
　母はあれが大好きだった。

　あれから６年。

　５人兄弟の長子だった母は、戦争で亡くした父の家で、親代わりとなって妹や弟の面倒を見た。
　
　兄弟たちもみんな鬼籍に入って、またみんなで仲良くやっていることだろう。
　

ごみ拾い

　サッカーワールドカップ会場での、日本人サポーターのごみ拾い行為が話題になっている。

　「世界から賞賛」「素晴らしい」「日本人の素養」などの声がある一方、

　「日本の会場では見たことない」「清掃員の仕事を奪うな」「褒められたいだけ」「自己満足」

　など否定的な声もある。

　日本人サポーターに倣って、複数の他国のサポーターもごみ拾いしている。

　外国人観光客が日本に来て驚くことは、

　「ウォシュレット」「時間に正確な電車」などと並んで「路上にごみが落ちていない」ことだという。

　ひねくれた見方だが、他国サポーターの場所まで行ってごみを拾うわけではない。

　自分らのすてたごみを拾って帰る前に、ごみを出さなければ拾う必要もないのではと思うのは

　私の勘違いなのだろうか。

　

ジャイアント・キリング

　サッカーワールドカップで、サウジアラビアがアルゼンチンを倒し、日本がドイツを倒した。

　直訳すると「小人が巨人を倒す」という意味なのだろう。

　要するに「番狂わせ」ということだ。

　陸上競技や水泳競技だと、世界ランクベスト１０に入るような選手が、３０位以下の選手に負けることはない。

　しかし、球技には得てしてこういうことが起こり得る。

　二度目のジャイアンとキリングを目指して、がんばれ日本！！

紅白歌合戦

　紅白歌合戦の出場者が発表された。

　半分くらい顔と名前が一致しない。

　ということはワシがこっそりと出場していても分からないかも知れん。

　

マスクの功罪 2

　鶴瓶さん。

　「この前、鈴木京香さんが俺の楽屋へあいさつに来はった。せんでええのに同じNHKにおるいうんで」とわざわざあいさつに来てくれたという。

　ただ、「鈴木京香さん思わへんやん。皆、流れで“どうも～”って」とまさか大女優があいさつに来てくれたと思わなかったそう。

　「でも、キレイやから分かるねん。なんぼマスクしてても、あのキレイさは違うわ」と美しさがずば抜けていたと回想。

　スタッフに「あの人きれいな～」と言ったところ「鈴木京香さんです」と伝えられ驚いたと明かした。

　女優さんを見慣れている鶴瓶さんにして、こう言わせるとは余程の美貌なのだろう。

　ちなみに、うちのスタッフは、コロナが始まってから入社した７人については、中身が入れ替わっていても

　気づく自信がない。