博覧こうき

信頼のK&S行政書士受験教室

生きた学習…パブコメ

2009-03-30 22:37:40 | Weblog



2001年3月30日。こちらニッポンでは月曜日。
(1969年のパリでは日曜日だった…らしい。フランシーヌに合掌)


総務省の報道資料。平成19年度の「意見公募手続等の施行状況」が公表されました。行政手続法の生きた勉強にもなります。


勉強しようって意欲のある方はこちらから



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神保町でカレーパンを

2009-03-28 01:55:27 | Weblog


27日から始まる「さくらみち古書市」には行けないと…。書きましたが、少しばかり時間が空いたのと。医者が身体を動かせっていうものですから、散歩かたがた。

行ってみました。電車に乗って30分ほどですからね。定期券も持っていることでもあるし。

毎年、恒例の「青空古本市」には比べようもありません。まるで古書のフリマみたいで。期待していなかったんですが、それでもガックリ。

子どもが店番しているところがあったので、「ほら、お小遣いだよ」ってばかりに1冊お買い上げ。800円じゃきょう日の子どもは喜びませんかね。

1時間半ほど彷徨ったわりには、本には収穫はなかったんですが。

靖国通りを九段下の駅に向かう途中。最近、開店したと思われるカレーパン屋発見。間口半間ほどのうなぎの寝床のようなお店。しばらく店の前で中の様子を窺っていたんですが。

(店員なのかオーナーなのかはわかりませんが。すっごい美人でしたね。動機が不純? いえ景気回復のためです)。というわけで買っちゃいましたよ、思わず。甘口と辛口があって1個230円。辛口2個お買い上げ。

店の名前? 教えません! また行こうっと。メチャおいしい。なにしろ「究極のカレーパン」というのが「ウリ」ですからね。

「ティファニーで朝食を食べるご身分」というにはほど遠いのですが、「神保町でカレーパンを食べる身分」が身の丈の身分ですね。小市民にとっては。

ところでそのティファニー。ニューヨーク五番街にあるティファニーにはレストランは存在していないようですね。伝聞。

そのティファニー。かつてはせっせせっせと買いましたよ。定番のオープンハートからバングルなどなど。歓心を買おうって不純な・それでいて人生賭けたプレゼントでした。もうかれこれ20年も前の昔のこと。

その結果? 不当利得返還請求をしたいですよ。



  ♪悔し紛れに 別れの啖呵 今じゃアイツも人の妻 それでいいじゃないか♪



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期日前投票と不在者投票

2009-03-27 07:13:11 | Weblog


29日はオラが県のオサ選び。

二度目の挑戦で「男」になれるか。再び「卑弥呼」の到来になるかって興味はつきません。「俺は男だ!」って叫んでみても票が入らなければ。

個人的にはクールでインテリ的な外観をもつ卑弥呼のほうが、県が丸く治まるような気がしますけどね。かの邪馬台国も卑弥呼亡き後も、リーダーは女性でなきゃダメだったように。

ところで、今日27日から29日まで、神保町で「さくらみちフェスティバル」(古書市)が開催されます。神保町の交差点から靖国神社に向けての靖国通り歩道にワゴンが並ぶんだそうな。


わたしゃ古書市に行くほどの時間の余裕はありませんが(行きたいんですがね)、29日は(できれば避けたい)やぼ用があるものですから。

選挙権。権利であるのは当然の前提ですが、純粋な個人の権利とは性質がちがいますから、わたしゃ公務としての面が強いと思いますがね。というわけで、期日前投票に。

期日前投票。これまでの不在者投票を包み込む形で平成15年の公選法の改正で採用(同年12月1日から施行)。不在者投票は、期日前投票に移行することになっていますが、不在者投票がまったくなくなってしまったわけじゃありません。

居住地の選管での投票は期日前投票なのですが、居住地以外の選管での選挙は不在者投票で。それともう一つ…。


突然ですが、ここで問題。選挙当日に「満20歳」になる人は、「期日前投票」と「不在者投票」のどちらの方式であれば投票できますか。それとも両方のやり方でOKですかね。



