こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

大人になったから買えたおみやげ

2017年06月05日 | 家族のこと

先日、20歳になった娘が、『帰りがけに何か買って帰ろうか?とくにないのなら、お酒でも買って帰ろうか?。』

と、妻にラインしてきた。

『では、お願い』、と返事をして買ってきてくれたのが、発泡酒6本セット。人生初のアルコール購入だ。

妻に言われて、初めはなんのことだかわからなかったのだけど、私もさすがにすぐに気がついた。

娘が気を利かせて買って来てくれたものだと思うと、余計に美味しい。

息子もまじえての夕食時。この話になったら、「20歳になって、なにか変わるのかな?」と聞いてきた。

昔は、「酒、タバコ」だったが、二人とも今やあえてタバコを始めようという気は無いようなので、20歳になって変わることは飲酒できるようになるということだけだ。選挙権も、娘の世代からは18歳からある。

若い頃というのは、少しでも早く大人の仲間に入りたくて、酒を飲んでタバコを吸うことが、背伸びの象徴だった。でも、今やタバコは匂いが臭くて、ダサい。それに、タバコを吸うということはニコチン中毒者がニコチンを補給する、本人だけのためのものだということが明らかだ。酒は、味覚が未熟な若い人にはそう美味しいものでは無い。ある程度歳をとって、酔いたくならなければ不必要だ。

そう考えると、大人になって得ることなんて社会的責任だけで、他にいいことなんてたいしてない。

よく働き、よく食べて、よく飲んで、よく寝る。でも、働きすぎも、食べ過ぎも、飲み過ぎもほどほどにしないと、体を壊す。かといって寝てばかりでは稼ぎが足りなくなってしまう。

まあ、急いで大人になる必要のないことは確かだろう。

お土産も買える

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