博覧こうき

信頼のK&S行政書士受験教室

双子のマナカナ・真名仮名

2008-09-30 02:15:02 | Weblog


日本放送協会の朝ドラ。「だんだん」がスタート。

わたしゃ、BSで観ますから、早起きなんです。朝、7時45分。この前までの「瞳」も良かったですね。わたしゃ「直子」ファンですから…。

「だんだん」は双子の姉妹がヒロイン。役者も双子が演じているんですね。ぼーっと観ているとどっちがどっちなのか…わからなくなってしまいますから、ご用心(そうでもないか)

塾講師時代。生徒に双子の高校生がいて混乱しましたね。当てるときに。「○○かぁ?」、「△△かい?」って具合に。

その双子。「法律時報」の創刊号(写真)に「有閑法学」という随想が掲載されています(後に単行本に)。家族法の権威の穂積重遠先生の作。第一回は、「民法第一條の例話」。

「双子については、後で生まれた方が兄だとかという俗説があったが、民法のルールからは先に生まれた方が兄だ」と。今となっては当たり前のことですが、昭和の初めはそうでもなかったんでしょうね。わざわざ書いているところをみると。

それでも穂積先生。そんなわかりきったことを「全部露出説」などともったいつけるよりも「旧約全書創世記の12箇所」を読み上げたほうが気が利いていそうだ…などと。

参考までに「創世記第38章第27節以下」ということで。

もう一枚の写真は「英国の法服のいろいろ」だとか。絵が気色わる~。


それはともかく。「マナカナ」。わたしゃ「古今和歌集」の序文を思い出しちゃいました。「仮名序」と「真名序」という二つの序文。仮名序は紀貫之著。ひらがなで書かれた序文。

「生きとし生けるもの、いずれか歌を詠まざりける」だけ覚えていますが。「か…ける」は係り結びです。意味は反語。昔採った杵柄…。

真名序は漢字で書かれた序文。紀淑望著。この序文はあまり読む機会がなかったものですから、ほとんど覚えていません。年はとりたくないですねえ。

願掛け⇒思い立ったが

2008-09-29 02:17:17 | Weblog


28日。いよいよ10月も近づきました。この日。昨夜からあまり眠れなかったんで早起き。

ついでというわけじゃありませんが。ウォーキング兼ジョッギングに。 10月1日からやろうと思っていたんですが。思い立ったが吉日。

今年受験される方々の「合格」を祈願しての願掛けというほどでもないのですが。もともと願掛けは「お茶断ち」などというものがメジャーですが。

好きなものはなかなか断てない。だから願掛けにうってつけなんでしょうけど。好きなものだから、断てない。だから願掛けにしないって決心しました。

なかなかできないものだから願掛けに。

というわけで、早朝の「早足歩きと小走り」。

メタボな身体も気になるし…。23日に田舎に行ったら「太ったなあ」って言わない者はいなかった。とほほほ。


私はメタボ脱出。 みなさんは合格目指して勉強。


因みに、目下「体重○○キロ・体脂肪率□□%」。(企業秘密です)

1週間ごとに結果報告しますね。

答練結果⇒目を閉じて君が名前を…

2008-09-28 05:39:25 | Weblog


「目を閉じて 君が名前を 呼びてみぬ 眠れぬ夜の 窓にもたれて」(葉秋)

「葉秋」っていうのは、私の号。昔むかしの話ですが。そのうち「葉秋純情歌集」でも…。

表題は「目を閉じて 口笛そっと 吹きてみぬ…」っていう啄木の歌をもじってみました。ついつい寝そびれてしまった…っていうか。眠れなくなってしまった。

27日。実戦答練第2回。

悪口をいいますが、「今まで何を勉強してきたのか」。嘆かわしい。基本的な知識がほとんどゼロ。人間、年々愚かになっていくのはわかりますが。

受験生は年々賢くなっていかなきゃならない。去年できたことが今年はできない。どういうわけなんでしょうかね。理解不能です。

記述式の採点をしていて…。カッカ・かっかと。おかげで眠れなくなってしまったわけです。苦しまぎれに法律の理論などムシした・感情論的な答案が何通か。

「記述式」。とにかく「場面」を考えます。この場面をまったくと言っていいほど考えてもいない答案が数通。それでも「場面」を考えたっていう方は弁解聞きましょ。

それに相変わらず「問題文を読んでいない」。ドリルでさんざん指摘したのに。図を描いて場面を考える。主語・述語に注意して設問をよ~く読む。もちろんここでは法律知識も必要。ある程度の基礎的な法律知識がないと肝心要の部分を読み飛ばしてしまいますからね。