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勝つか・負けるか…なんだけど。

2009-03-25 17:30:36 | Weblog


連日のフィーバー。WBCの優勝騒ぎ。春からめでたいですねぇ。

昨日は朝から仕事をしない日って決めてましたから。ずーっとテレビ観戦。現地にゃ行けませんからね。モロモロの事情があって。

はるか昔。いつぞやのオリンピック。研究室(あげてっていうより、わたしを含めて何人かの怠け者連)でそんな話をしていたら、ある先生のたまわく。

「どちらかが勝って、どちらかが負ける。それがそんなにおもしろいか」って。

(おいおい、先生よー、勝つか負けるかだからおもしろいんだよー)って流石に言えなかった…。

勝負の世界は勝つか・負けるかだからおもしろいわけで。それが引き分け~なんて言ってたらおもしろさもなくなってしまいますね。

スポーツの勝負は「筋書きのない」ドラマっていうから観ていておもしろい。だから、勝つために必死なんですよね。

試験だってそうですよね。みんな合格っていうならヤル気もなくなってしまうと思いますがね。どうでしょうか。車の運転免許の試験だって落ちるんですからね。

だから試験勉強も楽しいのかも知れません。

それでもスポーツの世界の勝負とちがって「筋書き」は自分である程度書けますからね。受験は。もっとも、真剣に勉強しない人。合格への筋書きを書くのは難しいでしょうね。

K&Sもみなさんの合格のために「筋書き」を書いているんです。「問題にアタック」と「考える記述式」。こういう点を考えてほしい・学習してほしい…と。

だからその筋書きにのっていかないと…。要するに、課題をキチンと提出しないとダメってことです。

テキストを読むだけなら。条文・判例を読むだけなら独学だってできますよ。だけど、自分一人で山を越えて・谷を飛んでいくのは・考えていくのはタイヘンなことなんです。



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すべては文章の読み方から

2009-03-24 02:39:26 | Weblog

択一式の問題であれ、記述式の問題であれ。すべては文章の読み方がスタート。ここから始まるわけです。正確に文章を読まないと解ける問題も解けない…。

「問題にアタック」。
今年は多くの方がご自分で解説を書いて提出されています。ライブの方は答案そのものを提出されるので、どこをどう読んだのかがよくわかります。

あーぁ、こんなところにライン引いちゃって…とか。ここを見落としているな…とか。ラインがあるならまだいいのかも? ラインすら引いてなく、きれいなままの答案用紙も少なくないですね。(ライン引きゃいいってもんじゃありませんが)

これは通信の方の答案も同じですね。たぶんここで引っかかっているな…とか。ここを見落としたな…とか。解説を拝見するとだいたいはわかるものなのです。

一般的にいえることは、読み方が甘いし、ラフです。丁寧に読んでいないんですね。鉛筆で一字一字押さえながら読むくらいやらないと…。穴が開くぐらい読んでください。

テキストの読み込みも同じです。どこをどう読めばそういう理解になるのか…解説にテキスト○○pって書いてあるから該当箇所をみると……。

文章を校正するつもりで読むのも一つの読み方ですね。丁寧に読むようになりますから。

もっと言えることは、まず「主語」と「述語」をおさえ、それにチェックを入れる。余分な挿入句は( )に括っておく(学生時代、わたしは鉛筆で消しちゃいましたよ。目障りだから)。

英語とか漢文などとちがって、日本語の「述語」は文章の最後のほうに置かれますから、文頭から丁寧に最後まで読まないと内容がわからないものも少なくありません。

場面を把握する語句は、< >で括るとか…。いろいろな方法があるものです。

もっとも、ある程度勉強をして知識がないと何が余分な言葉なのか。わからないこともありますがね。それどころか知識以前の問題で「注意力散漫」っていう人もいますが。こういう人は択一式試験には向かないでしょうね。早く直さなきゃ。

多くの方がまちがえた問題。3行にわたる120字超の問題。「…、何人も……無効等確認の訴えを提起することもできる。」。この部分が拾えないわけなんです。いくら長文でもここだけで正解がだせるんですがね。

凡ミスとかケアレスミスなんていいますが、これらのミスは最大のミスです。知識がなかったっていうなら諦めもつきますがね。


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通称「加瀬ゼミ」同窓会

2009-03-22 13:32:38 | Weblog

21日。

久しぶりにゼミ生の有志との歓談。このゼミは私のゼミということで(正式名称は忘れてしまいました)、平成13年に実施したものです。2回ほど説明会を実施したところ、参加希望者は60名ほどであったでしょうか。

あまり多人数ですとゼミ形式の講義はなりたちませんから、選抜試験で15名ほどに。その年の本試験ではたしか13名合格。翌年、他の2人の人が合格されました。

会社からの指示は「何をやってもよい。ただし、合格率をあげよ」ということでしたので、応用力がつくように「法律的なものの考え方」を重視し、ソクラテス・メソッドでやっていましたが、ヤル気満々の意欲があったゼミでしたね。

