博覧こうき

信頼のK&S行政書士受験教室

ワセダ・本郷・新宿・神保町

2007-10-20 04:08:15 | Weblog


 読書の秋。

 あちこちで古書展が開催されていますね。「紙魚」のような私はもう居ても立ってもいられないくらいですね。血が疼きますよ。

 「読書の秋はワセダから」。知る人ぞ知る穴八幡神社の境内で。もう終わってしまいましたが。9月の下旬。ここはあまり掘り出し物というような本はないですね。店で売れない本を出品しているかのよう。

 この穴八幡神社。宝くじ当籤祈願でも有名。「一陽来復」のお札があります。言い伝えどおり(ちゃんと貼る時間まで指定されているのですが)、貼ったが……。

 またこの穴八幡。流鏑馬の会場でも。高田馬場ですからね。残念ながら、ここの流鏑馬は観たことがありません。

 流鏑馬。鎌倉の鶴岡八幡宮も有名ですね。ここは一度だけ、仕事サボって観に行ったことがあります。的が意外に近かった。でも、走っている馬に乗っての射的ですから。なかなか当たらない。ヘタな人は。

 「本郷」は古書展ではありませんが、学生時代からお世話になっているS堂書店。毎月20日にメールで新着図書を送信してくれます。はっきり言って高い。メチャ高いですね。本郷界隈の古書店は、「資料モノ屋」というようです。国会図書館(国会図書館法によれば、出版社は献本が義務)ほどではないにしろ、大概の本はあるような…。そんな錯覚をしてしまいそうな…。「良賈は蔵すれども虚しきがごとし」。

 「新宿」。なまめく新宿駅周辺ではなくて、「新宿古書展」。これは早稲田界隈の古書店の主催。21日からお茶の水の「東京古書会館」の地下で。穴八幡の古書展とちがって、意外な本が意外な値段で。これは年6回ほど開催。今度は12月。毎回、目録が送られてくるのですが、最近、会場には行ってないっていうより、行けない。

 いよいよ「神保町」。「第48回 神田古本まつり」の案内が来ました。26日の金曜日からですね。何年か前までは、G堂が「目玉商品」を出していて、注目されていたのですが。今の当主で潰れてしまったよう。美術品だけ商っていますが。今じゃ、M書店が目玉品を出品しているようです。

 昨年は、初日に行ったんですが、そのM書店の出品場所がわからなくて…。二番煎じの目玉品を買いましたが。それでも平均的な古書価よりは4万円ぐらい安かった。

 ……とはいうものの、この書砦(このネーミングは大阪の「梁山泊」書店の目録の名)。なんとかしなけりゃ…。地震のたびに崩れ…。おまけにチッチとミミ。ネコは高い所が好きですからね。上がるんですよ。本の上に。崩れそうなスリルがたまらないのかも…。

 本は散逸するにまかせていても…。フランスのラルース辞典の表紙のタンポポのように…。だいたいどこにあるのかはわかりますが。知識はそうはいきません。

 試験直前。私がとやかく言わなくても直前。知識は整理しないと試験では使えませんからね。曖昧な知識は正確に。法制度・原理・原則も正確に。どのような場面で使うのかも、まで整理しておいてください。