通信制の方。解説も一緒に発送していますが、「この答案何点ぐらいかな」っていう方はメールで送ってください。採点しますから。

設問の文章には、一字一句たりともムダな記述はない。

対策。これからは「条文読み」をするとき(条文読みをしないっていう人は論外。来年頑張ってね)、徹底的に「場面」を考えてください。どういう場面を想定したルールであるのか。それが「要件・効果」の理解にもつながるのですから。

条文だけの暗記など無味乾燥ですから。ナンセンス。暗記したものは忘れてしまったらアウト。理解したものは忘れるってことはありません。条文を暗記するのが基礎的な学習というのは誤解。

制度の存在理由。原理・原則の意味。もう一度整理しましよう。

もう一つ苦言を。「択一式」。答案に白紙の「欄」があるんです。どうしてみんな埋めないんでしょうか。時間がなくたって全部の空欄は埋めて答案を提出すべきです。

だって、5分の1の確率なんですから。勘が良けりゃ当たりますよ。

「自信がないから埋めない」。なんとまあ正直で。正直者は損をするのが受験界の常。それでも「自信がないから埋めない」って人。じゃあ、埋めた部分はみんな自信があったんですかね。これも理解不能。


  ♪私は呑めない お酒を呑んで 泣きたい気持ちを抑えます♪

たとえブタが立候補しても…

2008-09-27 02:33:33 | Weblog


26日の朝日新聞朝刊。発足したばかりの麻生内閣の支持率48%だとか…。まだな~んもやっていないのに。期待感でしょうかね。政党の支持は自民党が34%。民主党が23%だとか。

反対ばっかりの民主党。なかなか支持率は上がらないようですね。反対するだけなら誰だってできますからね。

その政党。国によっては厳しすぎる「規律」もあるようで。

「自分が所属する政党の候補者ならば、ブタが立候補しても投票する」って…。ブタばっかりじゃ政治もままなりませんが。ブタのような候補者も多いってイギリスのブラック・ユーモアでしょうか。

発足したばかりの麻生政権。この政党の「党の規律」は、「失言を繰り返すこと」っとばかりに、もう出てきましたね。なにしろ3連発の大盤振る舞いですね。最近では、珍しいですね。3連発。まったく懲りないっていうか・学習効果のない大臣殿。

あちこちからの抗議を受けての謝罪会見。感覚がまったく鈍っていますね。というよりは、勉強不足。知らないんだったら言わなきゃいいのに。どこの世界にもいそうな一言居士。(実は私も。いつも失言で損ばかりしている)

失言でもしないと大臣ではない…というような風潮(そんなものないか)。

一党優位政党制と評された「55年体制」以来のおごりかもね。「優位」っていうことは他の政党も存在している「競合的」なわけなんですね。でなきゃ「優位」なんて言わないでしょう。

55年体制。いよいよニッポンでも二大政党制の確立か…なんて期待されながらも「1か2分の1政党制」とまで揶揄されましたからね。議席数があまりにも違い過ぎて…。だから一党優位。

一党支配とちがうところは、一党優位の場合は「自由主義」がベースにありますね。いくら自由だからといっても……。


「ニッポンの政治家は頭が悪くても大臣になれる」(おっと、またうっかりだぁ)