ときには鋭い質問などもあって、緊張感もあり勉強になりましたね。

そのゼミの感想などはこのHP上でO氏が感想を述べられています。

あれから数年。みなさんそれぞれの分野で着々と業績をあげられていました。藍より青く…でしたね。

…懐かしさと久しぶりのアルコールもあって心地よく帰りましたが、『民事法学への挑戦と新たな構築』が出版されたとのメールで現実の世界に。

鈴木先生の追悼論文集。だいぶ前に出版社に刊行の予定など聞いたときには、そんな予定はないとの返事でしたが。やっぱり出ましたか。わたしの民法学の原点は鈴木民法学ですから、やっぱり買わなきゃ…。

でも高い。2万2千円でしたかね。それでも1200ページほどあるらしいですから…。

彼岸の終りに…。合掌。

写真は中川先生のお墓。お参りした序に失礼して。合掌。



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今日の疑問はその日のうちに…

2009-03-20 01:50:25 | Weblog



人間って。

異なもの…。年齢とともにオツムが退化していくのか。昨年よりは一歩も二歩も前進していくのか。くわしいことはわかりませんが。

昨年つっかえなかったところを今年はつっかえて。

子どもの時分から疑問に思ったらその日のうちに解決しないと夜も寝られない。性格だからしょうがないんですがね。

昨日から、ある「施行規則」にひっかかって。

総務省の法令データベースでもヒットしない。もっともシングルヒットばっかりじゃ。たまには連打でもしなければ得点にはなりませんから。

こんな日は基本から・根本から考えます。図を描いて一つひとつ整理して潰していくわけです。気が遠くなるような作業ですが。解明できたとき…感動しますね。

夜中であろうが・明け方であろうが、ガッツポーズもでますね。おまけに近所迷惑もなんのその。「オーっ」って雄たけびまで出るわけです。

受験勉強も同じこと。立ち止まって考えることも必要です。もっとも、諦めも必要ですがね。時には。だいいち考えたってわからないものは考えてもわからないっていうのも道理ですからね。

それでも考える習慣・学習は必要です。みなさんの中には「諦め」の早すぎる人っていませんか。考える場面では徹底的に考えないとダメですね。「また、後で考えよう」なんて言っていたらいつまで経っても考えられませんよ。

また新しい疑問が出てきますからね。

それで何を考えるかというと。基礎知識・基本事項です。これがわからないと応用力はつきませんから。ここで躓いたなら徹底的に。基本は強いですよ。

さきほどの「施行規則」。ひとつ一つ図を描いて・条文を読んでは考えた成果の一つですからね。まあ些細なもんですが。解決できた喜びは疑問点をみずから考えて、解決できた者にしかわかりませんが。そんなもんでいいんです。



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自己の責任において…解答例配布

2009-03-17 02:44:07 | Weblog



日本国民ほど過保護の環境の中にいる国民はいないでしょうね。電車に乗れば、揺れるから注意せよとか。急ブレーキをかけることもあるから吊り革につかまれ…なんて諸々の忠告なんて日常茶飯事。

どこぞの国では「なんぴとも自己の責任において…」っていう張り紙が至る所にあるとか(伝聞ですが)。国民が自立しているっていうんでしようかね。よくわかりませんが。

【告知】
「問題にアタック」の解答・解説を配布します。ご希望の方はメールでその旨ご連絡ください。PDF化したものを添付します。今回は、「憲法編」です。行政法の問題にアタックは「1回から9回」まで鋭意作成中です。予約されたら、完成次第添付します。

法律学の学習は、本当はわかっていないことをわかったと錯覚するのが一番危険だと。


【弁解】
記述式ドリル」だけではなく、「問題にアタック」についても、添削をやっているとみなさんがどの問題に躓いているのか。どこを誤解しているのかがわかるんです。

(なにが何でも・困ったときの「無効等確認訴訟」じゃ困りますからね。)

そういう観点から、解答例は配布しなかったのですが…。

しかも、今年は。今年の合格に賭ける意気込みの感じられる方が大勢いて、そのほとんどの方が「問題にアタック」について、一肢一肢理由・根拠をつけて提出される方が多い。それはいい傾向だと思うのですが。

