博覧こうき

信頼のK&S行政書士受験教室

記述式ドリル実戦編の解説について

2008-10-31 13:27:24 | Weblog



11月1日。午後4時15分頃から30分程度で、「記述式ドリル実戦編」のワンポイント解説を行ないます(任意参加制)。

通信会員の方で、希望がございましたら、講義データとともに発送いたしますので、「11月2日(日)の正午」までにメールにて「希望する旨」ご連絡ください。

従来の講義データ等と一緒に発送するものは、「記述式ドリル実戦編ワンポイント解説の音声データ」と板書が発生した場合には「PDF化した板書」です。

試験直前ということもありまして、このワンポイント解説で「メルマガ解説」に替えたいと思います。従いまして、メルマガでは「記述式の解説」はございません。ご了承ください。

どこがいいのか「大学生」

2008-10-31 01:08:04 | Weblog

K大のキャンパス内での大麻売買。とうとう大学生の大麻問題もここまできたかっていう感じ。勉強どころかバイニンをしていたって。学生の本分を忘れちゃダメですね。どうせ脛っ齧りなんでしょうに。

福澤先生も草葉の陰で嘆いているのかも…。

かつて守屋浩が歌った(とか聞いている)「大学かぞえ歌」。

  ♪六つとせ ムカムカするよな格好して ウインクする奴ぁ 慶大生 そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね♪

法大でも逮捕者がいたとも報じられていましたね。

  ♪四つとせ 夜の夜中に飛び起きて 間男する奴ぁ 法大生 そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね♪

大麻事件を起こしちゃ豪気とばかりも言っていられませんけど。まあ、自分の人生を棒に振る覚悟があったんでしょうから。やっぱり「豪気」かも。

かつては「大学は出たけれど」という時代もありましたが、それでも「大学だけは」という風潮が根強かった…。

因みに、「堀口大學」は学位はおろか卒業証書もありません。念のため。「株式会社立大学」はどうなんでしょうか。実が伴わないようなところもあるやに聞いていますが。

  ♪母ちゃんも俺を激励する 一流の大学入らねば 私ゃ近所の皆様に あわせる顔がないのよ♪

高石友也の「受験生ブルース」。こんなコミック・フォークが流行った時代もあったようで。たしか「自衛隊ブルース」もありましたかね。

-アドリブを一発-
  ♪マージャン狂いの大学生 泥棒やってる大学生 8年も行ってる大学生 どこがいいのか大学生♪

そもそも「薬物の自己使用」なんて被害者なんていないわけだし(「被害者なき犯罪」といわれます)、処罰なんかしなくてもいいんじゃないでしょうか。自己泣き犯罪。自分が泣きゃいい…。

処罰を正当化する根拠って…。道徳秩序の維持でしょうか。道徳の世界に刑法が入るのはどうも…。強いて言うなら「パターナリズム」でしょうかね。国家が守ってやらなきゃ、国民は赤子同様のダメな存在だと。



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コンニャク畑でつかまえて

2008-10-30 01:47:40 | Weblog

食欲の秋…だというのに。

けっこう危ない食品が多くて食べるものにも不自由する(っていうわけじゃありませんが)。おちおちモノも食べられませんね。わたしゃウインナーソーセージが好きですから、ずーっと「荒挽きウインナー」を食べていましたが。伊藤ハムだったか日本ハムだったか忘れましたが。

とうとうカップ麺にも。そのカップ麺。ぼんぼんのタロー君は400円もするものを食べていたらしいですね。さっすが、ぼんは違うわい。

ところで例の「蒟蒻畑」。のどに詰まらせるドジな人が多いからとの理由で、製造中止になつたもんですから。なかなか手に入りませんね。もはや地元のスーパーには売っていません。

先週、田舎に30年ぶりに凱旋したんですが、ちゃんとちゃんとの○○の素。売っていましたね。蒟蒻畑が。というわけで買い占めてきました。

「別腹に入れたつもりがこのおなか」というようにならないように(すでになっていますが、症状が進まないように)、適度に食べています。

「蒟蒻畑」っていえば、イギリスのサリンジャーの小説「ライ麦畑でつかまえて」なんてのもありましたね。過激な内容で発禁処分の国もあるようですね。キリスト教の国では。

食欲の秋でダメなら読書の秋はいかがですか。受験を控えている方は試験後に読みましょう。名訳と評価の高い(?)野崎孝訳(白水Uブックス)。最近では村上春樹訳もあるようですね。こちらもたしか白水社。

