こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

いくつになっても、発表は・・・

2013年04月29日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
さすがに学会の準備が間に合わなくなってきた。
朝のうちに、フラットコーテッドレトリバーのナイトの散歩を済ませて、今日も大混雑の鎌倉を朝のうちに脱出して病院に向かった。
それにしても、9時半と言うのに鎌倉駅は大混雑で驚いた。
下車してくる人をよけてホームに上るのは一苦労だった。

のんびり歩いて、昼前には病院についた。残っていた診断をして、さあ、学会の準備に取りかかろう、と思った瞬間、首が痛くなって動かなくなった。これがホントの首が回らないと言う状態だ。

まいった。

最近、腰痛とか、肩こりの原因としてストレスが注目されているが、まさしく今のコロ健がそう。
この、首の痛さはまさしくプレッシャー以外のなにものでもない。

今度の学会は、臨床系の学会で、病理診断のコメンテーター。
コメントのポイントは、
「ある遺伝子異常がわかっている疾患で、このような病理所見があったのだが、その鑑別はどのようにすればいいか」
というもので、非特異的病変をどのように説明するかという、とてもややこしい症例の病理診断解説である。

で、これをどう解釈していくかということなのだが、難しい。

今回は、簡単に起承転結形式で話を作ることにした。

起・・・臨床経過と症例の問題点。なんで、病理に相談したのか。
承・・・病理所見
転・・・文献考察
結・・・考察・結語

って、いつもと同じじゃないか。

と思ったのだが、初心に帰って、このようにしてスライドを作ってみるのもなかなか面白い。

などというようなことをやっていたら、いつの間にか首が動くようになっていた。

まずは、明後日、教室の先輩相手に予演会を開いてご意見をいただくことにする。
いくつになっても、いつまでたっても発表というのは、大変で、苦手だ。
一つ間違えると、首が回らなくなるのも仕方ない。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (きらきら星)
2013-04-30 18:52:52
この時期とお正月は鎌倉駅は大混雑。若いころ、お正月の当直明けの時は鎌倉駅で降りづ、逗子駅まで行きバスに乗っていました。
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世界遺産を目指しているなら (コロ健 to きらきら星さん)
2013-04-30 22:33:02
それほどの意気込みなら、JRも江ノ電も京急も駅の抜本的改良を考えて欲しいのですが。本気ではないのでしょう。まあ、そちらの方が、いいような気もします。
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