参院選挙当日の朝に、朝日新聞を見て目を疑った。
私はテレビ欄のある後ろから新聞を読む習慣がある。
まず１６面に安倍首相の顔がでかでかと載る「自民党」の広告が目に飛び込んできた。
選挙当日は、たとえ選挙関連の記事に「いいね！」しただけでも
選挙違反になると聞いていた。 それなのに、こんなにでかでかと政党の広告を
出すのは公職選挙法違反なのではないのか？ 私は法律のことは分らない。
だが私の中では、完全にアウト！だ。
更に新聞を見ていくと３面に、幻冬舎から出版される山口敬之（のりゆき）著
『総理』という本の広告が、これまたでかでかと載っていた。
まるで映画スターのように自己陶酔してポーズを取り（あくまでも私感です）、
電話を片手に腕を組む安倍首相の写真と、次のコピーが並んでいた。
「政権を担う者の苦悩。 白熱の応酬。濃厚な人間ドラマ。 日本の未来を決める
数々の問題に 決断はどのように 下されるのか？」
この自己陶酔型のキャッチコピーは、まるで過去の著名な政治家の伝記広告のようだ。
選挙当日に合わせるように、自らの本の大広告を載せるあざとさ！
そしてこんなことが許される国は、「まるで北朝鮮のようだ！」、と私は感じた。
新聞が安倍晋三に乗っ取られたように感じた。 このことはメディアで取り上げられる
ことなく、ツイッターやフェイスブックで 少し話題になっただけである。
それにしても、朝日新聞は選挙当日の自民党の広告を拒否できなかったのか？
どの新聞が載せて、どの新聞が載せなかったのか、是非、知りたいものである。
今回のことからしても、安倍首相は、「憲法改正」という悲願を達成するためには、
どんなことでもする。どんな手をも使う。実現不可能なことでも平気で言う。
どんな嘘もつく。 どんな誹謗中傷もする。そして自分に不利なことはことごとく排除する。
まさに命をかけているとしか、私には思えない。
こんなモンスター（あくまでも私感です）のような人に立ち向かっていたのかと、
改めてがく然とする。 命がけで迫ってくる人に対して、理路整然と「理」で闘っても
かなわないのではないだろうか？
どんな言葉も彼には通じない……という絶望感が、今の私にはある。
昨日のテレビでSEALDｓの方が、全国にたくさんの種を蒔いた、と言っていた。
これから教育の分野への締め付けが更に厳しくなると思いますが、
その種がしっかり育っていくことを願っています。
国民がもっといろいろなことを知って、賢くならない限り、
命がけのモンスターを倒すことは不可能なのではないだろうか？
ここ数年にわたって、新聞・テレビ・雑誌・市民団体・ブログ・ツイッター・
フェイスブック・・・などから、様々な情報を引用させて頂き、リンクさせて頂きました。
殆どが許可を得ずにしたことをお許しください。
そしてたくさんの情報をありがとうございました。
特にSEALDｓの方々には、たくさん教えて頂き、元気をいっぱいもらいました。
これからもお元気で、いろいろな分野でのご活躍を、陰ながら応援しています。
怒りを持ち続けることは精神的にもしんどいことで、はっきり言って疲れます。
しばらくはブログをお休みさせて頂きます。
これまでお読みくださり、ありがとうございました。 （２０１６年７月１１日 記）
追記１
（1294）「国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<1>
7月11日 日刊ゲンダイ DIGITAL」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185450/1
（1295）「安倍自民党の違法広告は今朝の新聞だけじゃない！
テレビ局にも“誇大政党CM”をゴリ押し！ 弁護士を使って圧力も
7月10日 LITERA」
http://lite-ra.com/2016/07/post-2407.html
追記２ 【羊になってはいけない！】より再度、載せます。
（1183）「年金運用発表「先延ばしは政権の隠蔽体質」共産・小池氏 6月13日
朝日新聞デジタル」
http://www.asahi.com/articles/ASJ6F5R31J6FUTFK00Q.html
●都合の悪いことは、選挙の後に
その１
これまでは、ＧＰＩＦ（年金積立金管理運用独立行政法人）による公的年金積立金の
運用成績の 結果は、遅くても７月初めにはだいたい発表された。
それが今年は７月２９日という。
ここにきての株安で、私たちの年金はいくら目減りしてしまったのだろう。
全ては、選挙の後に！
（1184）「暮らしは、財源は 消費増税延期 6月1日 朝日新聞デジタル」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12386480.html?_requesturl=articles%2FDA3S12386480.html&rm=150
●都合の悪いことは、選挙の後に
その２ 消費税増税延期で、予定していた社会保障政策の一部を
止めざるを得なくなった。
どこをカットするのかは、選挙の後に！
