こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

コロ、退院

2014年06月17日 | 犬との暮らし
マルチーズのコロが、膀胱結石の手術を無事終え、わが家に帰ってきた。首の周りにつけているのは傷口を舐めてしまわないためのカラー。
手術では1センチ大の大きな石が2個とその他小さな石多数を摘出したとのこと。妻がおみやげに持って帰ってきた結石は黒く不整形を呈していた。



コロは八歳。人でいえば五十歳に相当するそうで、不肖コロ健と同い年ということになる。まあ、立派なおっさんである。
娘へのクリスマスプレゼントとして、近所のショッピングモールの一角にあるベットショップで買った。

妻も一緒だったのだが、ショーウィンドウ中からすごい目力で、私だけのことを見ていて、すぐにでも買わされそうになってしまったほどだった。
動物の衝動買いはいけないと、頭を冷やすためいったんは店の外に出て、ほかの店を冷やかしてから戻ってみたら、私たちが店を出る前と同じ目で私のことをじっと見ていた。

結局、その目力に負けて、家に連れ帰ったようなものだった。
その時の光景は今でもよく覚えているし、よく思い出す。

今でも、私をみるコロの目力はけっこうなものだ。



少々気性の荒い犬だったが、2年ほど前から、抱かれることを嫌がるようになった。特にお腹が嫌だったようだ。近所の獣医さんに連れて行ったら、結石が見つかった
結石ができにくいペットフードを買い求めてやっていた。
だが、ある日血尿が出るに及んで、戸塚にある大きな病院に連れて行った。

画像診断で、数個の膀胱結石が見つかって、腹腔鏡手術で摘出することになった。開腹手術よりも回復が早いらしい。犬の場合、傷口を舐めてしまうので、それに対しても都合がいい。
さらにわが家にはフラットコーテッドレトリバーのナイトがいるので、コロの傷口を舐めてしまう心配もあるので、傷口は小さいほうがいい。



犬には多種の尿路結石ができやすいようで、ネットで調べたらいろいろ解る。今回、手術で摘出したが、油断すると、またすぐできてしまうこともあるようだ。

シニア犬となったコロにはこの先、食事療法でオシッコをよく出させて、結石ができにくいようにしなければいけない。これは人間とても同じである。


抜糸は来週
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です! (リディア)
2014-06-19 19:09:27
コロちゃん、退院おめでとうございます!
犬にも、結石あるんですね。
抱っこは、痛みがあったんでしょうね!
再発しない様に、祈っております!
でも、予防法は、人間と同じですかぁ?
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