そろそろ春の到来
そんな季節に伴い、各ドラマが終了を迎えております。
今回は、そのレビューを。
ナオミとカナコ
今期、地上波で唯一観ていたドラマ。
いまだ奥田英朗の原作を読むに至っていないのが、とても残念であります。
結局、ナオミとカナコは逃げおおせたのか、それとも逮捕されたのか…。
確かに中途半端な終了劇ではありますが、地上波である以上このテの“逃げ”は仕方ないかな。
それだけに原作の終わり方が気になります。
それにしても、やっぱりダメだったのが吉田羊。
吉田羊がナオミとカナコを執拗に追いつめるんですが、その行動理念は『たったひとりの弟が失踪した真相を知りたい』というモノであるべき。
しかしながら吉田羊のお芝居には、そういった行動理念が感じられないんです。
あくまで猟犬の如く『ナオミとカナコを追いつめる』事しか感じられない。
原作通りのキャラクター布陣でしょうが、ココは吉田羊を刑事にした方が良かったんじゃないかな。
う~ん。今一度、BSスカパー!とかWOWOWでドラマ化して、しっかり最後迄描きって欲しいモノです。
最終回視聴率は6.8%。
相棒season14
最終回視聴率は15.8%。
まずまずの数字ですね。
冠城くんは法務省に戻るのかな~なんて思っていたら、なんと警視庁に天下り。
実際にそんな人事あんのかな。
法務省キャリアが警視庁入りって事は準キャリ扱いかも。
いずれにせよ、警察学校からやり直しです。
どういうファストパスがあるかは分かりませんが、season15でデカになるのは早過ぎでしょうな。
一方で鑑識の米沢くんは警察学校の教官に。
なるほど、相棒らしいヒネリです。
あと、そろそろ捜一にも、ひとり入れて欲しいなぁ。
萩原聖人あたりはどうですかね。
ま、今年の秋が待ち遠しいってものです。
『どんな冬もいつか終わる。そして、春は必ずやって来る』ハル・ボーランド(米国の作家・1900~1993)