サリンジャー。わたしゃ「コンドルデリンジャー事件」を思い出してしょうがないんですが。受験生のみなさんはどうですか。サリンジャーからデリンジャーを連想できれば…。勉強は快調・今日もいいチョーシでしょうね。

コンドルデリンジャーはモデルガンの名前。これが銃砲刀剣類所持等取締法にいう「銃砲」に該当するかが争点でした。警視庁の警部はこれが銃砲に当たると判断して、製造・販売の中止などの行政指導をしたというのが発端。

法令の趣旨に違反する行政指導は違法。

東京地裁昭51.8.23下民集27.5~8は、銃砲には該当せず、行政指導は違法であると判示したんですね。もっとも、行政指導は違法であっても過失がないとして損害賠償の請求は認めていませんが。

どんなところにも勉強ネタってあるんですね。



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君が一番輝いていた時

2008-10-29 01:47:54 | Weblog

Qちゃん。高橋尚子選手の引退表明。テレビの記者会見の模様をみていました。元アスリートとしてはひそかに応援をしていたんですが。

2000年シドニー五輪陸上女子マラソン金メダルの時が一番輝いていたような…。来月に予定されている東京国際マラソンに向けてのコンディション作りがイマイチだったようですね。

まだまだ走れるような気がしますが。

「引退表明」にはつきものの「まだまだやれる」。最大の賛辞でしょうかね。R大の田宮先生の退官講義もそうでしたね。私は法学教室に掲載されていたものを読んだだけですが。

「ゆうちゃん、まだまだやれるよ」という学生の声が多かったと。

ほんの数回だけでしたが、謦咳に接した頃の先生は、ずーっと若く元気でした。退官後まもなく他界されました。写真で拝見したときには昔日の面影はなかった。

幻の名著とうたわれた『刑事訴訟法講義案』は「四訂版」が最後でしたか。名著と評されたものの先生ご自身は他の学者が引用されることを嫌っていたようです。なにしろ「講義案」ですから、充分考え抜いていないと。

G大の遠藤先生の退官講義もよかったですね。これも本で読んだだけですが。かつて遠藤先生の謦咳に接した身としては感慨深いものがありました。先生もすでに鬼籍に入られましたが。まだまだやれると思っていたんてすが。ユーモア溢れる講義は楽しかったですね。ほんの数回聴いただけですが。

「こんないい大学はなかった」と。オチは「鋭い質問がないだけ」って。

ところでそのQちゃん。やっぱりコンディション作りはたいへんなよう。これは受験にもあてはまります。陽気が不安定で暑いと思えば、夕方には寒くなって。風邪はひかないようにしてください。

最後の詰めも大事ですが、体調を万全に維持するのも実力のうちです。体調が悪けりゃ、働く頭も働きませんからね。

こと受験に関しては、「まだまだやれる」なんて思わないでね。Qちゃんが記者会見で言っていたように「自分の中では完全燃焼。さわやかな気持ち」だと。そんな心境になれるように。

11月9日までできるかぎりの努力をして・試験終了まで持てる力を余すところなく発揮して完全燃焼できた人だけが…。

さわやかな気持ちになれる。



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なんだ神田…の古本まつり

2008-10-28 04:30:38 | Weblog

26日はわが町の祭でしたが、27日からは「神田の古本まつり」。例年、金曜日あたりからのスタートですが、今年は珍しく(と思う)月曜日からのスタート。

「神田古本まつり」。とはいうものの、「千代田区神田神保町」界隈ですからね。地方の人が「JR神田駅」で下車して道に迷ったっていう話もあるくらいネーミングはまぎらわしい。

その古本まつりも今年で49回目とか。何回目から出かけているのかは覚えていませんが。昭和天皇が病気の時だったか、お隠れになった時だったか…中止になったのは覚えていますが。