（1185）「2016参院選与党、改憲の争点化回避 選挙後浮上を野党警戒
6月12日 日本経済新聞」
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS11H0V_R10C16A6PE8000/
●都合の悪いことは、選挙の後に
その３ 憲法改正は選挙の争点にはせず、
改憲とその中身は、選挙の後にドドドッと！
（1186）「自衛隊派遣８カ月延長へ 2月4日 産経ニュース」
http://www.sankei.com/politics/news/160204/plt1602040016-n1.html
●都合の悪いことは、選挙の後に
その４ 記事の一部を引用させて頂きます。
「安保関連法では、自衛隊員が武装集団に襲われた国連要員らを救出する
『駆け付け警護』 任務などが可能となる。
ただ安倍政権は夏の参院選への影響を避けるため、
新任務の適用を秋以降に先送りする方針だ」
新任務の適用は、選挙の後に！
（1187）「“口利きワイロ”調査先送り 甘利氏すまし顔で『政界復帰』
6月7日 日刊ゲンダイ DIGITAL」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/182984/1
●都合の悪いことは、選挙の後に
その５ 舛添問題で隠蔽された感のある甘利問題。
説明責任を果たさないまま、政界復帰は、
選挙の後に！
なんでも睡眠障害の治療のためにも、主治医が政界復帰を勧めたとか・・・唖然！
（1188）「五輪招致疑惑、ＪＯＣ調査初会合 ２億円の違法性調査へ
5月26日 朝日新聞デジタル」
http://www.asahi.com/articles/ASJ5V36D9J5VUTQP00P.html
●都合の悪いことは、選挙の後に
その６ 舛添問題で影をひそめた「五輪招致疑惑」。
甘利問題といい、メディアの怠慢ではないだろうか？ それとも報道できない理由でも？ 「調査期限は未定」だという。
五輪招致疑惑解明も、選挙の後に！
その他に、ＴＰＰ問題も控えています。 （２０１６年７月１３日 記）
追記３ ●選挙の後には 一部の人にだけ、
ご馳走の大盤振る舞いが用意されています。
景気対策のための財政出動、 総額１０兆円超！
これでは選挙運動にも力が入るわけだ！ 海外からのクルーズ船受け入れのための港湾整備、 農林水産物の輸出基地建設、リニア新幹線や整備新幹線の建設前倒し……
どれだけの人が使うんじゃい！ 孫のその孫の、そのまた孫のクレジットカードを
借りてまで！ （２０１６年７月１４日 記）
私はテレビ欄のある後ろから新聞を読む習慣がある。
まず１６面に安倍首相の顔がでかでかと載る「自民党」の広告が目に飛び込んできた。
選挙当日は、たとえ選挙関連の記事に「いいね！」しただけでも
選挙違反になると聞いていた。 それなのに、こんなにでかでかと政党の広告を
出すのは公職選挙法違反なのではないのか？ 私は法律のことは分らない。
だが私の中では、完全にアウト！だ。
更に新聞を見ていくと３面に、幻冬舎から出版される山口敬之（のりゆき）著
『総理』という本の広告が、これまたでかでかと載っていた。
まるで映画スターのように自己陶酔してポーズを取り（あくまでも私感です）、
電話を片手に腕を組む安倍首相の写真と、次のコピーが並んでいた。
「政権を担う者の苦悩。 白熱の応酬。濃厚な人間ドラマ。 日本の未来を決める
数々の問題に 決断はどのように 下されるのか？」
この自己陶酔型のキャッチコピーは、まるで過去の著名な政治家の伝記広告のようだ。
選挙当日に合わせるように、自らの本の大広告を載せるあざとさ！
そしてこんなことが許される国は、「まるで北朝鮮のようだ！」、と私は感じた。
新聞が安倍晋三に乗っ取られたように感じた。 このことはメディアで取り上げられる
ことなく、ツイッターやフェイスブックで 少し話題になっただけである。
それにしても、朝日新聞は選挙当日の自民党の広告を拒否できなかったのか？
どの新聞が載せて、どの新聞が載せなかったのか、是非、知りたいものである。
今回のことからしても、安倍首相は、「憲法改正」という悲願を達成するためには、
どんなことでもする。どんな手をも使う。実現不可能なことでも平気で言う。
どんな嘘もつく。 どんな誹謗中傷もする。そして自分に不利なことはことごとく排除する。
まさに命をかけているとしか、私には思えない。
こんなモンスター（あくまでも私感です）のような人に立ち向かっていたのかと、
改めてがく然とする。 命がけで迫ってくる人に対して、理路整然と「理」で闘っても
かなわないのではないだろうか？
どんな言葉も彼には通じない……という絶望感が、今の私にはある。
昨日のテレビでSEALDｓの方が、全国にたくさんの種を蒔いた、と言っていた。
これから教育の分野への締め付けが更に厳しくなると思いますが、
その種がしっかり育っていくことを願っています。
国民がもっといろいろなことを知って、賢くならない限り、
命がけのモンスターを倒すことは不可能なのではないだろうか？
ここ数年にわたって、新聞・テレビ・雑誌・市民団体・ブログ・ツイッター・
