私とピアノと、日常と…

30年ぶりに再会したピアノや、日々を見つめるための日記みたいなものです。

2018.4.25レッスン…ゆっくり練習のポイントは耳。

2018-04-25 17:09:46 | ピアノレッスン
バッハシンフォニア10番
テンポはゆっくりとテーマを確かめるように弾きました。
先生「どうも、8分音符の音を切るところ(ノンレガート)に迷いがあるみたいですね。」
切ったり切らなかったりしていたので、そこを揃えるように修正する。

ベートーヴェンピアノソナタ31番第1楽章
恒例の暗譜での通し…最後の最後で音はずす。
間違ったり、暗譜が落ちたところはすぐに確認!

問題のアルペジオ…。下降していって最後の左手から右手に受け渡すところで滑るんだそうです。
拍の最初が「ラ」なので、それを聴きながらメトロノームで弾いてみる。なるほど合わせやすい。アクセントは付けないように注意。
速度は♪116で弾くことになりました。きっと、本番ではテンパって♪120くらいになってしまう予感がしますが、その時はまぁ仕方がないという事で…。

左手のアルベルティバスのところの音が汚くて、もっと弱く滑らかに弾くためにゆっくり練習をすることになりました。
結構ゆっくりです。ペダルを入れながら音が綺麗に出ているかを確認しながら弾きます。
この方法でさっきのアルペジオはもちろん、他のアルペジオも練習するようにと…。

ですが、ゆ~っくり速度でじっくり練習することに、ふと、疑問を感じてしまった…私。
kero「こんなにゆっくりで練習して、本当に速く綺麗に弾けるようになるんですか?」何でも質問してしまう私です。
先生「なると思いますよ。耳が慣れてくるから。」
kero「耳!!指じゃないんですか?!」
先生「そうよ~。耳で聴くことが大事なの(^.^)」
そうだったのか(゚д゚)!

その他、低音の和音が動くところの音が汚い…。ペダルが濁らないように意識して弾くと、今度は右手の音がブツッと切れたりする。
ここはレガートペダルで入れること。音を弾いたら少し遅れてペダルを入れることなんだけど、専門用語は初めて知った。
16分音符なので細かく踏み変える必要があり、難しい…。

家に帰って、さっそくゆっくり練習+メトロノームを使ってインテンポで練習してみる。
確かにアルペジオの「ラ」が良く聴こえるようになりました。
レガートペダルは難しい…。
いずれも耳で良く聴いて練習あるのみです。

耳って大事なのね~('ω')

左手だけの練習効果

2018-04-22 18:41:55 | ピアノ奏法
先生よりベートーヴェンピアノソナタ31番第1楽章を「左手だけで舞台に上げるつもりで練習するように。」ということで、1週間ほど毎日最低1回はやりました。
ま、舞台に上げられるかどうかは別にして、左手だけってのもちょっと面白かったので、それなりに丁寧に取り組んだつもり…。
そしたら左の肩から手にかけて、どこにも力みを感じずに楽に弾けていることに気付き…驚き(・∀・)

逆に右の力みが気になって、やけに疲れることに気付く…。
そのことを先生にお伝えしたら「きっと、今まで右手の脱力が十分じゃなかったってことでしょうね。右手は左手より色々やるからどうしてもね。」
今度は右手を意識して練習するようにと…。

今日、ピアノの練習をしてみたら、何と左右両方に力みがあって疲れた…(-_-;)
体調にもよるでしょうが、きっとこの繰り返しで左右の練習は永遠に続くのだと思います。

2018.4.21レッスン…スラー

2018-04-22 11:07:55 | ピアノレッスン
やっと、暖かくなってきました。嬉しい~(^.^)
ピアノ部屋はまだ暖房がいるけど…。

バッハシンフォニア10番
ソプラノを出すように意識して弾いたのですが、もっとテーマを出すこと。
テーマはアルトにもバスにもあります。そして滑らかに途切れないように弾くこと。