学部生の時分には「古書」なんてまったく興味がなかったですね。なんとなく汚いし…それに遊び呆けて勉強なんてやっていませんでしたからね。(だいいち法律なんて自分には向かないって思っていましたから。もともとは文学部志望)

それでも少しぐらい勉強をしていくと、読みたい論文集などが品切・絶版になっているものが意外に多いってことに気がついて。図書館で読むか・古書店を利用するしかないわけです。

というわけで、キャリア25年くらい。というわけで隣町に所用がありましたから、大義名分もあるからって今回も出かけました。初日だからなのか…平日の午前中だというのに…けっこうな人だかり。ホントにニッポン人は本好き。

数年前から、靖国通り沿いに各古書店が陳列していて。そのおかげで岩波会場なんて廃れてしまいましたね。この界隈の古書店はみんな靖国神社に向かって(靖国通りの)左側にあります。右側にすると西日が本にあたって変色するからだそうで。

今回はけっこういい本(読書欲をそそるような)がありましたね。私とて法律書ばっかり読んでいるわけじゃありませんから、今回も一般大衆向けの本を何冊か買いました。専門書は買ってまでも読みたい本はなかったなあ(というよりもやっぱり高いし…お金もってないし)

神田古本まつりは11月3日まで。1日からはじまる「神保町ブックフェスティバル」はいいですね。出版社の在庫僅少本とか破損本が安く手に入ります。値切るとまけてくれますね。コツは値切るときに「これっ、これが読みたい」って目で訴えるです。ダメだったら、さも名残惜しそうに・未練たらしく「ダメかぁ」って溜息をつく。

今年は1日の講義前に突撃!。講義に遅れたら…ごめんねぇ(ウソですよ)



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試験のことだけ考えよう・88.4

2008-10-27 01:55:50 | Weblog

26日。今頃、受験生は勉強しているんだろうなあ…と思いつつ。町内会の祭に出かけちゃいました。祭と聞いたからにゃ。ケモノの血が騒ぐんです。もう、じっとしていられません。

  ♪私の隣のおじさんは 神田の生まれでチャキチャキ江戸っ子 お祭騒ぎが大好きで♪

神輿の担ぎ手を募集してくれりゃあいいのに…。ここでは余所者のわたしゃさびし~。みこし担いで・酒呑んでりゃ…。な~んもいらないのに。

  ♪おみこしかついで ワッショイワッショイ ソーレソレソレお祭だぁ♪

それでもこの時期。私も講師のはしくれでもあるわけですから。呑気に祭囃子に浮かれているわけにもいきません。一蓮托生とまではいかないにしても。日々送られてくる記述式の添削を始めることになるわけです。

生まれついてのせっかちで・気が短いほうなんですが(これはわが家の家系。ゲンゴローもサンキチも私以上に短気ですからね)、ここ数年、人格が完成したのか…。年をとってきた証拠なのか…。気長になってはきているんですが。

それでもイライラ。この時期ですからね。何が何でも不法行為責任とか。酒呑むヤツが悪いっていう答案を読むと。

また昨日、書き込みができる「ミクシーの日記」に問題をあげておいたのに、反応を示してくれた「真の受験生」の方いちにん。この時期ですから、他の受験生の方はご覧にならなかったものと推定されます。

そうでなければ、解答は「そんなの知るか」。「(2)」でしたね。

…というわけで。私は「牛乳に相談だ!」。そうだんです。カルシウムを摂るとイライラがなくなるっていうし。

そんなこんなで、祭の帰りに牛乳1リットルのを3パック・食べる煮干5袋(これはチッチとミミと私との共有)を買ってきました。

この時期。もはや気分転換なんて不要ですからね。11月9日まで突っ走りましょう。試験に関係ないことはやらない。そんな心意気が必要です。気分を変えたけりゃ勉強で気分転換すればいい。行政法を勉強したら、次は民法をやるとか。一般知識をやるとか。

ともかく気分転換にも勉強を。試験のことだけを考えて。

勝利の方程式⇒諦めない+意欲

2008-10-26 02:39:19 | Weblog

クライマックスシリーズ。

わが愛するジャイアンツ。やってくれました。追いすがるドラゴンズを突き放しての勝利。あっぱれ~!

