5月29日(日)机上のパソコンを上げて
弁護士への回答書面作成。
スマホでミュージック聴きながら!
愛読するブログの方は
鋭い観察眼で世情を考えさせてくれる。
最後に流れるミュージックの選曲が良く
聴いている。
曲が終了して次の曲かと観ると
映画ローマの休日のパート2が始まる。
作成を中断して小さな画面で観る。
ローマの休日1
スマホでローマの休日2
映画ローマの休日を観たのは
58年前17歳の時。
当時、米軍通信隊があり
米軍兵士が、日本人より多いのかと感じるほど
私服で街中をウロウロしていた。
自宅周辺には写真屋がなく、一駅乗って
山登りした写真を現像してもらった。
写真屋を出て駅に向かうと
前方から 大きなズタブクロを背中から抱えた
悪そうな少年がやって来た。
鎌倉大仏の前でお土産を販売している店の悪息子。
喧嘩とカツアゲをして高校退学になっていた。
奴とは意外にも気があった。
湘南道路でバイクで激突して入院
見舞いにいった。
悪餓鬼はベッドで恥ずかし気な照れ笑い。
性根は良い奴。
立ち止まり話す。
聞かれた。
「お前、映画観るか」
「タダで観れるよ」
ズタブクロの中に映画フイルムが入っていて
映画館に届けると言う。
何だかわからないが映画フイルムの運び屋をやっていた。
映画館 館内は客も疎ら。
場末の映画館風情だ。
幕が開き白黒の映画が始まった。
「ローマの休日」
ラブストーリー映画らしいが
半ば半開きの目は閉じた。
目覚めると隣の悪少年はいなかった。
終幕は王女が演壇から消え、男がゆっくりと
立ち去るのを憶えていた。
大人の恋には分からず
山に恋い焦がれる少年であった。
大学卒業後 観光業の会社に勤めた。
ローマにも出かけた。
結婚するので新婚旅行は、スイスアルプスに決めた。
しかし、募集人数に足りずツアーは成り立たす
パリローマに変更。
新婚妻は大喜び。
ローマの休日をした。
帰国してから、テレビでローマの休日を観た。
47年前だ。
息子、娘は海外と関係する仕事。
二人共、海外には行きたがらない。
日本が安全安心で全てに良い国だと言う。
そうだよな!