北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

シーズン・インのホッケは古平産

2017-04-14 22:43:55 | Weblog

 休暇を取って、積丹方面へホッケ釣りに出かけました。

 昨日までの雪+低温から、暖かくなることを見越してのシーズン・インの釣行は、グッドタイミングだと思ったのですが、思いのほか強風の一日となりました。


   【とある積丹海岸ですが、こちらは大しけ】

 現地へ向かう途中の旗も真横にはためく南西からの強い風に、「南西方向に山を背負った入り江の港へ行ってみましょう」ということで、通い慣れた港へ直行。

 現地には数人の地元のオジサンたちが陣取っていて、見ているうちにも「オシャー」とホッケを釣り上げています。

 ところが南西の山も風を防ぐ手立てにはならず、港の突端は強い風が吹き、さらに周期的に突然ものすごい突風が吹きつけました。

 早速釣ろうとしたものの、風に邪魔されてライントラブルで時間を取られ、おまけに置いてあった道具箱の蓋が飛ばされて海に落ちるなど散々な目に。

 箱の蓋は、一度は持参したタモ網ですくい上げることに成功したのですが、なんともう一度吹き飛ばされて今度は救出ならず。

 一緒に行った友人は、撒き餌をいれたケースを飛ばされてこれも海に落ちて、こちらは私がタモ網で何とか救いあげましたが、作った全量は海に溶けていきました。

「これだけ撒き餌をしても釣れないんじゃしょうがないね(笑)」と笑えない冗談を言い合いましたが、友人の方はジグという魚の形のルアーでホッケを日本釣り上げたのでご満悦です。

 風は最後まで止まず、さすがのベテランのオジサンたちも「まだ魚はいるんだけどね。この強い風は疲れちゃうから上がるわ」と皆そろって帰ってゆきました。

 我々はその後も少し粘ってみましたが、岸壁に向かって釣りをしていると時折背中からドン!と押されるように突風が吹き付けるので、あと一歩で海に落ちるところまで押されることもしばしば。

 さすがにこりゃもう無理ですね、と午前中で早々に切り上げました。ライフジャケットはつけていますが、海に落ちなくて本当によかったと思うような、厳しいシーズン初めとなりました。


          ◆  


「このままじゃ帰れない」ということで、帰路の途中、古平の魚屋さんでソイとホッケの一夜干しを購入して気持ちを紛らせることに。

 タイトルにある「古平のホッケ」は購入の一枚です(笑)。

 鮮やかな手さばきに感心し、積丹の魚に舌鼓を打って、まあ良い一日のシメといたしました。

 早々にリベンジが必至です。


   【良いものが見られました】

  

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 買える安全は買いましょう~... | トップ | 食べられる植物は神~採らな... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事