先生「だいぶ、3声に慣れてきたんじゃない?」
そうなんです。インベンションからシンフォニアに進んだときは「何て弾きにくいんだ!」って思いました。
2声は単純に2本の手だけで良かったんですが(それでも十分、難しいんだが…)、3つの旋律を弾き分けるには手が足りない。
常に鍵盤に指が張り付いている感じがして、変な力が手や腕に入りがちになる。
1つの声部を押さえながら、テーマを右手と左手で受け渡して交互に弾いたりするので滑らかにならなかったりする。
指使いも手に馴染むまで時間がかかる…などなど。
今は譜読みが出来れば、力みはそれほどなくなりました。(ま、譜読みまでが苦行というのは変わらないんですが…。)
インベンションからずっと続いてきた長い時間をかけたアナリーゼも短くなった。
先生「3声から4声へ進むときはゲッと思う人が多いけど、意外と2声から3声に進む方が難しいと思います。多声に慣れていないから。」

ベートーヴェンピアノソナタ31番第1楽章
まずは暗譜で通して弾く。何とか止まらずに弾き通すことができましたが、まだ焦って余裕がない感じ。
先生「この練習は毎回やりましょう!」あと、1ヵ月で再び本番です…。

「スラー」単純にタ~ラ、タ~ラって弾いていたんですが、「スラーは不等号になる。」
最初、意味が分からんかったけど、ようするにタ~、タ~という感じ。
で、意識して楽譜を見ると、スラーだらけ!!
fの場面でいくらsfが付いている音でもそれがスラーの最後だったら、ガツンという音にはならない。
難しくってどうしても音が強くなってしまう。「鍵盤に入るスピードを少しゆっくりにしてみて。」ん?ガツンとしないけど、音は強調されている感じがする。
どんなに細かいスラーも同様。
歌う所でも「ここ、スラーの最初ね。意識して。」って言われて弾いたら、「やりすぎ、クサいわ~。」て、先生( ;∀;)
難しいわ~(´-ω-`)

その他、左手のアルベルティバスと右手の歌う所がずれ気味なので、無意識に右手で拍を取っちゃってて全然歌えていなかった件。
アルペジオ部分は暗譜になると拍子感が無くなると指摘を受け、滑ってしまう所もあり、均等に弾けていないということで、メトロノームで練習することになった。
楽譜で読めてなかった所…例えばメゾスタッカートが小~っちゃく書かれている所、発見!
ペダルをどうしても濁らせたくない所は浅く細かく踏む、などなど…。

先生の「一つ上に行くために!」の掛け声に奮い立たされているのですが…。

怪我から復帰した錦織君も昨日フルセットで勝って今日、決勝だ!私も諦めないぞ~!錦織、頑張れ!!
(一見関係ないけど、これも私のモチベーションを保つ方法のひとつになっている。)


最年長

2018-04-15 20:20:51 | ピアノ
ここのところ、歳が気になるお年頃…。
教室の発表会で最年長だと分かっていましたが、実際、教室全体ではどうなのか?
kero「先生、生徒さんで私より年上の方は、この教室にいらっしゃるんですか?」ちょっぴり期待を込めて…(^.^)
先生「それは…、いません…('ω')」
え・・・まさかの!?
先生は私より(ちょっとだけ)年下ですし、この教室の中で純粋に最年長者は私なんですね!

「何で!?」これが私の一番の感想と驚きでした。
前記事でもちょっと書きましたが、四捨五入していわゆるアラカンと言われる年齢の人たちが、サークルとかブログとかでも少ないな~と感じていたんです。
ちょっと寂しさを感じます。私ら世代のピアノをやっていた人たちはいったいどこに行ったんだ~?(ピアニストやピアノ講師は除く)

今、、40代、50代前半の人たちは、きっと私くらいの年齢になってもピアノを続けていくだろうと思います。
なので、ピアノ年齢は上がっていくと思いますが、現在、60歳近い、もしくはそれを超えた人たちのピアノ人口はあまり変わらないでしょう。

なぜか?
ピアノが急速にブームになって普及した時期が、実は私の世代の少し後だったということかもしれません。
この時間差がピアノ年齢の差を生んでいるんでしょうか?
と、いうことで今後もこの比率はあまり変わらないという事ですかね…。
気力と健康の問題だったら嫌だな~。何か、淋しいな~(/_;)

私は今年、初めてピティナなどに挑戦しようとしています。
今まで発表会が年に一度の唯一の舞台でした。でも、物足りないと感じ始めて…。
60歳になって新しいことに挑戦するよりも、出来るだけ早い方が良いと思うし、もっと上に行きたい!(あくまでも自分比で…。)
何歳になっても続けていくことで、進化は止まらないというある人の言葉を信じて!