フェイスブック・・・などから、様々な情報を引用させて頂き、リンクさせて頂きました。
殆どが許可を得ずにしたことをお許しください。
そしてたくさんの情報をありがとうございました。
特にSEALDｓの方々には、たくさん教えて頂き、元気をいっぱいもらいました。
これからもお元気で、いろいろな分野でのご活躍を、陰ながら応援しています。
怒りを持ち続けることは精神的にもしんどいことで、はっきり言って疲れます。
しばらくはブログをお休みさせて頂きます。
これまでお読みくださり、ありがとうございました。 （２０１６年７月１１日 記）
追記１
（1294）「国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<1>
7月11日 日刊ゲンダイ DIGITAL」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185450/1
（1295）「安倍自民党の違法広告は今朝の新聞だけじゃない！
テレビ局にも“誇大政党CM”をゴリ押し！ 弁護士を使って圧力も
7月10日 LITERA」
http://lite-ra.com/2016/07/post-2407.html
追記２ 【羊になってはいけない！】より再度、載せます。
（1183）「年金運用発表「先延ばしは政権の隠蔽体質」共産・小池氏 6月13日
朝日新聞デジタル」
http://www.asahi.com/articles/ASJ6F5R31J6FUTFK00Q.html
●都合の悪いことは、選挙の後に
その１
これまでは、ＧＰＩＦ（年金積立金管理運用独立行政法人）による公的年金積立金の
運用成績の 結果は、遅くても７月初めにはだいたい発表された。
それが今年は７月２９日という。
ここにきての株安で、私たちの年金はいくら目減りしてしまったのだろう。
全ては、選挙の後に！
（1184）「暮らしは、財源は 消費増税延期 6月1日 朝日新聞デジタル」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12386480.html?_requesturl=articles%2FDA3S12386480.html&rm=150
●都合の悪いことは、選挙の後に
その２ 消費税増税延期で、予定していた社会保障政策の一部を
止めざるを得なくなった。
どこをカットするのかは、選挙の後に！
（1185）「2016参院選与党、改憲の争点化回避 選挙後浮上を野党警戒
6月12日 日本経済新聞」
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS11H0V_R10C16A6PE8000/
●都合の悪いことは、選挙の後に
その３ 憲法改正は選挙の争点にはせず、
改憲とその中身は、選挙の後にドドドッと！
（1186）「自衛隊派遣８カ月延長へ 2月4日 産経ニュース」
http://www.sankei.com/politics/news/160204/plt1602040016-n1.html
●都合の悪いことは、選挙の後に
その４ 記事の一部を引用させて頂きます。
「安保関連法では、自衛隊員が武装集団に襲われた国連要員らを救出する
『駆け付け警護』 任務などが可能となる。
ただ安倍政権は夏の参院選への影響を避けるため、
新任務の適用を秋以降に先送りする方針だ」
新任務の適用は、選挙の後に！
（1187）「“口利きワイロ”調査先送り 甘利氏すまし顔で『政界復帰』
6月7日 日刊ゲンダイ DIGITAL」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/182984/1
●都合の悪いことは、選挙の後に
その５ 舛添問題で隠蔽された感のある甘利問題。
説明責任を果たさないまま、政界復帰は、
選挙の後に！
なんでも睡眠障害の治療のためにも、主治医が政界復帰を勧めたとか・・・唖然！
（1188）「五輪招致疑惑、ＪＯＣ調査初会合 ２億円の違法性調査へ
5月26日 朝日新聞デジタル」
http://www.asahi.com/articles/ASJ5V36D9J5VUTQP00P.html
●都合の悪いことは、選挙の後に
その６ 舛添問題で影をひそめた「五輪招致疑惑」。
甘利問題といい、メディアの怠慢ではないだろうか？ それとも報道できない理由でも？ 「調査期限は未定」だという。
五輪招致疑惑解明も、選挙の後に！
その他に、ＴＰＰ問題も控えています。 （２０１６年７月１３日 記）
追記３ ●選挙の後には 一部の人にだけ、
ご馳走の大盤振る舞いが用意されています。
景気対策のための財政出動、 総額１０兆円超！
これでは選挙運動にも力が入るわけだ！ 海外からのクルーズ船受け入れのための港湾整備、 農林水産物の輸出基地建設、リニア新幹線や整備新幹線の建設前倒し……
どれだけの人が使うんじゃい！ 孫のその孫の、そのまた孫のクレジットカードを
借りてまで！ （２０１６年７月１４日 記）
