日本放送協会の朝ドラ。「だんだん」がスタート。
わたしゃ、BSで観ますから、早起きなんです。朝、7時45分。この前までの「瞳」も良かったですね。わたしゃ「直子」ファンですから…。
「だんだん」は双子の姉妹がヒロイン。役者も双子が演じているんですね。ぼーっと観ているとどっちがどっちなのか…わからなくなってしまいますから、ご用心(そうでもないか)
塾講師時代。生徒に双子の高校生がいて混乱しましたね。当てるときに。「○○かぁ?」、「△△かい?」って具合に。
その双子。「法律時報」の創刊号(写真)に「有閑法学」という随想が掲載されています(後に単行本に)。家族法の権威の穂積重遠先生の作。第一回は、「民法第一條の例話」。
「双子については、後で生まれた方が兄だとかという俗説があったが、民法のルールからは先に生まれた方が兄だ」と。今となっては当たり前のことですが、昭和の初めはそうでもなかったんでしょうね。わざわざ書いているところをみると。
それでも穂積先生。そんなわかりきったことを「全部露出説」などともったいつけるよりも「旧約全書創世記の12箇所」を読み上げたほうが気が利いていそうだ…などと。
参考までに「創世記第38章第27節以下」ということで。
もう一枚の写真は「英国の法服のいろいろ」だとか。絵が気色わる~。
それはともかく。「マナカナ」。わたしゃ「古今和歌集」の序文を思い出しちゃいました。「仮名序」と「真名序」という二つの序文。仮名序は紀貫之著。ひらがなで書かれた序文。
「生きとし生けるもの、いずれか歌を詠まざりける」だけ覚えていますが。「か…ける」は係り結びです。意味は反語。昔採った杵柄…。
真名序は漢字で書かれた序文。紀淑望著。この序文はあまり読む機会がなかったものですから、ほとんど覚えていません。年はとりたくないですねえ。