荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

珍味の巻。

2017年02月04日 | 妥協なき生活に極上の飲食を




*今回は、2012年に別んトコで書いていたブログに加筆・修正したモノをお送りします。



僕は“20世紀の大発明”カツカレーやハンバーガーが好きでして、いわゆる珍味というモノに興味がほとんどありません。

からすみ・松茸・フカヒレにも、世界の三大珍味といわれるトリュフ・フォアグラ・キャビアにも、ほとんど興味がない。

まぁ、『キャビアは食べても良いかなぁ』とは思いますが。

それも、ちょこっとではなくガッツリ食べられたら、というのが前提ですが。



僕自身の結婚披露宴では、これら三大珍味を揃い踏みさせました。

江戸っ子なので、この辺はとっても見栄っ張り。

そんな、興味はなくとも珍味をありがたがる僕ですが、一方で珍味をありがたがるヤツが嫌い、という一面もあります。

『グルメぶりやがって』と、毒づきたくなるのですな。

そういうヤツに限って

『牛丼はやっぱり吉野家』

だの

『ハンバーガーはやっぱりモス』

だの

『つけ麺はやっぱり大勝軒』

だのと、B級を語り出します。

『本当に味、分かんのかぁ?』と、ふたたび毒づきたくなるのですな。

グルメぶるなら

『フレンチはやっぱりタイユヴァン』

位語って頂きたいモノであります。



B級語りのグルメ野郎なんぞ、どうせ一生に一度もタイユヴァンにゃ行けないでしょうが。

ちなみに、僕は来世でも行きません。



『権威に弱い、というのは、教養や教育とはあまり関係ないようだ。私の知っているいわゆる食通には、店の名前で食べている男が何人かいる』吉行淳之介(ニッポンの小説家・1924~1994)

過去の関連記事。
食の巻。
食の巻、ふたたび。
食の巻、みたび。
食の巻、よたび。
食の巻、いつたび。
食の巻、むたび。
食の巻、ななたび。
食の巻、やたび。
食の巻、ここたび。
カツカレーの巻。
マックの巻。
ラーメンの巻。
ラーメンの巻、ふたたび。
ラーメンの巻、みたび。


最新の画像もっと見る