択一式の問題であれ、記述式の問題であれ。すべては文章の読み方がスタート。ここから始まるわけです。正確に文章を読まないと解ける問題も解けない…。
「問題にアタック」。
今年は多くの方がご自分で解説を書いて提出されています。ライブの方は答案そのものを提出されるので、どこをどう読んだのかがよくわかります。
あーぁ、こんなところにライン引いちゃって…とか。ここを見落としているな…とか。ラインがあるならまだいいのかも? ラインすら引いてなく、きれいなままの答案用紙も少なくないですね。(ライン引きゃいいってもんじゃありませんが)
これは通信の方の答案も同じですね。たぶんここで引っかかっているな…とか。ここを見落としたな…とか。解説を拝見するとだいたいはわかるものなのです。
一般的にいえることは、読み方が甘いし、ラフです。丁寧に読んでいないんですね。鉛筆で一字一字押さえながら読むくらいやらないと…。穴が開くぐらい読んでください。
テキストの読み込みも同じです。どこをどう読めばそういう理解になるのか…解説にテキスト○○pって書いてあるから該当箇所をみると……。
文章を校正するつもりで読むのも一つの読み方ですね。丁寧に読むようになりますから。
もっと言えることは、まず「主語」と「述語」をおさえ、それにチェックを入れる。余分な挿入句は( )に括っておく(学生時代、わたしは鉛筆で消しちゃいましたよ。目障りだから)。
英語とか漢文などとちがって、日本語の「述語」は文章の最後のほうに置かれますから、文頭から丁寧に最後まで読まないと内容がわからないものも少なくありません。
場面を把握する語句は、< >で括るとか…。いろいろな方法があるものです。
もっとも、ある程度勉強をして知識がないと何が余分な言葉なのか。わからないこともありますがね。それどころか知識以前の問題で「注意力散漫」っていう人もいますが。こういう人は択一式試験には向かないでしょうね。早く直さなきゃ。
多くの方がまちがえた問題。3行にわたる120字超の問題。「…、何人も……無効等確認の訴えを提起することもできる。」。この部分が拾えないわけなんです。いくら長文でもここだけで正解がだせるんですがね。
凡ミスとかケアレスミスなんていいますが、これらのミスは最大のミスです。知識がなかったっていうなら諦めもつきますがね。
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