伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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中学生の心 と 海

2014-10-31 14:51:02 | 教育・PTA・児童福祉
(創立30周年記念式典)

地元にある伊勢崎市立第四中学校の、
創立30周年記念式典が行われました。

市長をはじめ、教育長、議長、区長さんなど
多数の御来賓が出席されました。
子どもたちのために、ありがとうございます。

式典の中で、
記念合唱が2曲歌われました。
はじめは「お昼休み合唱団」。

名前はおおらかですが、実力は折り紙つき。
合唱コンクールの県大会・関東大会を勝ち抜き
全国大会に出場。惜しくも銀賞でした。

メンバーは吹奏楽部の部員を中心に、
それ以外の有志も加わっているようです。

1曲目は「古事記 ほめ歌 スサノヲ ヤマタノロロチ」
現代音楽風の長くて複雑な歌です。
最後まで集中力を切らさず、感情をこめて歌っていました。
さすが全国大会出場の実力ですね。



2曲目は、全校生徒による
「友 旅立ちの時」
人気フォークデュオ「ゆず」の歌です。
たしか今年の卒業式でも歌われました。





1年生から3年生まで、
全校生徒の心が一つになっていました。

全国の卒業式で歌われる
「旅立ちの日に」という歌があります。

埼玉県秩父市の影森中学校の校長先生が作詞し、
音楽の先生が作曲した歌です。

校長先生は、荒れていた学校を建て直すため、
歌で生徒たちの心を落ち着かせたいと思い、
音楽教育を取り入れました。

その取り組みが実り、
卒業式で先生方が卒業生に送るサプライズとして
「旅立ちの日に」が作られたのです。

一度きりのはずでしたが、
いまでは全国に広がりました。

以前、四中も荒れていた時期がありました。
今日の子どもたちの歌声を聞き、
良い教育が実践されていると確信しました。
ありがとうございます。



(中学生と海)

式典のあとは、
文化祭「飛翔祭」のはじまりです。

全クラス対抗の合唱コンクール。
初めに1年生のクラス。次に2年生。

どのクラスも歌のレベルが高いです。
目をつむり、じっと聞き入ってしまいました。

1年生の歌にも、2年生の歌にも
海をテーマにした歌がありました。
1年4組「君とみた海」
2年4組「終わりのない海」

自分が中学生だった頃を思い出しました。
体も、精神も急に成長する時期です。
アンバランスで、急に自信を持ったり、不安になったり。

何か、もやもやして気持ちが晴れない夕暮れ時、
そんな時は、実家の近くにあった「多々良沼」まで
自転車を走らせ、広い水面を見つめていました。

風を感じ、ゆれる広大な水面を見ていると
気持ちがすっきりしました。

中学生時代は、それまでの子ども時代に比べて
自我が大きく成長する時期です。
大きな広い海は、そんな不安な時期の
中学生の心理に似ているのかもしれません。

君たちの前には、未来が広がっています。
いまは苦しかったり、つらいこともあるでしょう。
でも、応援してくれる人もたくさんいます。

だれもが自分の人生の主人公です。
ゆっくりと歩いていきましょう。



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