晩節は汚したくない…とかで

2008-09-26 02:41:30 | Weblog


タロさから、幹事長に…と懇願されての森元首相の言葉。「晩節」は汚したくないっていうなら、政界から引退するのが一番だと思うんですが。そうでもないらしい。

その点、純ちゃんは潔かった。ニュースなどによれば、政界を勇退するとのこと。なんでもかんでもニュースになる人ですね。

彼が引退して一番困るのは「チルドレン」の面々でしょうか。後ろ盾っていうか。ちゃんがいなくなってしまうわけですからね。それもいいんじゃないかと思います。

どう贔屓目に見ても(わたしゃ贔屓なんぞしませんがね)、国会議員の資質・品格を欠くような坊ちゃんもいましたからね。他の面々もそうなんですが、国会議員になったらなったで、まるで自分の力でなったような顔をして…。いっぱしの政治屋気取り。

おかげですっかり冷めてしまいましたね。学生時代からノンポリ学生であったんですが、最近では「無党派層」。そんなだいそれたもんじゃありませんけど。

ぽっちゃりミーハー系の聖子たん。クールでインテリ系のゆかりたん。いやあ、甲乙つけがたいですね。でも、わたしゃ選択権などありませんから…。入閣果たした聖子たんが一歩リードですね。やっぱり貫禄なのかも知れません。

ところで「晩節」。晩年などといわれても、いつがその「晩年」なのかわかりませんね。たぶんに主観的なもんでしょう。だって、人生これで最期かなっていう時が晩年なんですかね。

他人が「あなた晩年ですよ」って教えてくれるっていうのもおかしな話だし…。

ということは、晩節を汚したくないからっていうのは理由にならんでしょうね。政界に居座っているんですから。それがそもそも「晩節」を汚しているっていうことには気がつかないらしい。

永田町あたりに棲息している人種はわけわからない。相変わらず「七色に光って」いる人たちも元気だし…。

適材適所…とはよく言ったもんだと。防衛大臣のヤッちゃんなどホンモノのヤッちゃんかと。これでニッポンも安泰。あの親子そろって外国にでも行ったらビビるでしょうね。拉致問題も担当させりゃ良かったかも。

嘘でもいいから・全力で…と

2008-09-25 03:18:34 | Weblog


「知に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。そかく人の世は…」。

漱石の『草枕』の書き出しでしたか。そんなことより、ずーっとはるか昔々のこと。ある大学の学園祭のポスター「夏目瀬石」って。わたしゃそんな大学の文学部の知能を信じません。

そんなことより。「組閣」。「そかく人の世は…」なんてそんなものでしょうか。例の太郎クン、自分で閣僚名簿を読み上げたは立派でしたね。草葉の陰でおじいちゃんも喜んでいたのかも知れません。

知に働いたのかは知りませんが、「情に棹」さしたのは間違いないのかも知れません。「きのうの敵は今日の友」っていう感じで総裁選を争った二人を入閣させましたが。われらがマドンナのユリちゃんと伸クンはダメでしたね。(よほど仲が悪いのね)

閣僚の記者会見。「……には全力を出して」って異口同音。当たり前のことなんですが、こうも乱発されると「全力」のインフレですね。さすがに「政治屋」のセンセー方。「…に微力を尽くして」なんて口が裂けてもいえないでしょうね。ニッポン人的な奥ゆかしさなんですが。

「全力で」取り組むなんて言っておかないとマズイっていうこともあったんでしょうね。「微力」なんて言おうものなら、「ヤル気あんのか」って言われかねないですからね。

鬼門の農水省のリーダー。例のとっろ~い話し方で事故米問題などを処理していくんでしょうかね。上質のコメまでカビが生えちゃいそうで。

またまたその全力問題。「全力」といっても、わかりません。だって、全力かどうかは多分に主観の問題ですからね。ご本人が一生懸命走っているのに、もっと速く走れなんてムリなんですから。ご本人が全力でやっていますって言ったら「全力」なんです。


今年、受験されるみなさん。全力で勉強していますか。


隣地に落ちた…ドイツとスイス

2008-09-24 06:28:19 | Weblog


23日は彼岸。

『善悪の彼岸』(ニーチェ)が喝破するように、既成の秩序・道徳が畜群人間を作ったとしても…。現世に生きる身としては、よんどころのない事情によって「お墓参り」に。

バスも通わぬ辺境の地。昔はそれでもバスはけっこう走っていたんですが。数十年後の今じゃ、1日に3本。車のお迎えを頼りにするしかないわけです。

途中…。親類スジの人が営むという栗園に。というよりは栗畑。街道沿いにあるせいか他人が採って行っちゃうらしい。自然の産物って思うのか、罪の意識などないんでしょうね。