年齢にあがなって還暦を過ぎても色んな舞台で弾きたいです。
将来、ピアノを聴かせるおば~ちゃんが、私の目標です。

2018.4.14レッスン…とにかく左!

2018-04-14 19:53:56 | ピアノレッスン
2週間ぶりのレッスンでした。

バッハシンフォニア10番
左手を柔らかく弾くことが大事と、先生が最初にお手本を弾いてくださいました。
で、真似して最初の2小節くらいは左が単独なので良い感じですが、2声になると途端に余裕が無くなります。
ここはアルトが重要。出来ればアルトだけ暗譜できると良いみたいですが・・・無理(と思います。)
でも、そこがこれからの課題…。無理でも両手合わせて弾いて聴こえるくらいにならないと…。
だって、ベートーヴェンピアノソナタ31番第3楽章を弾くんだもん(*´з`)
ちょこちょこ、シンフォニアで暗譜の練習もしていくことになりました。

ベートーベンピアノソナタ31番第1楽章
暗譜で通して弾きました。止まる…弾きなおす、…が何度か…。
発表会以来、最低1日1回は通して弾いていましたが、やっぱり暗譜が落ちます。
発表会での録音を聴いての反省点のひとつに、何か急いでいる感じがありました。左の伴奏の箇所もまとまらない感じ。
先生「暗譜が落ちそうな所で走っちゃう感じがありましたね~。」

そこで!左手だけの練習。(また来た!)
先生「左手だけで発表会に出せるくらいのつもりで弾いて!」何度もこの言葉を繰り返しおっしゃっていました。
曲が長いので、1度に通しては厳しいので3分割くらいにして練習するようにとのこと。
2ページほど左手だけで弾いてから、両手で合わせたら左の音を意識するように(聴こえるように)なっていてちょっと違いました。
いかに左手の音をなおざりにしていたのか、実感!
ベートーヴェンの後期のソナタは左が特に動くし歌うので、重要なんだそうです。
肝ですね。

ベートーベンピアノソナタ31番第3楽章
譜読みに行き詰っていたので、相談がてら見ていただきました。
冒頭の2ページ、嘆きのアリアを弾いて譜読みの間違い、テンポの取り方を確認。
何となく分かりましたが、今後、仕上げていく時点で相当大変そうだな~という感じ…。

そして、問題のフーガ!
やっぱり各声部に分けて譜読みをしていった方が良いそうです。
あるいは2声ずつ…。3声合わせるのは最後の方でも良いと…。(ま、きっと我慢できないでしょうがね~~(´-ω-`))
今まで音符を追って必死に譜読みしていたんですが、先生に「テーマが大切よ(^.^)」っておっしゃっていただいたら…。
意識していなかったテーマが分かって、本当にカエルの歌になってる!
先生「そうです。カエルはいるんですよ。」
kero「本当だ。カエルはいたんですね!」と、何とも初歩的なことに気付けたのでした~。
このテーマの繰り返しを意識して、各声部に分けてスムーズに弾けることが必要だそうです。

kero「暗譜出来る気がしません…。」と、来年の発表会で無理なら楽譜見よう~気満々でつぶやいたら…。
先生「この曲は暗譜しないで弾くことは絶対に出来ないでしょう!」
kero「!絶対ですか?!」
先生「そうです。見ながら弾くなんて無理ですよ。テンポを上げて(Allegro)この曲を弾くには…。」
えー!(遠い目…(@_@;))

そんな今の私にとっての難曲…。
kero「でも、この曲に対する情熱だけはあるんです!」
先生「だったら、是非、弾いたら良いですよ!」

左手の練習…頑張る。

譜読み…恐るべし第3楽章

2018-04-08 20:29:43 | ピアノ
譜読みは以前から遅い私ですが、最近、ますます遅いと感じます…。歳かな…(-_-;)
前記事で「譜読み三昧!ワクワクする~!」なんて、何のことか分かりません。

