ふるさとの山歩き、樹木、カメラ、家庭菜園の日記

山歩き・歴史の散歩・樹木観察・デジタル一眼レフ・家庭菜園などの活動記録です。

本州最西端の島「蓋井島(ふたおいじま)」

2024年04月27日 | 山歩き

 2024年4月25日(木)、下関市の西方に浮かぶ蓋井島(ふたおいじま)の金比羅山・乞月山に登った。金比羅山(こんぴらさん、148m)は、しま山100選のひとつである。
 吉見港9時40分発の定期船に乗る。3つの島が並んでいるように見える賀茂島の後ろに見えるのが蓋井島。

定期船で35分、蓋井島渡船場(蓋井島漁港)に着いた。港では、ひじきの天日干しがされていた。

蓋井小学校・中学校、ダチョウに似た飛べない鳥「エミュー」牧場の傍らを通り、鳥のさえずりを聞きながら「やまどりの散歩道」を歩いて、登った。

金比羅山(148m)
 山頂には金比羅さんが祀られている。
   
   港と、これから向かう乞月山を眺める。右突端の山。
   
   背伸びをすると、木々の隙間から灯台が見えた。
   
下山途中に、明治45年初点灯、昭和26年に日本で初めて風力発電装置が取り入れられたという灯台に寄った。
   
乞月山(こいづきやま、149m)
 山頂と登山路に、昭和10年代に造られた砲台などの遺構があった。
       
  山頂は、遺構があるだけで展望がきかない。
   


 定期船の15時50分出発まで、港周辺にある集落の中や海岸を行ったり来たりした。赤瓦の家が多い。島民は84名。小学生4名・中学生1名。今日は、内科検診で本土に行っており、5時の船で帰島するらしい。海岸のいろんな色をした丸い石が面白い。
     
 港から、登った金比羅山と乞月山を眺める。歩き回った蓋井島の5時間半だった。
 
賀茂島は、1つの島だった。その向こうに見える蓋井島ともお別れだ。
 
 

 

 

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海上アルプス

2024年04月19日 | 山歩き

 2024年4月17日(水)、笠岡市の白石島の高山・立石山を縦走した。立石山は、しま山100選のひとつ。縦走コースは、海と島と奇岩の変化が楽しめる海上アルプスと紹介されている。
笠岡港から22分、高速船で白石島に着いた。

小学校高学年以上を対象としたハイキングコースらしく、よく整備されている。
  
高山(150.2m)
    山頂、近くの展望台から見た白石港、次に向かう立石山
 
大玉岩と、大玉岩からみた鎧岩
   
正面に大玉岩、その左向こうに高山を振り返る。岩と岩壁が素晴らしい。
あちらこちらにコバノミツバツツジが咲いている。
 
立石山(169m)
  
   南に、笠岡諸島の北木島、大飛島(おおびしま)、小飛島(こびしま)、六島(むしま)が見える。
 
 

鎧岩から、あの尾根を登ってきたのだなぁーと、感慨深く眺める。
 
 海原、島々、巨岩、奇岩、岩壁、コバノミツバツツジをいたる所で見ることが出来た、白石島の充実した5時間だった。

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さぎしまアルペンルート縦走

2024年04月06日 | 山歩き

 2024年4月5日(金)、佐木島の向田登山口から登り、しま山100選の大平山(たいへいざん)から狗山(いぬやま)を縦走した。須波港の無料駐車場に車を停め、フエリーに乗って17分後、8時32分向田港に着いた。港の磨崖和霊石地蔵(まがいわ  れいし じぞう)は、肩まで潮が満ちていた。

 登る前に、桜の名所「塔の峰千本桜」を訪ねた。住民の皆さんが1991年から植樹し、約1300本あるそうだ。満開は、もう少し先という感じだった。
 
  登山路から、千本桜を眺めた。

縦走コースは、7.3km、歩行時間3時間30分の健脚向きとされている。
大平山(268m)
 登山路では、コバノミツバツツジが特にきれいだった。
 
 急登だったが、思ったより早く登れた。塔の峰千本桜が鮮明でなかったので、デジカメの極彩モードで撮った。
  
 「瀬戸内の多島美を独り占め、360度の大パノラマ」。文字通り独り占めした。縦走路で、誰とも出合わなかった。地図と照らし合わせながら、ひとつひとつの島を確認した。
 東に、因島。
 
 北に、小佐木島(大平山の標識の真後ろ)
 
 西に、高根島とその向こうに大久野島
 
 狗山に向かう。
 
狗山(250.6m)
  
 大平山を振り返った。これから向かう方向に小佐木島・三原市内を眺める。
   
明神山
   
展望台
   因島がよく見えた。右手に生口島に架かる生口橋が見える。
   
    9時過ぎに登山開始し、4時間後の13時過ぎ佐木港に着いた。桜を求め、港の丘公園や港周辺を散策した。

13時50分発の循環バス(10人乗りワゴン車、200円)で、向田港に戻った。乗客はずーと一人で、同年配の運転手の方から話しを聞いた。昔3,000人いたが、今は500人。3つあった小学校はひとつ。本土から小学生が通ってきている。島にはイノシシとタヌキが多い。私も、登山前に向田地区の民家近くで見かけた。

潮が引いて、向田港の磨崖和霊石地蔵(まがいわ れいし じぞう)が姿を現していた。充実した6時間の佐木島だった。

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