枝は隣地には伸びてはいないんですが…。

せっかく案内してくれたのですから。……実はその前に買っちゃっていたんです。田舎の栗は安いし、新鮮ですからね。朝、採ったものを売っていますから。それでもせっかくの好意ですし…。

隣地から伸びてきた木の枝は切っちゃいけない。民法の有名なルールですね。233条。じゃあ、隣地に落ちた果実などはどうなんでしょうね。民法にはルールがありません。

その地域のルール=慣習があれば慣習に従うべきでしょうね。身近なルールなんですから。慣習もなければ…。

隣地の人は他人の木の枝が伸びてきているのをガマンしているわけです。ジャマだと思いながらも。民法の世界では「枝は切っちゃいけない」っていうから。

だったら、そんな隣地の人にインセンティブをあげてもいいでしょう。隣地の人に帰属させるというのが衡平でしょうね。こんなルールがスイス民法にはあるようなんです。

ニッポンでも同じように考えていいんじゃないでしょうかね。

「落ちた果実は、その土地の果実」。隣地に落ちたのなら、その落ちた土地の果実なんだと。こんなルールがドイツ民法にはあるということを聞いたことがあります。今でもそうなのかは知りませんが。

こんなルールがないんだったら、地に落ちた果実といえども木の所有者のもんだと。けっこう欲張りな解釈…かと。

ミラクル・やればできるじゃん!

2008-09-23 02:56:24 | Weblog


わが愛したジャイアンツ。とうとう13ゲーム差を縮めてきましたね。一時は諦めムードだったんですがね。わたしゃ薄情ですから、とうに裏切っちゃいましたよ。ムリだ~って…。

  ♪腕立て~ 腕立て~ ムリだ! ワニの腕立て~♪

ワニに腕立てができるかどうかはわかりませんが、人間やろうと思えばできるんですね。最後まで諦めなければね。原監督はエライっ!

もうすぐ試験。教えられますね。ジャイアンツには。今年受験する人は見習うべきかと…。13ゲーム差ですから、試験で言えば「13問」クリアって。諦めないで勉強を続ける人には神様が「13問」プレゼントしてくれますよ。きっと。

わたしゃ無神論なんですが。ニーチェに言いたい「神は生きている」と。

太郎クンにも教えられましたね。4度目の正直。自分に出番が回ってくるまでじーっと我慢の子。彼が頑張ったというよりは、周りがみんな力もちだったんでしょう。担ぎ上げるのに…。

それでも「打倒! いっちゃんの民主党」だと。小さいねえ。ほれ、もっと目を開けて北の方をみれば「打倒! キンちゃん」でしょうが。それだけいっちゃんには脅威を感じているのかも知れません。

それでも民主党は政権をとれない。いつもいつもチャンスなのに自分のほうからコケていますからね。あの政党は、「いつか政権とるゾー」って言っているだけで政治をしている気になっているのかもね。

野党だから与党の政策を攻撃するのはいいんですが、攻撃するだけならサルでもできますよ。代替策をわかりやすく提示してくれなきゃ。まるで「あすなろ政党」のようですな。

それはともかく。やっぱり受験。太郎クンのがんばりにあやかりたいですね。指導する者からしても。4度目の正直って…正直者にならなくてもいいんですが。そろそろ決めちゃいましょうや。受験勉強も飽きるでしょうから。

実務の世界に入ったら、今以上に勉強しなきゃいけないんですから、体力・気力は温存しておきましょう。せっかく合格しても疲れちゃって…というのではナサケないですからね。

