今日のうた

思いつくままに書いています

死してもその罪を滅ぼすことは出来ない

2015-09-16 15:26:57 | ②一市民運動
政治家とは、国の政(まつりごと)を行う者である。
国民のこれからの生活や命がかかっているということを、自覚して欲しい。
目先の利益やしがらみに捉われることなく、国家百年の大計を誤らぬよう、
自らの意思で決定して欲しいと、切に願います。

2015年9月15日、中央公聴会における奥田愛基さんの意見陳述の言葉、
そして、9月13日のサンデーモーニングで取り上げた
斎藤隆夫とバーバラ・リーの言葉を、政治家は肝に銘じて欲しい。

(1)奥田愛基(あき)

  「どうか、どうか政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、
   派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の『個』であってください。
   自分の信じる正しさに向かい、勇気を持って孤独に思考し、判断し、行動してください。
   みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります。政治家になった動機は
   人それぞれ様々あるでしょうが、どうか、政治家とはどうあるべきなのかを考え、
   この国の民の意見を聞いてください」

(2)斎藤隆夫の反軍演説
  (1940年、日中戦争に反対し、軍国主義や軍部におもねる政治家の姿勢を
   徹底批判した政治家。軍の猛反発に遭い、議員除名される。)

  「ただいたずらに
   聖戦の美名に隠れて
   国民的犠牲を閑却(なおざりにすること)し
   曰(いわ)く国際正義 (中略)
   曰く世界の平和
   かくのごとき雲を掴(つか)むような
   文字を並べたてて (中略)
   国家百年の大計を誤るような
   ことがありましたならば
   現在の政治家は死しても
   その罪を滅ぼすことは出来ない」

(3)バーバラ・リー(9・11直後の2001年9月14日、ブッシュ大統領に
   武力行使を認める決議の採決がされる。賛成420。反対1。
   ただ一人、反対票を投じたのがバーバラ・リー民主党議員である。

  「誰かが言わなければなりません
   我々がしようとしていることの意味を
   歯止めがきかなくなる前に考えようと」         (敬称略)

※安保法案を今国会で成立させる。
   JNN――反対61% 賛成30%
    毎日――反対63% 賛成25%
    読売――反対64% 賛成26%


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