28日。台風一過。良く晴れ渡りました。汗ばむぐらいの陽気でしたね。もっとも、人一倍、汗っかきの私はたっぷり汗をかきましたが。
神田の青空古本市。略して「青展」。二日間雨で流れましたから、28日の日曜日が実質的な初日。
とるものもとりあえず(朝食だけはしっかりとりましたけど)。行ってきました。多分、行かないと来年まで後悔するだろう…なって思ったから。
今年は収穫らしい収穫はなかったですね。毎年、「目玉商品」を出品している水道橋のM沼書店。
今年は歴史書の類が中心。棚からたまに見える専門書は「旧版」。そういえば、ここ1週間ほどのM沼書店。店頭の棚と台からは陳列してあった本が徐々に消えていました。
そういう本を今回は出品したんじゃないのかって思うほど。在庫整理っていうよりも。ゴミ捨てに…っていう感じですね。
ここで期待がもてないと…。もうどこに行ったって同じです。
日曜日は、各出版社が在庫僅少品を半額程度で販売しているのですが。ここは有斐閣、弘文堂、東大出版会、東洋経済社がお目当てだったんですが。……見るべきものなし…。
たしかに有斐閣。人によってはラッキーっていう本があったかも知れません。古書店で高価な値段をつけている本が何冊かありましたからね。
でも所蔵している本だし…。2冊買ってもしょうがないし…。
それにしても日本人の本好きには驚かされますね。老若男女の群れ。陳列台の前で動きませんからね。本を血眼で探していて。
そんなときには、闘争本能がメラメラとしてきますから、私も負けずに踏ん張るんです。テコでも動かないぞって…。そのうち、小競り合いが。
肘で突き合う。そりゃあ、かわいいもんです。まあ、中には本気でぐいぐい押してくるヤツがいますからね。
というわけで、今年はがっかり。唯一の収穫といえば、夕方近く。並んでまで買った搗き立ての「あんころもち」。350円なり。