クライマックスシリーズ。それだけファンを楽しませてくれるわけですが、それだけいっそうやきもきさせてくれることにもなります。こんなことやらなくても…。1シーズンの試合を「あと6試合」増やせばいいんじゃないかと。外野の人間は思うわけです。

リーグ優勝のチームにはアドバンテージ1勝があるわけですが、せっかく13ゲーム差をひっくり返してリーグ優勝してもCSで負けてしまったんでは元も子もない。

ゲームはやっぱり勝ちゃいいわけで。いいや勝たなければいけないわけで。勝つためには「だらだら」やっていたんじゃダメなんですね。

最後まで諦めないという気持ち+必ず勝つんだという意欲が必要でしょうね。監督なんて喜怒哀楽を表わさないのがいいのかも知れませんが…。喜怒哀楽を表わしてこそ、それが選手に伝わっていいとは思うのですが。

ドラの監督落合クン。オレ流とはいうものの。選手時代とは違ってなんか迫力がなかったですね。久々にテレビで観ての印象。

受験はオレ流っていうのもいっこうに構わないんですが。いくらオレ流だからといって、条文読まない・判例読まないってんじゃダメですね。もっとも、条文には当たり前だから「明文で書かない」っていうものもあります。わたし流に言えば「書かれざる要件」。

記述式ドリル実戦編№7の1問目の問題などそうですね。条文に書いてありますよね。「訴訟関係を明瞭にする必要がある場合」だって。文言上は、2項柱書では明文の要件とはなっていませんがね。これは当然の前提だからです。

だって、2項も釈明処分の特則なんですから、必要もないのに釈明処分したって時間のムダでしょ。

試験直前のこの時期だからこそ・条文の読み込みをやっている人も少なくないでしょうから、言いますが。前々から何度も言っているように「条文の文字面」だけ読んだって読んだことにはならんのですよ。


○○に続く。


勝ちを逃す…優柔不断

2008-10-25 01:25:00 | Weblog


巨人-中日のクライマックスシリーズ。

わが巨人軍は勝ちを逃しちゃいました。ランナーセカンド。バッターは谷繁でしたから、あの場面は敬遠でしょうね。二塁打打ったというから。一応バットには当たっているし…。

代打なんてその場面で初めてバット振るんですからね。立浪が代打だって凡打・ゲッツーってありうる。

へんに勝負に出て同点。延長12回までやって引き分けだと。負けないから良かったものの。勝負に引き分けなんて…そもそもおかしい。わけのわからないクライマックスなんてゲームをやるくらいなら徹底的にやらないと納得できませんなあ。

聞くところによると、巨人は監督の采配で勝っているんじゃなくて、選手がいいからだと…。原クンはかわいそ。

自由に采配をふるえる監督っていうと、大学野球らしい。高校野球は後援会やら父母会がうるさいらしい。どうしてこの子を使わないんだとか…。やんややんやの。プロ野球はOBとかフロントがけっこううるさいらしいですね。

というわけで原クンもたまったもんじゃないと。それでもあの場面は敬遠しときゃよかったな…と。わたしゃ性格的に「敬遠」は好きじゃないんですが。クルーンだったら、勝負させても良かったですが。あのナントカ言うピッチャーじゃ貫禄負けでしょうに。

まあそれでも野球などは判断ミスで負けてしまっても、まだ次があるからいいようなものですが。試験だとそうもいきません。

優柔不断で・迷いに迷って後悔しないようにしてください。次は1年後ですからね。試験が終わった後で、あそこはああすればよかったって言っても遅いですからね。

勉強は細心に・試験場では大胆に。勉強は詰めて徹底的に考えます。試験問題はラフに考える。正解を出す必要はないんです。正解らしいものを探してマークすりゃあいい。

ドリル実戦編№10。「利害関係」って苦手らしい。キチンと図を描いてみれば誰と誰の利益が衝突しているか。誰が不利益を受けるのかが「手にとるように」わかるはず。…のはずなんですがね。


