2022年3月24日(木)、1年振りに大竹市阿多田島の高山(204m)と観音山(116m)に登った。昨年ガラガラに空いていたフェリーは釣り客で一杯で、阿多田港に着くやいなや船に乗り込んでいた。
山に登る人は見当たらない。ひとり高山に登った。途中、岩に座って猪子島を眺めた。
高山(204m)山頂では、東側に観音山とその向こう大黒神島、北側の木々が伐採され、カキ筏と宮島を見ることが出来た。
観音山への山道は、よく整備されていた。
少し周回道路を歩き、観音山(116m)に登った。山頂には、昨年咲いていた黄色のレンギョウは咲いておらず、白いユキヤナギが咲いていた。大黒神島と西能美島を眺めた。
周回道路を時計回りに一周した。島の南側の桜は咲いていたが、昨年22日に咲いていた桜は、咲き始めだった。
海上釣り堀で、釣りをしている人が見える。阿多田港で船に乗り込んでいた人たちのようだ。
港の周りを散策した。猪子島の海事一切の守護神「龍宮神社」と昨年と同じ絶景ポイントに登った。
港でフェリーを待っていると、山に登ったのかねと、声をかけられた。「若者がチェンソーを担いで山に登りよった。道はどうじゃったかね」。山頂からの見晴らしが良くなっていることや縦走路が整備されていたことを話した。帰って、昨年5月の中国新聞を読み直すと、高山への新しい登山コースを整備中と書かれていた。どうやら新しい登山コースを歩いたようだ。右が高山で左が観音山。
高山・観音山を縦走後、島内を1周し、2万歩。島内約6時間、充実した時間だった。
2022年3月7日(月)、今朝の新聞に、トラベルミステリーの第一人者で「十津川警部」シリーズで知られた作家の西村京太郎さんが、3日死去したことが報じられた。91歳。1970年代に、松本清張・森村誠一とともによく読んだ作家の一人だった。まん延防止期間中、広島市立図書館は休館中で、本はインターネットサービスを利用して借りた。新着リストの大半が「貸出中」で、リストの終わりに数冊、「貸出可」の本があった。その一冊が、西村京太郎さんの2020年1月発刊の「西日本鉄道殺人事件」だった。3日に読み始め、6日に読み終えていた。
40年近く読まなかった、西村京太郎さんの本を、亡くなったその日に読み始めていたとは・・・。心より哀悼の意を表します。
今日7日、市立図書館は開館した。さぁー、休館中に読んで面白かった作家の本を借りに行こう。