荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ドラマの巻、むたび。

2016年03月22日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




そろそろ春の到来

そんな季節に伴い、各ドラマが終了を迎えております。

今回は、そのレビューを。



ナオミとカナコ

今期、地上波で唯一観ていたドラマ。

いまだ奥田英朗の原作を読むに至っていないのが、とても残念であります。

結局、ナオミとカナコは逃げおおせたのか、それとも逮捕されたのか…。

確かに中途半端な終了劇ではありますが、地上波である以上このテの“逃げ”は仕方ないかな。

それだけに原作の終わり方が気になります。

それにしても、やっぱりダメだったのが吉田羊。

吉田羊がナオミとカナコを執拗に追いつめるんですが、その行動理念は『たったひとりの弟が失踪した真相を知りたい』というモノであるべき。

しかしながら吉田羊のお芝居には、そういった行動理念が感じられないんです。

あくまで猟犬の如く『ナオミとカナコを追いつめる』事しか感じられない。

原作通りのキャラクター布陣でしょうが、ココは吉田羊を刑事にした方が良かったんじゃないかな。

う~ん。今一度、BSスカパー!とかWOWOWでドラマ化して、しっかり最後迄描きって欲しいモノです。

最終回視聴率は6.8%。



相棒season14

最終回視聴率は15.8%。

まずまずの数字ですね。

冠城くんは法務省に戻るのかな~なんて思っていたら、なんと警視庁に天下り。

実際にそんな人事あんのかな。

法務省キャリアが警視庁入りって事は準キャリ扱いかも。

いずれにせよ、警察学校からやり直しです。

どういうファストパスがあるかは分かりませんが、season15でデカになるのは早過ぎでしょうな。

一方で鑑識の米沢くんは警察学校の教官に。

なるほど、相棒らしいヒネリです。

あと、そろそろ捜一にも、ひとり入れて欲しいなぁ。

萩原聖人あたりはどうですかね。

ま、今年の秋が待ち遠しいってものです。



『どんな冬もいつか終わる。そして、春は必ずやって来る』ハル・ボーランド(米国の作家・1900~1993)


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