雨フル夜の…「霜降」の夜

2008-10-24 01:18:38 | Weblog


23日か24日(たぶん24日かも)。二十四節気の1つ、「霜降」ですね。「そうこう」って読みます。「霜降り」って読んじゃ…牛がびびっちゃいますから。

昔であれば、露が冷気によって霜となって降り始める頃なんでしょうか。今じゃそんな陽気ではありませんが。

とはいえ、そんな季節にもなったわけなんですね。公正無私な心など持ち合わせているはずもなく・人格者でもない私は「秋霜烈日」のバッジには憧れていましたが。

「栽」。これは「家栽の人」。正しくは「裁」を模ったバッジ。最近はいい加減な人が少なくないようですが。いっそのこと桑田判事みたいに「栽」のほうが似合うかも知れません。もとも、マンガの中では桑田判事は優秀ですが。

「家栽の人」(小学館コミック)。全15巻。一度は読んでもいいコミックですね。私も読みました。テレビドラマでは鶴太郎が好演していましたね。

「向日葵」。花びらの中には天秤が。なんでもオークションでは10万円ほどらしい。買おうという気はありませんが。人格者の印っていうか。……っていうか。

モンスターなどの「人でなし」には人権などありませんが、犯罪者だって「人の子」。だったら、人権が保障されているわけなんですね。(私はこの論理がいまだに理解できない)。被害者の人権などそっちのけで犯罪者の人権ばっかりクローズアップするのにも付いていけません。

というわけで、そんな人たちの人権を守ろうとする「向日葵」。日和見バッジなんていう人もいるらしいですが。

「霜降」。霜が降りるにゃまだまだ早いですが。「秋」は一つの締め括りの季節でもあるわけですね。ほら、春から始まったペナントレースも完結するし。

そんなことよりも、もうすぐ今年の試験勉強も完結する(はずじゃあ!)。向日葵試験も難しいんですが、行政書士試験はまだなんとかなるはずです。1年間、フツーにやってくれば。

  ♪大事な青春ムダにして 紙切れ1枚に身を託す まるで河原の枯れススキ こんな受験生に誰がした♪


揺さぶりには負けない!

2008-10-23 05:26:49 | Weblog


「揺さぶりっ」てよくプロ野球の解説か何かで出てきますね。ピッチャーが揺さぶっているとか…。ひょっとしたらバッターもピッチャーを揺さぶれるのかも知れませんが。

記述式の添削にも揺さぶりが…。ちょろちょろと。なにしろ私の得意技は「肩すかし」と「揺さぶり」ですからね。

自信を持たないと「揺さぶり」にあってユラユラと揺さぶられてしまうわけですね。その結果、だんだんポイントがずれた答案になってしまうっていうのがよくあることで。

添削にはけっこう意地悪な「揺さぶり」もあります。勉強ですからね。勉強段階では揺さぶられたほうがいいんです。いろいろ考えますから。

「~した人は…」と書いてきたから「利害関係がなくてもいいのですか」って言うと。「利害関係があれば」って。「利害関係の有無にかかわらず」ということを考えて欲しい。

ドロ舟と助け舟。旧司法試験の口述試験。試験官が誘導してくれる場合もあって。ついついその誘導に乗っていくとドロ舟だったり。助け舟を出してくれているのに警戒心が強いあまりにそれに乗っからないと「落ち」ちやうわけで。これなんかも揺さぶりでしょうね。

  ♪おとことおんなの間には ふかくて暗い河がある 誰も渡れぬ河なれど エンヤコラ 今夜も船を出す♪

もう一度理屈・論理を。条文に書かれていない場合などなど。

「立ち会う機会を与える義務」があるってことは、相手方には「立ち会う権利」があるわけです。それなのに立ち会わないっていうのは「立ち会う権利の放棄」ですね。そんなのはムシしちゃってもいいでしょ。

「○○書に押印させる」ってことは、あらかじめ「○○書」が作成されていなきゃいけない。「~を録取」したら、「…録取書を作成する」わけです。

というわけで、記述式ドリル実戦編。条文中心の問題はよく書けていますが(なかには揺さぶられと目がまわってしまった…という答案も)。論理を負うような・理屈から考えるような問題。苦手という人も。特に「№6の1問目」はすこぶるデキが悪い。

最後の「詰め」という問題でもあります。「記述式ドリル(実戦編)」、チャレンジしてください。