「考えるドリル」もそうですね。何度も自分で考えて書いてみないと誤解もなにもわかりません。幸か不幸か、人間って誤解していることのほうが印象強いんですね。なかなか誤解から抜け出せないってよくある話で。

わかったつもりの・独りよがりの知識には注意してください。たしかに「自己の責任において」なのですが。


  ♪悪くなるのは もうやめて あなたを捨てたわけじゃない♪


解答例・解説を受け取られた方の添削は行いませんが、問題等に関する質問は受け付けますので、お気軽に。



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概念法学と感情法学のはざまで

2009-03-14 00:16:42 | Weblog


サヴィニーが揶揄した「概念法学」。

19世紀のドイツ法学の別称ですね。法解釈は概念を分析して、論理必然的に結論が導かれると。法は完全無欠で欠けるところがないわけですから、このような概念計算が可能なんですね。

法には欠缺がないんですから、裁判官の法創造を認めない。だから、法的安定性のためにはすぐれものであるわけです。また法解釈の結論の予測可能性が資本主義経済の発展を支えてもきたんですね。

例のフィリピン人一家の話。議論があるところですが、政府のやり方はまさしく概念法学そのものですね。それでも一応支持できるのは法的安定性。

先例を作ってしまったんでは、法治国家として成り立たなくもなってしまいますからね。15年間も不法滞在。あの親はその間どう考えていたんでしょうね。今回発覚しなかったらずーっとこの状態でいたんでしょうかね。

子どもだけがクローズアップされていますが。親の責任は…。

概念法学は、杓子定規な解釈で具体的な妥当性に欠けると。それを批判しながら、19世紀から20世紀にかけてヨーロッパでは自由法学が登場します。結論の妥当性のためなら少しぐらい法文の文言から離れたっていい。

法には欠缺があるわけですから、その分裁判官が補うのだと。裁判官の法創造を認めるわけですね。わが国では概念法学は幸か不幸か根付かなかったようですが、自由法学はちゃんと輸入されましたね。

しかし・しかし。結果の妥当性を追求するあまり、法文から離れすぎると「感情法学」に陥ってしまうことにもなりかねないですね。

子どもがかわいそうだっていうだけではそれと同じことですね。感情論では説得力がありません。

むずかしい問題ではあります。



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答案は日本語で書いてください

2009-03-12 00:01:16 | Weblog


「答案は日本語で書いて下さい」と、ある先生が大学の定期試験の前に学生に注意したんだそうな…。多くの学生は笑うとのこと。その言葉の意味がわかれば笑う資格がある学生は何人いるか…って。田中先生の本に紹介してあったような(『実定法学入門』だったかな)

よく言われることですね。そしてまた多くの先生は、2~3回読み返してみてなんとなく言わんとするところがおぼろげにわかるって。それでもわからない答案が少なくないってこともよく聞く話で。

だいぶ前に紹介した米倉先生の「答案から見える退学候補者」(『戸籍時報№635』)にも書いてありました。「文章修業の大不足」って。この欠陥を早く直さない限り、知的職業に就くことは諦めたほうがよいとも。

先生がおっしゃるには、「そもそも文章になっていない文章を書くとか、句読点を打つことが全くないとか…」、法科大学院の学生の答案も惨憺たるものらしい。

だいたい法律の答案というものは、自分の頭の中にある知識などを他人に理解できるように一定の筋道に従って、表現する能力があるかどうかが一つのポイントですからね。

1000字程度の小論文であっても、40字程度の記述式であってもその本質とするところは変わりありませんね。

少なくとも法律を学ぶにあたって、本当はわかっていないのにわかったと錯覚するするのが一番危険なことだともいわれています。

こういうところが法律学の文章にも出てくるわけですね。

対処法その①
しかるべき添削を受けるべきですね。「文は人なり」って言われるように自分の書いた文章は自分には客観的な評価はできませんから。もっというと、何が・どう悪いのか…自分じゃ判断できないってことです。

論点だけ書き連ねたって得点にはなりませんからね。

対処法その②
友人・知人・身内の人たちに読んでもらうことです。とくに法律など学習されたことのない人がいいですね。法律を学んだ経験のある人だと、行間を読んじゃうんです。なんとなくこんなことを言いたいのかなって…好意的に読んでくれますからね。

そういう人が文意を理解してくれれば、文章的には欠陥がないものとも考えられます。もっとも、往々にして文章音痴の方もいますからね。

文章修業ができれば、あとは法律の知識を散りばめるだけです。書くべき点を・論理的に。



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