アートプラス京めぐり

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墓伏004  元政上人御廟 

2017年03月01日 06時46分59秒 | 墓所

 

墓標は竹3本を植えてある簡素なもの。これは元政が胸を病んだ時、つねに竹の香を嗅ぎ、竹の葉のそよぎを聞いていれば、病は必ずなおるとの信念に基づいたものとつたえる。

この墓には古来縁切り祈願の信仰がある。それは元政が江戸に出て遊学中、吉原三浦屋の三代目高尾太夫と深くなじんで婚約までしたが、仙台の伊達侯が高尾に惚れ込み、彼女を自分のものにしようとしたが、彼女は元政に操をたてて承知せず、ために隅田川の隅田川の船遊びに際して切り捨てられたといい、元政は彼女の死をいたんで出家したのだといわれる。かかる巷談から縁切り祈願の信仰がうまれ、これを願う女は駒下駄をはき、上人の墓の周囲を竹ほうきで掃除をし、墓標の竹の葉一枚をもらって、相手の男の襟に縫い込んでおくと縁が切れるといわれる。

墓所 前回の記事 ➡  墓伏003   日像 荼毘所 

五七五

鯛釣って値段を店で確認す /内野

ことわざ

石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)

類・石橋に鉄の杖、念には念を入れよ、浅き川も深く渡れ

対・危ない橋を渡る

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