とにかく進みません。
バッハシンフォニア10番は、やっと速度ゆ~っくりで何とかレッスンに持っていけそう…。
ですが、ベートーヴェンピアノソナタ31番第3楽章…。
フーガになった途端に訳が分からんくなる。
自分が何弾いてるんだか分からなくなるので、各パートに分けて弾いてから合わせると少しマシになりますが…。
しかし、まだ半分くらいしか譜読みが出来てません。

先生「譜読み出来たら、持ってきてね(^.^)」
譜読みって、どこまでが譜読みっていうんでしょうね。
ある程度ペダル入れて、そこそこ弾けるようになるレベルですか?
そんなのいつの事か?分かりませんよ~。

憧れの第3楽章…嘆き、悲しみの後の歓喜に満ちたクライマックスとフィナーレ!
何度、聴いても痺れるんです。きっと、私も救いを求めているからでしょうかね~。
弾ける喜びと譜読みの苦しみ…。
暗譜なんて出来るんかいな(´-ω-`)


バッハシンフォニア15番

2018-04-07 19:52:56 | バッハ
バッハに限らず、レッスンに上げた曲は弾かなければ、残念なことにあっという間に忘れていきます…。
本当は今まで弾いた曲も残しておきたいところですが、すっかり弾けなくなっている…。どうしよ~かな~(・ω・)
ということで、先日、合格したシンフォニア15番、恥ずかしながら録音してみました。
緊張しました!
本格的な音源アップは初めてなので、弾いているうちに指が冷たくなりました。
ミスタッチは数々あれど、これが今の私の限界かな?と思います。
よろしければ、ど…どうぞ…(-_-;)



恥ずかしい~(/ω\)

2018.3.31レッスン…今後のこと

2018-04-01 19:09:58 | ピアノレッスン
まずは発表会での私のミスについてお聞きしました。
先生が指摘されたミスは、ちょっと迷ってゆっくりになってしまった箇所でした。私の母が感づいた所です。
他にもミスはたくさんあったけど、そこを止まらず先に行くことが大事で、暗譜で弾き通したこともすごく大きいことだと評価していただきました。
まだまだ滑らかに弾くことが出来ず、今後も曲をさらに仕上げていくんですが…、単純に嬉しい~(・∀・)

そして今後のスケジュール。
まずはピティナステップを…。
その次はとある大人のコンクール…。
なぜ最後に「…。」が付くかというと、自分でまだ応募するという実感がわかないからです。
本当に?私、出来るんだろうか?あの緊張感をまた味わうのね…。
もちろん、ベートーベンピアノソナタ31番第1楽章です。
先生「えっと、それだけで良いですか?」
kero「?」
先生「ピティナのコンクールとか(^.^)」
kero「!?私がですか\(◎o◎)/!」
先生「だいたい、同じ時期だから。」
・・・家に持ち帰って良く調べて考えさせていただくことにしました。
あ~、びっくりした。

そして来年の発表会、31番第3楽章になりました!(^^)!
先生「今から譜読みを始めてください。暗譜を含めると間に合わないと思うので。」
わ~い、頑張ります。

今日は久々のツェルニーから(^.^)
ツェルニー50…2番
アルペジオ、肘の動きを自由にすることがポイントだそうです。
左手が硬くて肘もがちがち…。
先生「これが出来るとベートーベンがすごく弾きやすくなるでしょうね。」
次はもう1回?それとも3番?と思っていたら、再びレッスンではやらず、自分でやっておくことに…。
きっとベートーベンを弾くための練習曲っていう位置づけなんでしょうね。

バッハシンフォニア15番
発表会までは時々弾いてましたが、やっぱり後退している感じは否めません。
2~3回、弾いて合格はいただきました('ω')自分としては一応…かな。
次は10番。

先生「ちょっとこういう運動をやってみて。これをやって力を抜くのに良さそうだっていう人がいたのよ。」
椅子に座って膝に手を置く。
両腕をそ~っとつり上げて手の甲を内側にして向かい合わせるようにする。肘は軽く曲げる。
肩から腕の先まで力が抜けていることを確認してから、脇を閉じるようにして膝に手を戻す。
これの繰り返し。(ブログでやり方を書くのは限界がありますね~。)
実は仕事で左肩を痛めていたので、力が抜けず良く分からない。
先生「痛いうちはやらないで、治ったらやってみてください。」

次回、レッスンまで譜読み三昧だ!
ワクワクする(=^・^=)