ふるさとの山歩き、樹木、カメラ、家庭菜園の日記

山歩き・歴史の散歩・樹木観察・デジタル一眼レフ・家庭菜園などの活動記録です。

さぎしまアルペンルート縦走

2024年04月06日 | 山歩き

 2024年4月5日(金)、佐木島の向田登山口から登り、しま山100選の大平山(たいへいざん)から狗山(いぬやま)を縦走した。須波港の無料駐車場に車を停め、フエリーに乗って17分後、8時32分向田港に着いた。港の磨崖和霊石地蔵(まがいわ  れいし じぞう)は、肩まで潮が満ちていた。

 登る前に、桜の名所「塔の峰千本桜」を訪ねた。住民の皆さんが1991年から植樹し、約1300本あるそうだ。満開は、もう少し先という感じだった。
 
  登山路から、千本桜を眺めた。

縦走コースは、7.3km、歩行時間3時間30分の健脚向きとされている。
大平山(268m)
 登山路では、コバノミツバツツジが特にきれいだった。
 
 急登だったが、思ったより早く登れた。塔の峰千本桜が鮮明でなかったので、デジカメの極彩モードで撮った。
  
 「瀬戸内の多島美を独り占め、360度の大パノラマ」。文字通り独り占めした。縦走路で、誰とも出合わなかった。地図と照らし合わせながら、ひとつひとつの島を確認した。
 東に、因島。
 
 北に、小佐木島(大平山の標識の真後ろ)
 
 西に、高根島とその向こうに大久野島
 
 狗山に向かう。
 
狗山(250.6m)
  
 大平山を振り返った。これから向かう方向に小佐木島・三原市内を眺める。
   
明神山
   
展望台
   因島がよく見えた。右手に生口島に架かる生口橋が見える。
   
    9時過ぎに登山開始し、4時間後の13時過ぎ佐木港に着いた。桜を求め、港の丘公園や港周辺を散策した。

13時50分発の循環バス(10人乗りワゴン車、200円)で、向田港に戻った。乗客はずーと一人で、同年配の運転手の方から話しを聞いた。昔3,000人いたが、今は500人。3つあった小学校はひとつ。本土から小学生が通ってきている。島にはイノシシとタヌキが多い。私も、登山前に向田地区の民家近くで見かけた。

潮が引いて、向田港の磨崖和霊石地蔵(まがいわ れいし じぞう)が姿を現していた。充実した6時間の佐木島だった。

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