「記述式ドリルワンポイント講座」をK&SのHPにアップしました。こちらからどうぞ。
今回は、基礎編№26から№50まで。これで基礎編は「打ち止め」。1回当たり「約10分」という制約がありますので、1問に費やす時間はそれほど多くはないのですが。
せめてポイントだけでも。問題の・設例のどこにポイントがあるのかは指摘しておきました。参考にしてください。
基礎編は、「法的思考力」のトレーニング・マスターに重きをおきましたから、日頃「考える学習」が不足している方は苦労したのでは。まあ、書きにくい問題もあったわけです。
ドリル「実戦編」は、11月の早い時期にアップさせたいと思っています。ただ、基礎編と違って、典型的な論点・要件・効果を中心に出題していますので、かえって書きやすいかと思います。そうあってほしい…。
いくつかの留意点。
ドリル№1の2問目「条件」の意味を明記するのが一つのポイント。
ドリル№2の1問目。競売の効果は「消除主義」。これを一言指摘できるかどう か。競売は不動上のいろいろな物的負担を消し去ってしまうわけなんです。ドイツとは違うわけです。ドイツの民法を学んできたかのような答案が…。
2問目。「手続上の義務」が履行されたの意味を理解しているかどうかが一つのポイント。
ドリル№4の1問目。判例の見解をふまえて、即時取得が認められる場合書いてほ しい。否定する答案にもOKを出していますが。
2問目。
どの条文が参考になるか…。これがポイント。
ドリル№5の1問目。「滞納処分」が有効だったら、督促→差押→公売になっちゃ うわけです。おかしいですよね。「無効」というのも言いすぎ。
現在、ドリル№9までありますが、以下は後日に。
書く前に、何の問題か。考えていますか。それ以上に、既存の知識を正確なものにすることが必要です。これは択一式にもあてはまります。
知識の整理とは、この時期の学習とは、「既存の知識を正確なもの」にすることです。そのためには、今までのドリルをすべて白紙の状態から書き直してみるのも一つの方法です。