前進あるのみ。


  ♪一夜ひとよに ひと見頃 富士山ろくにオーム鳴く サインコサイン 何になる オイラにゃおいらの夢がある♪

答練・まちがいがあればこそ…の

2008-09-22 03:12:15 | Weblog


21日。K&Sの第1回実戦答練。答練とは「名ばかり」の…。難しいっていうのは巷のうわさ。たんなる「うわさ」にすぎない。だって、これまでキチンと条文読んで・判例読んでいれば、解ける問題が多いから。

あとは現場思考の問題。いままでマスターしたさまざまな知識をフル活用して。問題文をタテ・ヨコ・ナナメから見て……解いていけば。きっと○○……。

それでも問題演習ですから、「まちがう問題」は出てきます。練習段階では「まちがいは多い」ほうがいい。だって、それだけじっくり復習できますからね。正解した問題は復習しない。復習するだけ時間のムダですからね。

…ということは、二度と勉強しないっていうことになります。その問題をまちがえた人は「二度三度」勉強するのに。ここにチャンスがあります。たかが答練ですから、多くの失点に落ち込んでいてはダメです。

多くの失点をプラスにかえる。まちがえた問題は二度も三度も勉強できるんですからラッキーなことです。

もちろん、徹底的に復習することが前提です。復習もしないで一番多くまちがえたと言っても……自慢ニャなりません。

ともかくまず敗因の分析。どうして・なぜまちがえたか。これがわかったら、あとは簡単。その原因を一つひとつ克服していけばいいんです。

これから通信制の方が問題を解きますから、具体的な講評はしませんが、記述式はよく書けている答案が少なくなかったです。ドリル基礎編の「考える学習」の成果でしょうね。

次回は27日。今回の得点を上回れるように…。



  ♪テストが終われば友達に ぜんぜんアカンと答えておいて 相手に優越感与えておいて  あとでショックを与えるさ♪

「いまひとたびの基礎」

2008-09-21 04:18:53 | Weblog


『いまひとたびの春』(ロバート・ネイサン著/瀧口直太郎訳)。

1951年に「岩波現代叢書」から刊行。あまり人気がなかったんでしょうか。今じゃ品切れですかね。どこぞの古書店では6000円ぐらいで出ていましたがね。

おとぎ話風の小説で、格調高い翻訳なんてそこそこの評価はあったようですが。英文学専攻の方だと大学あたりで原書で読んだことがあるのかも知れません。

書棚に押し込んだそんな本のタイトルから…。試験直前。まさに「いまひとたびの基礎」なんて思ってしまいました。とくに、アウトプット学習で問題演習を中心に学習してこられたという人は、もう一度「基礎知識」の確認をしましょう。

1か月程度で。その間、問題など解かなくてもいいですよ。今まで充分すぎるほどやってきたのでしょうから。もっとも、答練や模試の受講は別ですがね。

とくにレベルの高い試験の問題集などで学習されてきた方は注意ですね。すね。固いものを食べないと柔らかい物まで食べられなくなるのは道理なんですが。問題にかぎってそうともいえません。

そういう問題集はそういう試験を受験する人が対象ですから、あまり基礎的な知識の確認には効果が少ないということもあります。たしかに、そういう問題集にも「基礎事項」とか「基礎問題」というものもありますが、それでもその種の試験の「基礎」ですからね。

答練など思うように得点がとれないって人はこのあたりの学習に。基礎知識の確認の学習に戻るべきです。砂上の楼閣は脆いもんです。基礎工事をしっかりやらない建物は危ない…。

誰も得点できないような問題ばかり解けても、誰もが解ける問題を落としてしまっては元も子もないです。

何が基礎知識なのかは、みなさんそれぞれ違いますから、一概にはいえませんが。強いていうならK&Sの記述式基礎編。なかなか「パス」しないというような問題などです。難問もありますが、条文・制度の背景から考えていけば突破口は開かれるはずです。

行政書士の過去の問題。この時期であれば、「8割」以上とれれば基礎力ありと考えていいでしょう。それ以下の場合はもう一度考えてみましょう。レベルの高い問題などやっている場合じゃありません。

ともかく「条文・制度」などの定義・要件・効果が浮かんでこないようなものを中心に学習するのがいいです。

やるんなら「10月10日」まで。